【書評】欧文書体のつくり方

2020.05.08

欧文書体のつくり方

久しぶりの書評です。そもそも、本を読む時間をちゃんと取れていなかったので読書自体も久しぶりでしたが、読んで良かったと思える本ですので、ご紹介させていただきます。
2020/5/20発売になる本ですが、出版社であるBook&Designさんに確認し、許可を頂いて書評を書かせて頂いております。
ちなみに先行発売していますので、すぐ欲しい方はBook&Designさんへどうぞ。

この本は、書体デザイナーの小林章さんが書かれた本で、「欧文書体―その背景と使い方 (新デザインガイド)」「欧文書体 2 定番書体と演出法 (タイポグラフィの基本BOOK)」という、シリーズ化された本の第三弾という立ち位置の本です(出版社が1,2と異なるので、正式なシリーズではないかも)。

僕は上の2冊とも読んでいて、というかこの本達(小林章さん)に書体について教わったと言っても過言ではないくらいお世話になっておりまして、その続編という事で読まない訳はございません。今回も学ばせて頂きました。

今回は「欧文書体のつくり方」という事で、書体を作る視点からの解説がメインとなっています。しかし、だからと言って書体を作る予定のない人は読む必要がないか?というとそんな事はありません。自分も書体を作る予定は一切ございません(読んで作りたくなりました)が、大変勉強になりました。

文字の調整ポイントがわかる

普段デザイナーとしてフォントを選び使用していて、ふと「この調整は正しいんだろうか?」と思うことは多々あると思いますが、書体を作った方の視点を知る事で解決できる事は沢山あります。

幼稚な例で恐縮なのですが、例えば文字組をした時に「この文字だけ、頭が少し出っ張っているな」とか、気になり出してガイドに合わせて高さを調整したりした経験ってないですか?ガイドに合わせたはずなのに違和感が増した上に、「ガイドに揃っているからこれで正しいはずだ」なんて信じ込もうとしてしまったり。

僕は、こんな基本的な事も知らずに、自己流でここまでやってきた人間なのですが、この本を読めばそんな苦労はしなくても良かったなぁ。。と思います。もちろん考えた時間は全くの無駄ではないのですが、そのリソースを他の事に使ったらもっと効率が良かった事は言うまでもなく(遠い目)。

ま まぁ、僕の話はいいとして、誰しも苦労する字詰めのポイント等、役に立つ情報が図入りで、分かりやすく書いている事もとても助かります。

デザイン全体のクオリティーアップに

フォントを好き嫌いだけでなく、「なぜこのフォントが良いのか」という文字の見かたのポイントを多く知る事は、デザイナーとしての幅に繋がり、デザインそのものに大きく関わってくる部分だと思います。
また、クライアントさんに「何故このフォントを選んだか」というのが説明出来るかどうかも、すごく成果に繋がる部分ですよね。

そして、文字を作る上で必要な錯視の調整方法だったり、細かい曲線の調整は、デザインのレイアウト・細かい調整方法に応用できる部分です。それで思い出したのですが、Appleの作る角丸なんかも、書体作りのような細かい部分の調整ですね。

そして何よりも、文字を作る大変さがわかる事で、文字を大切に扱うことにも繋がりますので、デザイン全体のクオリティーアップにも繋がると思います。

さてさて、ざっくりとしたご紹介になりましたが、このへんで終わりにしたいと思います。
前述の通り僕はこの本の著者である小林章さんの本を通じ、フォントの扱いを覚えてきましたので、小林章さんは僕にとって先生のような存在です(お会いした事はないですが)。
素晴らしい書体を作る傍ら、このような本を出してくださる事に感謝しつつ、もっとたくさんの方に読んで頂けるように紹介させて頂きました。

フォントを作りたい方は勿論ですが、フォントを上手に扱いたい方、単純にフォントが大好き!という方にもおすすめです。

Stay Home! “秀英にじみ明朝”

2020.05.01

2020年5月

コロナ禍の影響がますます広がりを見せています。「自粛要請」という言葉は変わりませんが、その度合いが強まり、それに伴って世間の目も厳しくなっているように感じています。

自粛している人が自粛していない人を責めたり、逆に自粛に反対している人が自粛しようとする人を馬鹿にしたり。ネットニュースやSNSを見ていると、そんな事が目に飛び込んで来る事が増え、否が応でも考えさせられます。

「こういう時に、その人の素の部分が出るんだな」と思ったりしますが、勿論思わず文句が出ちゃう状況というのはあって、それぞれの立場にならないと分からないことも沢山ありますね。

自粛要請の影響が出やすい職種や、そうでない職種というものがあったりします。実際にお金がないのに「仕事を休め」と言われたらと想像すると、本当に絶望しかありませんし、そうなると「どの死に方を選ぶか?」という状況になってきます。

そういう事を考えていると、「まぁまぁポジティブにやろうよ」なんて気軽には言えなくなってきます。ほんとに。
僕が言えることは「なんとか生きよう」というくらいの事になってしまいます。かつて自分が自分の人生に絶望をしていた時期があったのですが、今振り返ると、“その経験があったからこそ、今やれている”という事をよく思います。

辛い時期に、もがいてもがいて生き残った経験というのは、本当に貴重なものだという事です。
とにかく生き残りましょうね。

今月の稼働率

今月の稼働率です。
稼働率は、月の稼働日数(今月だと18日)×8時間を100%として、その月に決まっている合計工数を割る事で算出しています。参考程度に考えてください。大体150%を超えると、少し慌ただしくなってくる感じです。

今月の稼働率は、先月から微増の100%程度となっていますが、いつもよりもお問い合わせは多いので、この先慌ただしくなりそうな予感もございます。今のところは落ち着いて仕事をしていますので、なんなりとご相談ください。

今月のFONT紹介は“秀英にじみ明朝”

フォント紹介と言うと偉そうなんですが、自分の勉強の為に毎月書かせて頂いています。意見も個人的な意見となりますが、良かったら読んでみて下さい。

久しぶりの日本語書体は“秀英にじみ明朝”です。
名前の通り、にじみの表現が最大の特徴の書体です。 この書体は元を辿ると“秀英明朝”と言う書体で、日本語書体としては大変歴史が古く、活字時代から100年以上前から続いて改良され続け今に至る書体です。

見てみましょう。

秀英にじみ明朝

秀英にじみ明朝

秀英明朝 L(元のフォント)

秀英明朝

並べて見ると、骨格は同じなのにだいぶ印象が違う事が分かりますね。
以前ご紹介した“A1明朝”も墨だまりの表現がされていますが、更に強いにじみの表現がされていて、紙に印刷した雰囲気を感じさせてくれます。

仮名がコンパクトで、漢字とのコントラストがはっきりしていて、本文で使用するのに適したバランスになっています。
なので、本文にさりげなく使用するのが正しい使用方法じゃないかと思いますが、大きく使うとホラーっぽくなりますので、それを狙って使うのもありかもしれません。(作者の意図ではないとは思いますが)

素直にアナログ感のある優しい雰囲気や、暖かみを出したい時にすごくいい働きをしてくれる書体だと思います。

アルファベットも見てみましょう。

秀英明朝体 アルファベット

ローマン体で、雰囲気も合っていると思います。細かい部分は気になる部分もありますが、わざわざこの書体を欧文書体用に選ぶ必要はないので、必要十分という所だと思いますし、むしろレトロ感が出て良い部分と捉える事もできます。

方向性がはっきりしていて「いつでも使える」という書体ではありませんが、こう言う表現のバリエーションが用意されているというのは、使う側としてとてもありがたい事です。

さてさて、今月はこのへんで。
思えば、GWなんだよなぁ。例年だと僕の住んでいるあたりでは大きなお祭りが開催される時期です。
寂しい感じもしますが、静かなGWの方が珍しいので、それを楽しむことにします。
皆様もそれぞれのGWを楽しんでくださいー。

簡単ではない“FUTURA”

2020.04.01

2020年4月

世界ではショッキングなニュースが続々と届き続け、国内も自粛要請に揺れ続けています。
オリンピックは延期となりましたが、コロナウィルスの先行きの不透明感に反してすぐに「2020年の7月23日に開催します」と発表され、違和感を感じずにはいられませんでしたが、「本当に開催できたらいいな」と、願いとも取れる受け止め方ぐらいしか出来ませんでした。。

そう。世界は冗談にならないくらい暗く沈んでいます。誰も先が読めない状況です。
でも、考えてみると、先を読める状況の方が実は少ないですし、大抵はなんとかなってきたのです。

もちろん、ウィルスを甘く見てはいけないのですが、現代の医学であれば克服できない病気じゃないと信じています。
でも、今、一番怖いと思うのが、人同士がいがみ合うことです。
自粛要請という幅のある解釈を巡って争ったり(両論存在することが当たり前なのです)、特定の国に対して非難の言葉を浴びせたりしているのを見聞きすると、悲しいですね。

こういう時こそ、自分を見つめ直す良いチャンスです。普段は出来ない勉強をしたり、この先の事を考えてみるのも良いと思います。
季節は春です。燕が新しく巣を作り始めたり、山では新緑が眩しく生命力に溢れ始めるのです。

気休めかもしれませんが、少しでも明るくなれる事を考えたり、自分の好きな事をしたりして、乗り切りましょう!ちなみに僕は、最近ムシャクシャするとドライフルーツのみかんをムシャムシャ食べています。※アフィリエイトリンクです。何故ならお金が欲しいから。とても美味しいですが、甘いので食べ過ぎると太りそうです。

今月の稼働率

今月の稼働率です。
稼働率は、月の稼働日数(今月だと21日)×8時間を100%として、その月に決まっている合計工数を割る事で算出しています。参考程度に考えてください。大体150%を超えると、少し慌ただしくなってくる感じです。

今月の稼働率は90%程度です。
大きな案件が終わり、久しぶりに100%を切ったので、どこかに出かけたりしたいと思っていましたが、そんなに甘くありませんでした。
最近勉強も出来ていなかったので、新たな技術を覚えたり出来ればと思っています。

今月のFONT紹介は“Futura”

フォント紹介と言うと偉そうなんですが、自分の勉強の為に毎月書かせて頂いています。意見も個人的な意見となりますが、良かったら読んでみて下さい。

大人気の書体“Futura”です。今更感はありますが。。
幾何学的なサンセリフ書体の代表格とも言える“Futura”ですが、その誕生は1922年。なんと約100年前に作られたものです。書体名の“Futura”は「未来」を意味し、現在はもちろん作った当時からしたら「未来」となる訳ですが、ちゃんとその「未来」まで残っていた。というのはとっても凄いですね。

見てみましょう。

Futura Medium

Futura Medium

Futura Bold

Futura Bold

Futura Condensed Medium

Futura Bold

Futura Bold 大文字

Futura Bold 大文字

無駄な装飾を廃し、幾何学的な表現を追い求めて作られているようです。人間的な曲線はなく、ツンツンしていて、僕は何故かこの書体を見ると「レニングラード・カウボーイズ」を思い出してしまいます。

文字の機能性はとても優れていて、クッキリとしていて読みやすいです。ただ「これを使えば簡単にカッコ良くなるか?」というと、そんなことはありません。造形の美しい書体ですし、有名な書体なのでいろいろなところで使用されていますが、適当に使ってしまうと、この書体特有のツンツンしている所がうるさく感じてしまいます。

綺麗に組むには、字詰めに気を使う必要がありますし、文字の余白を理解して組むことが大事になってくると思います。開けたり詰めたり色々と調整してみると、この書体の魅力が沢山ある事に気づくと思いますし、色んな場所で使用できる優秀な書体であることは間違いないと思います。

自分が紹介している“Futura”は、Macに同梱されているものですが、探してみると色んなメーカーから発売されていて、中には変な合字があるものとかもあって面白いです。興味のある方は調べてみてください(紹介しないのかよ)。

それでは今月はこのへんで。
今は頑張ろう!というよりも、ウィルスの感染を防ぐ為に、じっとしているのが良さそうですね。心がクサクサしてしまいがちですが、そんな時には自分の好きな事をしたり、息抜きを上手にしつつ楽しく過ごしましょう。トンネルの先にはきっと光が見えてきます。

主役級??“Houstiny”

2020.03.01

2020年2月

世間ではコロナウィルスの話題で持ちきりです。ひとまず不倫の方々はホッと一息。

自分は、そんな時に限って都心に出向く事が多かったのですが、どこに行っても人が少なくて「出かけやすくていいな」と思っていた。なんていうことは口が裂けても言ってはいけません。大人だから。

様々なイベントが中止に追い込まれたり、輸出入なんかにも影響が出ていますし、あまりふざけてもいられないのですが、こういう時こそ、それぞれが出来ることをやる。という事しかないのだと思います(急に真面目)。

某高須さんが「損して徳を取ってください」と仰っていましたが、こういう時にそういう事を言える大人は素敵だな。と思いました。

今月の稼働率

今月の稼働率です。
稼働率は、月の稼働日数(今月だと21日)×8時間を100%として、その月に決まっている合計工数を割る事で算出しています。参考程度に考えてください。大体150%を超えると、少し慌ただしくなってくる感じです。

今月も祝日がありますが、稼働日数は多めですね。

今月の稼働率は150%程度ですが、特に前半〜中旬までは少々バタバタしていそうです。
緊急対応は難しい場合がございますが、ご相談はいつでもどうぞ。

今月のFONT紹介は“Houstiny”

フォント紹介と言うと偉そうなんですが、自分の勉強の為に毎月書かせて頂いています。意見も個人的な意見となりますが、良かったら読んでみて下さい。

今回は“Houstiny”というスクリプト体の紹介です。スクリプト体は、バリエーションが多ければ多いほど助かりますので、常に目を見張らせていて、気に入ったものがあったら買うようにしています。特に、今回紹介するような手書きテイストのものは、個性を表す目的で使う事が多いので、案件ごとに精査して使用する必要がありますので、沢山ストックしておくと大変良いです。

Houstiny Regular

Optima nova Light

Houstiny Slant Regular

Optima nova Light

Houstiny ALT Regular

Optima nova Light

Houstiny Slant ALT Regular

Optima nova Light

見た通り、リアルな手書きっぽいスクリプト体です。2種類の字形で、それぞれに傾きの強い“Slant”があり、使用用途によって使い分けられます。

合字もしっかりと入っていて、前後の文字を判別して流れのある綺麗な形になってくれ、使い勝手がとても良いです。ただ惜しい点として「ff」等、同じ形を繰り返したくないのに合字がないものもありますので、そういう場合は1文字ずつ「Houstiny Regular」と「Houstiny ALT Regular」を使う。等の工夫をする必要があります。

使い方としては、ちょっとしたアクセントとしての使用方法は勿論ですが、大きくダイナミックに使っても良い感じになり、方向性によっては主役にもなり得るのではないかと思いました。

ちなみに、こちらで購入できます。

さて、今回はこのへんで。
コロナウィルスの影響は多岐に渡っております。今後も予断を許しませんが、こういう時こそ自分に何が出来るかを考え、行動する事が大切ですね。
「損して徳を取ってください」(某高須さん談)

懐深きエレガンス“Optima nova”

2020.02.01

2020年2月

もう2月です。2020年も始まったばかりなはずなのですがおかしいですね。。まぁでも2月です。

最近気になるのは、あのー不倫のニュースというか、ニュース全般に対する世間の動きというか。あれなんでしょうね?
ちょっと失敗してしまった人がガブガブされていて、弱った人に群がるゾンビみたいで怖いです。ほんと。あまりそれに対してあれこれ言う気はありませんが。「失敗しない人はいないんだぜ」というのは思います。YOUだって失敗するだろうがっ。

話を変えますが、今年の冬は暖かいですね。ここ二日間(29日、30日)は春のようなポカポカ陽気で、散歩してみたら梅の花がチラホラ咲いていました。スキー場には雪が降らなくて困っている人がいたり、良いことばかりではないですが、個人的には寒くないのは助かります。春よ来い。

今月の稼働率

今月の稼働率です。
稼働率は、月の稼働日数(今月だと18日)×8時間を100%として、その月に決まっている合計工数を割る事で算出しています。参考程度に考えてください。大体150%を超えると、少し慌ただしくなってくる感じです。

今年は閏年ですが、祝日が多いこともあり、稼働日数が少ないですね。
今月は140%前後となりそうです。
先月よりも少ないですが、今月は動かせない予定も多いので、緊急案件の場合の対応が難しい場合もありそうです。何かありそうな場合は、お早めにご連絡ください。

今月のFONT紹介は“Optima nova”

フォント紹介と言うと偉そうなんですが、自分の勉強の為に毎月書かせて頂いています。意見も個人的な意見となりますが、良かったら読んでみて下さい。

さてさて、Optimaです。今まで紹介して来なかったのは、有名すぎて自分が紹介する必要がないと思っていたからです。しかし、遂にその時が来ました。(ネタ切れかしら)
見てみましょう

Optima nova

Optima nova Light

Optima nova Regular

Optima nova Medium

Optima nova Demi

Optima nova Bold

Optima nova Heavy

Optima nova Black

Optima nova Condensed

Optima nova Light Condensed

Optima nova Condensed

Optima nova Medium Condensed

Optima nova Demi Condensed

Optima nova Bold Condensed

Optima nova Italic

Optima nova Italic

合字

Optima nova 合字

まずはズラーっと並べてみました。ウェイトが豊富ですね。
この書体はLinotypeから発売された、Optimaの改訂版です。
なんども紹介しているヘルマン・ツァップさんが1950年代に作り、その後2000年代に入ってから、小林章さんと共同で作られた書体です。最高の書体を、最高のチームが作り直した書体ですので、最高に決まっています。

ファミリーはLight〜Blackまでの7ウェイト(それぞれのウェイトにイタリック含む)に、コンデンス体がLight〜Boldの5種類あります。
あとで紹介しますが、大文字のみのタイトル向けのものと、スモールキャップスもあります。

この書体の魅力は、ローマン体とサンセリフ体の特徴をあわせ持つ事です。とても優雅な線を用いて作られていて、ファッション系のデザインだけでなく、様々な由緒正しい場所にも使用されています。

機能的に優れていて、見出しに使えば優雅で高級感のある印象になりますし、長文を組んでもローマン体のような可読性の高い文字組みができるという、出木杉 英才(できすぎ ひでとし)のような書体です。

さらに、タイトルやロゴの制作時にとても重宝しそうな、スモールキャップス(5ウェイト)や、大文字だけでかっこいい合字がふんだんに用意された“Titling(1ウェイト)”も入っています。

スモールキャップス

Optima nova スモールキャップス

Optima nova Titling

Optima nova Titling

合字

Optima nova 合字

買わない理由が見つかりません。。
どんな使用方法にも応えてくれる、懐の深い書体だと思いますが、やはり優雅にエレガントに使いたくなる書体だと思います。

この書体はLinotypeで購入できます。全部揃えると結構なお値段ですが、fonts.comのサブスクリプション契約でも使用可能です(自分はこれです)。

さてさて、今回はこの辺で。
春もすぐそこまで来ています。今月も楽しく過ごしましょうー。

DARK MODEに対応いたしました

2020.01.10

DARK MODEに対応しました

当サイトが、この度DARK MODE(以下はダークモード)に対応いたしました。気になりつつもなかなか手をつけられなかったのですが、勉強がてら挑戦してみました。今のところダークモード対応のご依頼はありませんが、これで対応可能となりましたので、どしどしご依頼ください。

そもそもダークモードって?

ダークモードは黒色を基調とした、パソコンやスマートフォンの画面モードのことで、OSによって対応されていたりします。消費電力を抑える効果(スマホで嬉しいですね)や、夜間の閲覧時に目に優しいというメリットがあるようです。
ダークモードに設定すると、対応しているアプリやウェブサイトの色がダークモードで表示されるようになります。当サイトでいうと、上の見出し画像のように黒基調のカラーになります。

外出時のスマートフォンでバッテリーの消費量が抑えられるのは大きなメリットですね。設定されていない方はぜひ試してみてください。

実装方法はかんたんです

ここからは、少しだけ技術的なお話です。
ダークモード対応を行ってみて分かったことを少しですが共有いたします。

今回採用したのはcssによる変更です。ダークモードに設定している方は強制的にダークモード表示される方法をとりました。ボタンで選択出来るようにする方法もありますが、その場合はjavascriptで読み込むcssを切り替える方法をとります。

cssの記述方法は

@media (prefers-color-scheme: dark) {
 〜ダークモードにしたい内容〜
}

と記述するのみですので簡単です。

既存のサイトを対応する場合、cssだけで対応できますので、直接cssを編集したくなる所ですが、きちんとデザインデータを作ってからの方が良いと思います。

また、単純に背景を#000。文字を#FFFにしてしまうと、それはそれで目がチカチカしてしまいそうですので、コントラストを確認しながら配色していく事をお勧めします。

あとは、日頃からカラーマネージメントと言いますか、色の変更をしやすいように作る事を心がけると良いと思いました。また、デザインに画像を沢山使用しているサイトは対応が大変になります。特にテキストはウェブフォントを使うと色の変更はとても楽ですね。

目に優しかったりバッテリー消費を抑えられたり、閲覧者に優しい機能ですので、需要も増えていくかもしれません。これからどれくらい浸透していくのでしょうね。
またWebサイトをデザインする際に気にすべき事が一つ増えましたが、日々勉強ですね。

2020年の幕開けはKavaler

2020.01.06

2020年元旦

明けましておめでとうございます!本年もよろしくお願いします!! 今年も無事に年明けを迎えることが出来、大変嬉しく思っております。
アメリカとイランの件が少々気になりますが、気にしても変わらないので気にしないことにしたいと思います。どうか平和でありますように。

今年のお正月休みは「仕事を一切しない」と決めてみました。
ここ数年は、どんな休日でも必ず何かしらの仕事をしているような状態でした。まさに365日仕事。
といっても、やらないと間に合わないという訳ではなく、仕事をする事自体は嫌いではないので、ついつい作業をしてしまう。という事が理由の多くを占めるのですが、「生活にメリハリをつけた方が良い仕事に繋がるのではないか?」と思ったのでした。

それで、どんな正月が過ごせたか?と言いますと、特段言及することのないような普通の正月を過ごしただけです。お餅を食べたり寝たり初詣に行ったり寝たり。それでも頭から仕事が全くなくなる事はありませんが、仕事に対するプレッシャーからは少し離れる事が出来たように思います。

仕事と自分の関わり方は、フリーランスである以上常に意識してコントロールしていく必要があると思いますが、今年はより一層その意識を強く持ちたいと思っております。
いつまでも仕事を続ける事が、自分の責任の一つだからです。(かっこよく言っていますが、今まで全然出来ていない)

年明けに作る画像が変問題

年明け用の見出し画像(一番上にある画像です)を作り終わった時に既視感を感じ、今までに作った画像を見返してみたのですが、「毎年デザインが変」だということに気づきました。。。しかも毎年似ている。
一言で言うと、センスがない。。

自分は、仕事でデザインをする際には「如何に自分のエゴを消すか」と言う事を目標にしておりますが、そこで溜まった膿のようなものがこの年明けの画像に一気に噴き出してくるのでは。。。と推測しております。これが素の自分のデザインなのか?と思うと、とても恐ろしいですね。ぶるぶる。

過去の画像はこちらです(見なくても大丈夫です)
2019年2018年2017年
ぶるぶるぶる

今月の稼働率

今月の稼働率です。
稼働率は、月の稼働日数(今月だと19日)×8時間を100%として、その月に決まっている合計工数を割る事で算出しています。参考程度に考えてください。大体150%を超えると、少し慌ただしくなってくる感じです。

今月はお正月があったので稼働日数が少ないですね。
稼働率は、年末に比べるとだいぶ落ち着いて150%程度となりそうです。
何かございましたら、ご相談ください。

今月のFONT紹介は“Kavaler”

フォント紹介と言うと偉そうなんですが、自分の勉強の為に毎月書かせて頂いています。意見も個人的な意見となりますが、良かったら読んでみて下さい。

2020年最初の紹介は“Kavaler”です。ちょっと変わったローマン体です。見てみましょう。

Kavaler

Kavaler 大文字

モダンローマン体から派生したであろう、縦横の線のコントラストが強い書体で、直線的部分と曲線とのコントラストもくっきりとしています。
小文字はxハイトが低く、大文字は頭でっかちで、文字を組んだ際のバランスが気になると思いますが、各単語の頭文字を大文字にしてみたのが下の画像です。

Kavaler

うむうむ。古い英語の書籍の見出しにありそうな雰囲気で悪くありません。でも大文字“L”は横線が細く長い為、少し字間が空きすぎに見えてしまうので、組む際には工夫が必要そうですね。

この書体の使い方ですが、大文字だけで字間を空けて組むと、ぬけ感が出てお洒落な雰囲気になります。大文字が頭でっかちで可愛い雰囲気もありつつ、ローマン体の流麗な雰囲気もありますので、甘くなり過ぎず、且つオールドローマンのように敷居が高すぎない。というのがポイントだと思います。
ファッション系とか、女性向けのデザインに使いやすいと思います。ロゴのベースにしても良さそう。

こういうコントラストの強い書体ではありがちですが、線の細さ故にあまり小さいサイズでは使えない場合がありそうです。ウェイトが一つしかないのが残念ですが、割り切って使うしかないですね。
ただ、万能を求める時に使う書体ではありませんので、そこは問題にはならないでしょう。
いつか使ってみたい書体です。

さてさて、今月はこんなところで。

2020年もEMDesignsをよろしくお願いいたします。
今年は災害が少なく、平和な一年になって欲しいと心から思います。
そして、皆様にとって良い一年になりますように。

ARIGATO2019

2019.12.28

ARIGATO2019

2019年も本当にあっという間に年末まで駆け抜けました。今年もたくさんの仕事に恵まれ、沢山の素敵な方々と出会う事ができました。全ての方に感謝します。
今年は事務所を新たに立ち上げ、新しい環境での1年間となりました。

今年から作業環境がガラッと変わることで、仕事のやりやすさや内容にどんな変化があるのかな?というのは心配でもあり、楽しみでもありました。

当然のように環境は全てのことに対して影響を与え、良いことも悪いこともあったと思いますが、比べてみると良かった事の方が圧倒的に多かったと思います。

事務所を開設してみてわかったこと

事務所の前をたまたま通りかかった方とご縁を頂き、お仕事をさせて頂くようなこともありました。そういうことは今までの自宅作業では無かったことですので、大きな変化の一つだったと思いますし、密室での作業をやめて路面の事務所にしたことで、より社会との結びつきが増えたように感じました。

ご近所さんとのお付き合いや、日々働いている方や散歩している方、ランニングされている方等々、実に様々な人たちの息づかいを感じられるようになりました。

作業の合間にはそんな街の息づかいを眺めていたりすることで、わかってくる事もあったような気がします。それは、自分が影響できるものや出来ないものの違いだったり、関わるべきものとそうでないものの違いだったり、漠然としたものですが、なんとなく自分の立ち位置みたいなものを、以前よりも意識するようになりました。

そして、自分が色々と感じるように、事務所の前を通りかかる方々の反応にも様々な種類のものがあります。
事務所が出来たことを歓迎してくれる方・疎ましく感じる方(唾を吐きかける方もいました)・何も感じない方。実に色んな反応がありました。
その中でも最近、「事務所を開設して本当に良かった」と思った出来事がありました。

キラキラとしているもの

ある日から、小学生の女の子が毎日うちの事務所を覗いていくようになりました。1日目よりも2日目、2日目よりも3日目と、日を追うごとに覗く時間が長くなっていることに気がつきました。
彼女が何を感じているかはわかりませんが、自由に見たいだけ見せた方が良いと思い、特に声をかけずにいました。

彼女が来始めてから一週間ぐらい経ったある日、やはり事務所の中を覗いている彼女と目が合いました。会釈をすると、その瞬間にとてもキラキラしている笑顔で「こんにちは!」と挨拶をしてくれました。

それ以外に特に会話もしていないですし、彼女が何を思ったのかはわかりませんが、僕が事務所を作ったことでデザインに興味を持ってくれる子供が増えたりしたら、とても嬉しい事ですし、過疎化が進む青梅の街に住む子供たちに「こういう仕事がある」ということを伝えられたなら、本当に事務所を開設して良かったと思います。

これからの世の中を作っていく子供が、少しでもキラキラとした希望を抱けるように、自分たち大人がかっこよく生きていないといけないな。と身が引き締まる思いがしました。大人は子供の目標になれるように精一杯ちゃんと生きていきたいものです。

さてさて、そんな2019年でした(長い)。
繰り返しになりますが、今年お世話になった皆様、関わってくれた皆様、長い文章を読んでくれた皆様。全ての方に感謝です。良いお年をお迎えください。

8th anniversary

2019.11.21

EMDesigns 8周年

自分がデザインを職業として行うことになったのが16年前。そしてEMDesignsとして開業したのが8年前のこと。つまり、会社勤めの年数と独立後の年数が8年間と8年間で同じになりました。(僕は長い間ふらふらしていたので、社会人デビューがとても遅かったのです)

「だからなんだ」と言われれば、確かにどうってことないことなのかもしれません。でも、少なくとも自分にとってはとても感慨深いのです。ようやく一人前になれたような感じというか。会社での8年間と独立後の8年間にやってきた仕事は全く内容も質も違うのですが、どちらも濃い8年間だったなぁ(遠い目)。

デザイナーとしての16年間を振り返ってみると、本当に楽しかったなぁと思います(死ぬのかしら)。
覚えることが沢山あり、叱られることも沢山あり、プレッシャーで転げ回ったり、少しサボったり。褒められることはそれらよりは少なかったのですが、少しでも褒められることを出来た事は、僕にとってとても大事な事でした。

「自分が少しでも社会の役に立った」という感覚を初めて感じた時に、自分の中で少し何かが変わったような気がしました。なんと言うか、上手い言葉が見つからないのですが、これを続けていくんだ。と思える何かが見えた気がします。

そして、EMDesignsとしての9年目を迎えることが出来ました。

何と言っても、僕の8年(16年)を支えて下さった方々のお陰だと思っています。そして、少しでも僕に関わって下さった方々、気にして下さった方々に感謝しています。

自分が仕事をすることによって、誰かが少しでも良くなれると嬉しいです。まだまだ未熟ではありますが、努力し続けます。

EMDesignsを今後ともよろしくお願い致します!

ジョバンナの秋

2019.11.01

2019年11月のお知らせ

恐ろしい台風が列島に襲いかかり、あらためて自然災害の怖さを思い知らされました。
皆が同じように感じているのではないかと思いますが、最近の災害に対しては「想定外」なんていう言葉は通用しないですし、他人事ではなく常に当事者になり得る。という事を肝に銘じる必要があるのだと感じました。

この度の台風に被災された皆さまに心よりお見舞い申し上げます。
1日も早い復旧復興をお祈り申し上げます。

話は少し変わりますが、僕は音楽がとても好きで様々なジャンルの音楽を聴きます。傾向としてはマニアックな方向性が強いのですが、最近はポピュラーな歌の魅力というものに凄く救われたりしています。

色んな状況の苦しみがありますが、まずは生きることが大事だと思いますし、そんな時に歌が人を慰めてくれたり、一緒に悲しんでくれたりします。生きるだけでも大変で、すごい事です。まずは生きる!そして出来れば少し笑いたいですね。

今月の稼働率

さて、今月の稼働率です。
稼働率は、月の稼働日数(今月だと20日)×8時間を100%として、その月に決まっている合計工数を割る事で算出しています。参考程度に考えてください。大体150%を超えると、少し慌ただしくなってくる感じです。

今月の稼働率は約200%です。先月よりも若干詰まっております。とてもありがたい事です。
少しお待たせしてしまうかもしれませんが、相談は随時受け付けております。

今月のFONT紹介は“Giovanna”

フォント紹介と言うと偉そうなんですが、自分の勉強の為に毎月書かせて頂いています。意見も個人的な意見となりますが、良かったら読んでみて下さい。

さて、今回紹介するのは“Giovanna”です。情熱的な女性を想起する書体名ですが、どんな書体なんでしょうか?
まずは見てみましょう。

Giovanna

Giovanna

線の細さが繊細な印象のローマン体です。エレガントな女性の所作を感じさせる書体です。少しツンツンした女性かなぁ。
文字は全て大文字ですので、オールドローマンのような字間を空けて組むような使い方が頭に浮かびますが、ちょっと待ってください。この書体には秘密があります。

Giovanna 合字

ガガーン!そう、合字です。これを活かすためには、あまり字間を空けて組む訳にはいかないのです。
とは言え、ここまで合字だらけでは読みにくいので、可読性を保つためには合字を使わずに組んでも良いと思いますが。

しかし面白い合字が沢山ありますよね。化粧品の商品ロゴなんかに合いそうです。ジョバンナという書体名が示す通り、女性向けのデザインにしっくり来そうな雰囲気です。

そして、この書体の魅力は線の繊細さにありますし、あまり小さく使うと掠れて可読性も下がりますので、ある程度大きく使う事をお勧めします。

Giovanna

これくらい大きくすると、キレのあるセリフと線の魅力が更に際立ってきますよね。
合字を活かしてロゴを作ってみてもいいし、この品の良さを活かしてタイトル等にも使えそうです。
ちなみに僕は、初めてみた瞬間に買う事を決意しました。ジョバンナに一目惚れです。

Creative Marketで購入できます。15ドルです。1ウェイトしか無いのが残念ですが、安いので買いやすいですね。

さてさて、今回はこの辺で失礼します。
2019年も残り僅かです。楽しみつつ頑張りましょう!生きる!

怒涛の9月を終えて

2019.10.01

2019年10月のお知らせ

工数が250%という怒涛の9月を乗り切ることが出来ました。頑張った自分を褒めてやりたい所ですが、そういう時に顔を覗かせる自分の甘さに対するやるせない気持ちもあり、結果ストイックなんだか甘いんだかよく分からず、結局、人はグレーな部分で生きているのだ。という結論に落ち着き10月を迎えます。

10月。もうすぐお正月ですね。ここからいくつかある舶来のイベントにはあまり心動かされないのですが、お正月は大好きです。10月からは「もーういーくつねーるーとー♪」と、ギターをかき鳴らしながら歌う毎日ですので、街道から事務所を覗くとそんな気味の悪い姿が見られるかもしれません。

そして秋といえばお洒落。今年は秋冬用のジャケットを人生初オーダーしてみましたので、出来上がりが楽しみです。色はグリーンをチョイスしてみました。

今月の稼働率

さて、今月の稼働率です。
稼働率は、月の稼働日数(今月だと21日)×8時間を100%として、その月に決まっている合計工数を割る事で算出しています。参考程度に考えてください。大体150%を超えると、少し慌ただしくなってくる感じです。

今月の稼働率は約170%です。先月の忙しさを思うと、落ち着いたと思ってしまいそうになりますが、170%も相当です。。感覚が。。

今月のFONT紹介は“Bickley Script Com”

フォント紹介と言うと偉そうなんですが、自分の勉強の為に毎月書かせて頂いています。意見も個人的な意見となりますが、良かったら読んでみて下さい。

さて、“Bickley Script Com”です。カジュアルな手書き風スクリプト体です。最近、こういう雰囲気の書体の人気が高まっているような気がします。単体での人気というより、ディスプレイ用の書体とセットで売られている事が多いように思います。

見てみましょう

Bickley Script Com

Bickley Script Com

スムーズなスクリプト書体で、そこまで流暢という感じではなく、程よいラフさなのですが、崩し過ぎていないので読みやすく知性を感じる、良いバランスの書体だと思います。

ウェイトは1つで、残念ながらスワッシュ(装飾的な異字体)もありません。

使い方としては、他の書体と組み合わせて使うのがオススメです。というか、日本向けのサイトでは特に、これをメイン書体にする選択肢は中々ないかもしれませんね。

Bickley Script Comの使用例

こんな感じで、ロゴやタイトル周りで使用すると素敵な雰囲気になります。少しクラシックな雰囲気のある書体と合うのではないでしょうか。モダンローマンでもサンセリフでも合わせる事は可能です。

主役級に使いたい。という書体ではないと思いますが、シンプルなデザインのタイトル周りに組み合わせるのが好きな使い方です。全体に動きを与えてくれ、更に知的な雰囲気をアップしてくれる書体だと思います。

fonts.comで購入できます。

忙しさにかまけて、フォント紹介も急ぎ足な淡白な感じになってしまいましたが、ともあれ気持ちい季節です。今月も頑張りますので、何卒よろしくお願い致します!

“勘亭流”に気付かされたこと

2019.09.01

2019年9月は勘亭流をご紹介

まだまだ暑い日は続きますが、気づくと夜にはすっかり秋の虫の声に変わっていて確実に季節が進んでいることを教えてくれます。そういえば仕事場からの帰り道も大分暗くなりました。

ちょうどこの頃の、夏が終わりかかる雰囲気はなんだか物哀しいですよね。子供の頃の毎日外で遊んでいた夏休みの記憶の名残のような気がしますが、皆様はどうなんでしょうか?そして社会人になってから毎年思うんです「あ、夏らしいこと何もしなかった」と。。

別に海とか行きたい訳では決してないんですが、なんなんでしょうね?この後悔する感じ。冬が終わった時には別に「冬らしいことしなかった」と思ったことは一回も無いんです。文脈から言うと「冬休みは遊んでいなかった」となるのですが、そんなことはなくやはり遊びまわっていました。

結果、「夏には何か特別なものがある」と結び、このどうでも良い考察を終えたいと思います。。

今月の稼働率

さて、今月の稼働率です。
稼働率は、月の稼働日数(今月だと19日)×8時間を100%として、その月に決まっている合計工数を割る事で算出しています。参考程度に考えてください。大体150%を超えると、少し慌ただしくなってくる感じです。

今月は休みが多いですね。
稼働が19日という事もあり、稼働率が250%を超えると言うありえない事態となっています。 流石に緊急案件は受けられないと思いますが、あまりここに書いても全く関係なく緊急案件を投げて下さる(嫌な訳ではありますん)方が多いので、今月もそうなるんじゃないかと思っています。

今月のFONT紹介は“勘亭流”

フォント紹介と言うと偉そうなんですが、自分の勉強の為に毎月書かせて頂いています。意見も個人的な意見となりますが、良かったら読んでみて下さい。

今月は“勘亭流”を紹介いたします。
日本人であれば大抵の方は見たことのある雰囲気の書体で、歌舞伎の外題や看板などに用いる太くうねりのある様式化された書き文字です。

「書体のフォルダに入ってはいるけど、こんな書体いつ使うの?と言うかダサいよね」と、昔の自分は思っていました。ところが僕はこの書体に大切な事を学ぶこととなったのです。

先ずは見てみましょう

勘亭流

勘亭流

勘亭流

隙間なく線で埋められ、黒みが強い文字が特徴です。隙間を埋めるのは「お客さんが隙間なく入るように」と言う願いが込められているそうです。

自分は、先述した通りにこの書体を舐めていました。そして「使う事は絶対にない。だってダサいから」とまで思っていました。ところが、某ECサイトに掲載するデザインの制作に、使うことになったのです。そして、「ダサかったのは自分だ」と思い知らされました。

その案件は、初めから勘亭流を使用したサイトを参考サイトとして指定されていましたが、その頃の自分は「こんなダサい書体を使わずに、スタイリッシュにデザインしよう」と思っていました。ところがところが、いくらやってもクライアント様の達成したいポイントまで到達できずに苦しみました。
そのECサイトの扱っていた商品のアクの強さに負けてしまい、中途半端なイメージになってしまうのです。自分のエゴに固執してこねくり回し、徹夜して泣きそうになりながら、とにかくなんとかしようとしていた事を今でもよく覚えています。

結果はお分かりだろうと思いますが、「指定通り勘亭流を使ったらスッと馴染み、デザインの方向性が定まった」と言う結末です。今だったら別の解決策も見いだせたかもしれませんが、その時の自分にはそれしか見出せませんでした。

その時に「フォントに好き嫌いを言ってしまうのは、デザイナーの未熟さだ」と強く感じ、今までの自分の未熟さを知る事が出来る良い体験になりました。

ダメな書体はなく、ダメなのは使い方だったりします。
そして、ダサい書体などなく、使い方がダサい事がほとんどです。そう思うようになってから、自分のデザインが変わった気がします。
そもそも、デザインに方向性を与えるのは、デザイナーではなく案件そのものであるべきだ。と言うことに気づけたのは“勘亭流”のお陰でした。なので、僕にとっては凄く思い出深い書体です。

なんだか書体の紹介というより、自分の思い出話になってしまいましたが。。。
“勘亭流”が活きる案件はある(当然だ)。そして人に気づきを与える素晴らしい書体だ。というお話でした。

あ、最後にちゃんと“勘亭流”の紹介を。
歌舞伎や日本の伝統をイメージする案件に使用することはもちろんですが、力強い書体ですので、アクの強い対象と組み合わせるとバランスが良くなったりします。また、縁起が良い書体ともされますので、そこら辺も使用する際のポイントになったりしそうです。堂々と大きめに使用したい書体です。

暑い夏とツバメと“Lato”

2019.08.01

2019年8月はLatoをご紹介

暑い!急に暑いですね。梅雨明け後、一気に夏が来たなぁ。と思っていましたがそれもそのはず。8月ですものね。

今年の春に、事務所の雨よけテントの内側にツバメが巣作りをしたんですが(言いましたっけ)、現在2回目の子育ての最中です。
流石にこの暑さには巣の中にいる子供達が参っているようで、ぐでーんとしています。鳥がぐでーんとするところなんて滅多に見られないので、可哀想ですが微笑ましく眺めたり話しかけたりしています。しかも写真まで公開しちゃいます。下の写真がそれです。

ぐでーんとするツバメの子

みんな折り重なってぐったりしてます。可愛いぜ。

今月の稼働率

さて、今月の稼働率です。
稼働率は、月の稼働日数(今月だと21日)×8時間を100%として、その月に決まっている合計工数を割る事で算出しています。参考程度に考えてください。大体150%を超えると、少し慌ただしくなってくる感じです。

今月も先月同様、200%前後となっております。こういう感じが恐らく来年まで続くであろう事がほぼ確定しています。ありがたや。
そんな中でも、フォント紹介は意地で続けたいと思っておりますが、どうなるでしょう。。
相談は随時受け付けておりますので、お気軽にご連絡ください。

今月のFONT紹介は“Lato”

フォント紹介と言うと偉そうなんですが、自分の勉強の為に毎月書かせて頂いています。意見も個人的な意見となりますが、良かったら読んでみて下さい。

今回はウェブフォント“Lato”のご紹介。
もはやウェブフォントを使用するのは当たり前の今日この頃ですが、本当に使える無料の書体はまだそれほど多くない印象です。ただ、欧文フォントに関してはgoogle様が頑張って良い書体を作って下さっています。

以前紹介した“Playfair Display SC”なんかも、とってもクオリティーが高いフォントでしたが、今回の“Lato”もなかなかのもんです。

先ずは見てみましょう

Lato Hairline

Lato Hairline

Lato Thin

Lato Thin

Lato Light

Lato Light

Lato Regular

Lato Regular

Lato Medium

Lato Medium

Lato Semibold

Lato Semibold

Lato Bold

Lato Bold

Lato Heavy

Lato Heavy

Lato Black

Lato Black

あとはイタリックも一つだけですがご紹介。※各ウェイト毎にちゃんとイタリックがあります。

Lato Italic

Lato Italic

xハイトが高めで、モダンかつ柔らかな表情を感じさせる書体です。そしてウェイトが豊富(9ウェイトもあります)なことも嬉しいです。「どのサイトでもこのフォントを入れておけば大丈夫」というものではありませんが、シンプルですので、マッチするサイトも多く、ジャンルを選ばない書体だと言えそうです。

細部を見ると、さりげなく角がカットされたりしていて、カクカクしすぎないように工夫され、雰囲気が柔らかく感じられるようになっていて、丁寧な仕事を感じさせる書体です。

使い方は、オーソドックスにタイトルやメニュー等欧文の部分に使用すると良いと思いますが、合う日本語書体と混植しても良いかと思います。(組み合わせは探してみてください)

お勧めの使い方としては、大文字のみで字間を広めにすると、モダンな雰囲気のタイトルとして使えると思います。下の感じです。

Lato シャレオツな使い方

モダンなイメージになりますよね。大文字でも上手く曲線が使われていて、「K」とか「W」とかいい感じです。全体的にやりすぎていない感じで、個性はありながらも崩しすぎていない上手さというか、とても好印象を持ちました。

さてさて。“Lato”はいかがだったでしょうか?あ、イタリックの事には言及しませんでしたが、これまた魅力的な形してるんですよねぇ。「g」とかたまらないですね。

暑い日が続きますが、お身体に気をつけつつ夏を楽しみましょう!

やっぱりBodoni

2019.07.01

2019年7月はBodoniをご紹介

東京ではすこーし前から雨降りが増え、湿度が高くなってきて梅雨真っ只中です。事務所で作業をしていると、窓から見える雨の街がとても美しく、人通りもいつもよりも更に少なく静かで(青梅は晴れててもあまり人がおりません)、作業をするにはとてもいい季節です。

それにも増して、今年からはエアコンがあるので室温まで快適です。文明の利器。別にエアコンなんて無くても平気だと思っていましたが、これを一回味わってしまうと離れるのが辛くなりそうですね。(でも多分あっさり離れられます)

そして梅雨に関連してもう一つ。突然ですが、皆様は“手拭い”を使いますか?我がオフィスでは、洗面台に常時手拭いがかかっていますが、梅雨になると手拭いの優秀さがわかります。どういうことか?と言いますと、生地が薄いのですぐ乾き、臭くなりにくいのです。

昔からあるものというのは、その地域の気候や暮らしに適しているんだなぁ。と改めて感心しました。生乾きの匂いって嫌ですもんね。

今月の稼働率

さて、今月の稼働率です。
稼働率は、月の稼働日数(今月だと22日)×8時間を100%として、その月に決まっている合計工数を割る事で算出しています。参考程度に考えてください。大体150%を超えると、少し慌ただしくなってくる感じです。

今月は180%程度となっております。大丈夫かこれ。。
緊急の対応は難しいと思いますが、相談は随時受け付けておりますので、お気軽にご連絡ください。

今月のFONT紹介は“Bauer Bodoni”

フォント紹介と言うと偉そうなんですが、自分の勉強の為に毎月書かせて頂いています。意見も個人的な意見となりますが、良かったら読んでみて下さい。

モダンローマン体の雄“Bodoni”です。完全に紹介したと思い込んでいましたが、Bodoniの本を紹介した事とごちゃ混ぜになり、肝心の書体は紹介しておりませんでした。

さて、“Bodoni”は縦線が太く、セリフがシャープ。コントラストが強いのが最大の特徴です。18世紀にジアムバティスタ・ボドニの手によって生まれました。今とは違って金属の活字だった為、細い線を表現可能となる印刷技術の進歩が不可欠な書体で、当時は大変センセーショナルな書体として迎えられたことでしょう。

事実、それ以降沢山の派生フォントが発表されています。オリジナルに忠実なBodoniから、結構いじっているものまで沢山の種類があります。自分はその中でも一番好みだった“Bauer Bodoni”を愛用しており、今回はその紹介をさせて頂きます。

ちなみに、“Bodoni”を購入する際に、あまりの種類の多さに驚かれると思いますが、個人的には好みで選ぶのが良いと思っています。オリジナルに忠実なものを選びたい気持ちもありますが、先述した通り、金属活字がオリジナルとなりますので、資料を見ても印刷の質などに左右されますし、あまりそこにこだわる意味はないかと思っています。

それでは、“Bauer Bodoni”を見てみましょう。

Bauer Bodoni Roman

Bauer Bodoni Roman

Bauer Bodoni Bold

Bauer Bodoni Bold

Bauer Bodoni Black

Bauer Bodoni Black

Bauer Bodoni Italic

Bauer Bodoni Italic

Bauer Bodoni Bold Italic

Bauer Bodoni Bold Italic

Bauer Bodoni Black Italic

Bauer Bodoni Black Italic

太いウェイトでもシュッとしているのは、極細のセリフの効果。とてもスタイリッシュ且つエレガントな書体です。一つ一つの文字の造形が秀逸で、拡大して見てみるととても面白い書体です。中でも「j」の形は発明です。すごい!

この造形の美しさから、ファッション系のデザインでは引っ張りだこです。大胆に見出しとして使うと、スタイリッシュさが際立ち格好いいのです。

サンセリフ体が全盛の今ですが、シャレオツ感度の高いデザイナーがファッション系に限らず使っているのを見かけ、嬉しくなったりします。やはりキーワードは“スタイリッシュ”ですが、18世紀生まれの書体が現在もスタイリッシュに使われている。という事が本当にすごいです。デザインの理想として憧れさえ感じます。

この書体が作られた当時の事を思うと、本当に大変だったろうと思いつつも、丁寧な手作業の時代が眩しくも感じます。我々現代のデザイナーは、こういう書体を気軽に使える有り難さを感じつつ、良さを継承しながらも新しい表現を常に求めていけたら良いなぁ(遠い目)と思います。

“Bodoni”という書体の存在感に触れるたび、背筋がピッと伸びる感じがします。

さてさて、今月も背筋を伸ばして頑張りましょうー!

Avenir!Avenir!

2019.06.01

2019年6月のニュース フォントはAvenir

夏のような陽気がしばらく続いていて、事務所には冷房を入れ始めました。ちょっと前まではうすーく暖房だったんだけどな。。

それはさておき、去年の8月ぐらいから工事を始めた事務所に、ようやく看板が設置されて完成となりました!これで外観もぐっと引き締まりました。

この看板は、ある作家さんに無理を言って作って頂いたんですが、とても素敵な仕上がりで、ますます事務所が愛着あるものになりました。その他にも、自分の事務所に飾ってあるものは、青梅ゆかりの作家さんの素敵な制作物が多く、遊びに来られる際にはそこら辺も楽しんで頂けるのではないかと思います。「いつかウェブサイトで紹介しようかな」とも思っています。

今月の稼働率

さて、今月の稼働率です。
稼働率は、月の稼働日数(今月だと20日)×8時間を100%として、その月に決まっている合計工数を割る事で算出しています。参考程度に考えてください。大体150%を超えると、少し慌ただしくなってくる感じです。

今月は140%程度となっておりまして、少しバタバタしているかもしれません。
ご相談いただける場合、スケジュールに余裕があると嬉しいです。

今月のFONT紹介は“Avenir”

フォント紹介と言うと偉そうなんですが、自分の勉強の為に毎月書かせて頂いています。意見も個人的な意見となりますが、良かったら読んでみて下さい。

さて、Avenir。実は以前にも紹介しているので、2回目の紹介です。
実は、当サイトで一番検索流入数が多いのがAvenirを紹介したページなんですが、沢山読んで頂いている割に、サラッとした紹介しかしていないので申し訳ないなぁ。という思いがありました。更に当時は“Avenir Next”を持っていなかったので、今回は新旧Avenirの検証。というテーマでご紹介してみます。

Avenirが最も検索での流入が多い。というのは言ったばかりですが、気になってフォントの販売サイトを見てみたところ、“Avenir Next”が堂々のベストセラー1位となっていました。ちなみに2位が“Neue Helvetica”、3位が“Helvetica”で、また4位に“Avenir”という順位でした。

“Avenir Next”はあの“Helvetica”を抑えての一位。すごいなー。もちろんあくまでも販売数であって、使用されている数とは異なります。“Helvetica”は皆すでに持っている。という事もあるでしょうし。
それにしても、上位はサンセリフ体ばかりがズラリと並んでいます。なんと47位まで全部サンセリフ体。。。時代ですかね。48位になるとようやくローマン体の“Linotype Didot”がランクインされていますが、それは完全に余談です。

さて、見てみましょう

“Avenir Next”と“Avenir”

AvenirとAvenir Next

うわー。Avenirでびっしりです「すごい数のフォントファミリーだ」と一見思ってしまいますが、これは実は“Avenir Next”と“Avenir”を混ぜて、全ウェイト(斜体は無し)を細い順番から並べたものです。

これを分かりやすく色分けすると、下のようになります。
黒が“Avenir Next”で、青が“Avenir”です。

AvenirとAvenir Next

こうすると一目瞭然ですが、“Avenir(青)”は真ん中の方に集まっていて、“Avenir Next(黒)”の方が細〜太の幅が広いことがわかります。
更に見てみましょう。

“Avenir”の6ウェイト

Avenir

“Avenir Next”の6ウェイト

Avenir

“Avenir Next”を持つまで、考えたこともなかったのですが、“Avenir”の方は、「このウェイトいるの?」と思うほど、ウェイトの幅が狭いことがわかります。

一方、“Avenir Next”の方が、見出しから本文まであらゆる場面で対応しやすいであろう事がよく分かると思います。特に極細のウェイトを用意してきた事で、現代的な傾向に合わせてきた感じがしますね。

そして大事なのが斜体です。

“Avenir Next(赤)”イタリックと“Avenir(青)”のオブリーク

AvenirとAvenir Nextの斜体

上が“Avenir Next(赤)”のイタリック体。
下が“Avenir(青)”の斜体(oblique)です。
更に拡大して重ねてみると違いがわかりやすいです。

AvenirとAvenir Nextの斜体

赤い部分が調整された部分です。青くはみ出ているポイントにも注目です。
斜体(oblique)というのは、文字をただ斜めにしただけのものです。その為、バランスや重心が悪くなったり、カーヴがきつくなってしまいます。
イタリック体はその乱れた部分を調整してありますので、安定感が出てきます。
ローマン体はイタリックの違いが顕著なのですが、サンセリフ体は違いがわかりにくく、そこを軽視しがちだったようですが、“Avenir Next(赤)”では綺麗にイタリックとなっている事は大事なポイントです。

さてさて、“Avenir Next”と“Avenir”を比較してみたりしてみましたが、いかがだったでしょうか。
実は自分は直前まで“Avenir Next”はウェイト編成を変更し、斜体がイタリックになった。という情報は知っていたのですが、それがどれほど違うのか?というのを実際にはあまり認識していませんでした。
やっぱり調べてみると色々とわかりますし、実際に書体を使用する際の説得力にも繋がるように思いますので、調べてみてすごく勉強になりました。

もう夏が来ますね。令和初の夏です(というと貴重になるのかな)。
いい夏になりますようにー。

令和の幕開けと“うたよみ”

2019.05.01

2019年5月のニュース

30年続いた平成という時代が終わり、令和という新しい時代が始まりました。

昭和から平成への改元の時との違いは、何と言っても生前退位による譲位ということだったと思います。それによって、明るい気持ちで新しい時代を迎えられたような気がしています。平成の幕開けはもっと重苦しい雰囲気でした。
新しい時代。というよりも失われた昭和の事ばかり考えていたような雰囲気というか。
どっちが良い。という事ではありませんが、とにかく明るく迎えることが出来たのは一つ良いことだったと感じました。

令和のスタートはGWの最中ということもあって、様々な思い出と結びつくんだろうなぁ。と思います。
ふと思ったんですが、現時点で海外に行っていている人は帰国後に令和を迎える。ということになるんだろうか?勿論、気分の話ですが。

今月の稼働率

さて、今月の稼働率です。
稼働率は、月の稼働日数(今月だと19日)×8時間を100%として、その月に決まっている合計工数を割る事で算出しています。参考程度に考えてください。大体150%を超えると、少し慌ただしくなってくる感じです。

今月は120%程度となっております。ぼちぼち頑張っています。
ご相談は随時受け付けておりますので、ご連絡ください。

今月のFONT紹介は“うたよみ”

フォント紹介と言うと偉そうなんですが、自分の勉強の為に毎月書かせて頂いています。意見も個人的な意見となりますが、良かったら読んでみて下さい。

今月は、令和という新しい時代の幕開けとなりますので、それに相応しい文字をチョイスしてみました。その名も”うたよみ”。何となくですが、菅官房長官が元号発表の時に手に掲げていた文字のイメージです。

見てみましょう。

うたよみ

うたよみ

うたよみ(縦書き)

うたよみ

とても味がある毛筆書体で、人間味溢れる体温を感じさせる書体ですね。使い道は限られるでしょうが、使うべきところに使うとすごく素敵になる書体だと思います。

ここまで手書き感があるのに、まとまりが良くて使いやすく出来ているのが凄いです。きちんとしたスタイルがあります。
横書きでも使えると思いますが、やっぱり縦書きの方が雰囲気が出ますね。お寺の前の掲示板に書いてある格言みたいな趣があります。

また、こういう書体は大きく枠からはみ出るくらいにしてもカッコよく決まりますので、メインで使うのは難しくてもアクセントとして使っても良いかと思います。やっぱり和を感じさせるデザインで活きる書体です。外国人が見るための日本のサイトに使っても喜ばれそうですね。

さてさて、令和はどんな時代になるでしょうか?
素敵な時代になるように、沢山の素敵なデザインをしていく事が大事だと思っています。頑張るぞー。
それでは今月も楽しく頑張りましょう。

嗚呼“リュウミン”

2019.04.01

2019年4月のニュース

春になると、我が家の近くの空き地をチェックする日々となります。蕗の薹の出現をひたすら待ちわびるのです。出ない出ないと思っていると、気温が上がった次の日に沢山顔を出していたりするので油断はできません。

寒い中一生懸命耐えていたであろう、沢山の褪せた色の草をかき分けて、蕗の薹は眩しいぐらいの明るい緑色の光を放ちながら顔を出します。その姿を見た瞬間には、本当にその場でガッツポーズを取りたくなる位嬉しくなります。

そして、春に感謝しながらそれらを摘み、その香りを吸い込んだ時の幸福感。そう、幸せってきっとこういうことなんだ。と思います。

そんなこんなで4月です。これから沢山の色彩が幸せを与えてくれる素敵な季節ですね。
あ、元号が「令和」と発表されました。「一見して意味がわかる漢字ではないですが、時間が経つにつれて意味が与えられて行きそうでなかなか良いな」と思いました。いよいよ平成も終わりですね。

今月の稼働率

さて、今月の稼働率です。
稼働率は、月の稼働日数(今月だと20日)×8時間を100%として、その月に決まっている合計工数を割る事で算出しています。参考程度に考えてください。大体150%を超えると、少し慌ただしくなってくる感じです。

今月は、80%ぐらいなので、だいぶのんびりとしています。春を楽しむぞー!
ご相談は随時受け付けておりますので、ご連絡ください。

今月のFONT紹介は「リュウミン」

フォント紹介と言うと偉そうなんですが、自分の勉強の為に毎月書かせて頂いています。意見も個人的な意見となりますが、良かったら読んでみて下さい。

二ヶ月連続となる日本語書体のご紹介となります。
“リュウミン”です。今まで紹介していなかったことに驚くぐらい、案件で大変お世話になっていますし、誰にでもオススメできる書体であります。

明治35年創業の森川龍文堂活版印刷所が作った金属活字をモリサワが譲り受け、デジタル書体にしたのが“リュウミン”です。
これが、面白い話なのですが、森川龍文堂の読みは“モリカワ・リョウブンドウ”と読みます。つまり、リョウブン堂の明朝体なので“リョウミン”とする所を、読み間違えで“リュウミン”と名付けられてしまったという微笑ましいエピソードがあります(森川龍文堂活版印刷所の方は「なに!」と思ったとことでしょうが。。)。

さてさて、見てみましょう。

リュウミン L (Light)

リュウミン L (Light)

リュウミン R (Regular)

リュウミン R (Regular)

リュウミン M (Medium)

リュウミン M

リュウミン B (Bold)

リュウミン B

リュウミン EB (Extra Bold)

リュウミン EB

リュウミン H (Heavy)

リュウミン H

リュウミン EH (Extra Heavy)

リュウミン EH

リュウミン U (Ultra)

リュウミン U

とてもキリッとしていて、キレがあります。カーブがとても美しく、柔らかい部分と鋭い部分のバランスが抜群で、とても端正なかっこいい書体だと思います。

ウェイトも豊富で、見出しから本文まで使えます。上の例文以外にも「KS(小がな)」「KO(オールドがな)」というカナ書体もあり、あらゆる場面で活躍してくれます。
骨格の美しさは日本の精神性を感じさせ、横書きでも縦書きでも美しく、どのように使ってもデザインに品格を与えてくれる秀逸で隙のない書体です。本当に美しい。

「日本語の美しさを活かした、かっこいいデザインにしたい」という時には真っ先に浮かぶ書体で、実際に沢山使わせて貰っています。
あまりにも多く使っているので、最近ではこれを使うと楽している気がして、使用するのが憚られます。それぐらい素晴らしい書体ということです。

大きくても小さくても、縦でも横でも、字間を詰めても広げても美しい。そんな書体は中々ありません。
「書体は適材適所使うものだから、好きな書体などない」と普段言うように心がけているのですが、「好き」と言わざる負えない。そんな書体です。LOVE。あー言っちゃった。

欧文も素敵なA1ゴシック

2019.03.01

2019年3月

東京では寒さもだいぶ緩み、春を感じさせる陽気の日がチラホラと出始めました。やったー!春だ!
でも、間違ってこのように喜び過ぎてしまうと、花粉症の方の「チッ」という舌打ちの声が聞こえてきちゃいます。

この世界には様々な立場の人がいて、それぞれの状況や価値観で生きています。我々デザイナーという職種は、その全ての立場のことを理解しようとする事が大事だったりします(急に真面目か)

昨今インターネットに溢れる、誰かの悪いところや弱点なんかを集中攻撃するような流れは、見ているととても悲しい気分になりますが、そんな狭量な意見からもポジティブな面を探そうとしていたり、狭量な意見に対してまで理解しようとしている自分がいて、それを職業病と言います。

今月の稼働率

さて、今月の稼働率です。
稼働率は、月の稼働日数(今月だと20日)×8時間を100%として、その月に決まっている合計工数を割る事で算出しています。参考程度に考えてください。大体150%を超えると、少し慌ただしくなってくる感じです。

今月も、先月同様100%ジャストぐらい。ただ、月の前半は少々バタバタしそうな雰囲気です。
ご相談は随時受け付けておりますので、ご連絡ください。

今月のFONT紹介は「A1ゴシック」

フォント紹介と言うと偉そうなんですが、自分の勉強の為に毎月書かせて頂いています。意見も個人的な意見となりますが、良かったら読んでみて下さい。

久しぶりの日本語書体です。「A1ゴシック」は、モリサワの書体です。
”A1明朝”というとても美しい明朝体の骨格を参照して作成された書体だそうで、その特徴である墨溜まりが温かみを感じさせる書体です。

先ずは見てみましょう

A1ゴシック L

A1ゴシック L

A1ゴシック R

A1ゴシック R

A1ゴシック M

A1ゴシック M

A1ゴシック B

A1ゴシック B

線の交差部分や角が滲んだような表現が最大の特徴となります。ウェイトが太くなるほどわかりやすいですね。親しみが持てる暖かい雰囲気がします。

骨格のクラシックさが分かりやすいように平仮名だけを並べてみました。

A1ゴシック 平仮名

”お”を見てみると、筆運びを連想させて面白いですね。
平仮名だけを並べるてみると、少し不思議な感じになりますが、普通に漢字を含めた文章を打ってみるとリズムが生まれ、とても読みやすくなります。

また、アルファベットは少し可愛い雰囲気で良い感じです。独特の柔らかいカーブが心地よく、欧文書体だけでも使えるかもしれません。今回調べてみて一番予想外の発見でした。

A1ゴシック アルファベット

さてさて「A1ゴシック」はどうだったでしょうか?
僕は実は「A1明朝」は頻繁に使いますが、今回紹介した「A1ゴシック」は実案件では使用した事がありませんでした。

でも、今回調べてみて良さが沢山見つかったので、マッチする案件があれば是非使ってみたいと思いました。調べて良かった。キーワードは「温かさ」「優しさ」「クラシック」という感じでしょうかね。そして欧文も素敵。覚えておきましょう。

さてさて、今回はこのへんで。ご精読ありがとうございました。

器用な現代っ子“Unitext”

2019.02.01

Unitextのご紹介

一月もあっという間に過ぎました。
年明けから心機一転、開設したての事務所での作業となりました。

「集中して作業ができるだろうか?」「効率が落ちるのではないか?」等、心配は色々とありましたが、いまのところほぼ問題が無く作業が出来ています。

一ヶ月、表通りに面した所で作業をして気づいたことは「走っている(ランニング)している人がとても多い」ということです。歩いている人よりも走っている人の方が多いような気さえします。

そして、平日の昼間だというのに、若い人もたくさん走っています。みんな仕事は?平日が休みの人なんでしょうか。でも、毎日走っている人も結構います。
「夜勤なのかな?」とか、「働かなくてもやっていけるお金持ちなのかな?」とか、考え出すとキリがないので、考えないようにします。

さーて。仕事仕事。

今月の稼働率

さて、今月の稼働率です。
稼働率は、月の稼働日数(今月だと20日)×8時間を100%として、その月に決まっている合計工数を割る事で算出しています。参考程度に考えてください。大体150%を超えると、少し慌ただしくなってくる感じです。

今月は100%ジャストぐらい。ちょうど良い感じで作業が出来そうです。
ご相談は随時受け付けておりますので、ご連絡ください。

今月のFONT紹介は「Unitext」

フォント紹介と言うと偉そうなんですが、自分の勉強の為に毎月書かせて頂いています。意見も個人的な意見となりますが、良かったら読んでみて下さい。

今月紹介する「Unitext」は、今時っぽいモダンな書体で、ヒューマニスト・サンセリフとジオメトリック・サンセリフの良い所を取り入れたような、器用な現代っ子っぽい趣のある書体です。

先ずは見てみましょう

Unitext Hairline

Unitext Hairline

Unitext Extralight

Unitext Extralight

Unitext Light

Unitext light

Unitext Regular

Unitext Regular

Unitext Semibold

Unitext Semibold

Unitext Bold

Unitext Bold

Unitext Black

Unitext Black

xハイトが高く、カウンターが広くスッキリしていて読みやすく、オーソドックスな印象さえ感じる書体です。特徴のある形がありつつも、締めるところは締め、調子に乗りすぎない所が絶妙な知的さを感じる、いかにも人気が出そうな書体ですね。

一番の特徴は“f”とか“t”の横棒の左側がないことでしょうか。この文字の印象で非常にモダンな雰囲気になっている気がします。

また、“a”の形が変わっていて、“s”をそのまま水平に反転させたような、大らかな曲線で構成されているのも面白いです。

使い所は幅広く、色々な用途に使用できそうです。“f”とか“t”の特徴的な文字を活かしてロゴとかにも使えそうですし、横棒の右側が僅かに斜めに切られているのが、スポーティーな雰囲気も感じさせます。

守備範囲が広く、どこに使っても良い働きをしてくれて、嫌われることの少ない、まさに優等生的なフォントですね。

そして、これも素敵なポイントとして、Adobeと契約している方なら誰でも使えますので、ぜひ使ってみて下さい。fonts.comのサブスクリプション契約でも使えます。

それでは今月はこのへんで。まだまだ寒い日が続きますが、楽しく過ごしましょうー。

2019年の誓い

2019.01.01

2019年の誓い EMDesigns

2019年が明けました。

恐らく、各家庭や個人でそれぞれ好みの年の越し方があるのだと思いますが、僕は静かに緊張感を持って越すのが好みで、毎年そうしています。(基本は正座)

そして、静かに年を越した後に年越し蕎麦を食べ、その後に書き初めを行う。という流れとなります。(なんの発表だ)

災害の多い昨今、無事に年が越せる喜びと感謝の気持ちで、今年も頑張ろう。と静かに思うのです。

2019年の誓い

さて、平成最後の年となる2019年ですが、新事務所でのスタートとなります。

今までは自宅にこもって作業を行なっておりましたが、新事務所では開放的な窓で、表通りから丸見えの環境での作業となります。

この環境の変化によって、何かの流れは確実に変わると思っています。そして、どんな流れになったとしても、よい流れに変えられるかどうかは自分次第だと思いますし、必ずよい流れに乗れると思っています。その為の船も事務所に用意してあります(見に来て頂ければ意味がわかるかと思います)。

僕はここで、今まで通りデザインの仕事をします。

ただそれだけです。それ以上のことは、現時点では考えておりません。でも、人口減少が進む青梅の街や、どんどん寂しくなっていく街へ、何らかの刺激を与えられたら。という思いはございます。

その為に、あえて路面に事務所を構えて「青梅の街にもデザイナーという仕事がある」という事をメッセージとして伝える事にしました。

それは、誰かに伝わるかもしれないし、全く効果がないかもしれません。でも、少なくとも、街に一つの明かりが灯ることは間違いありません。そして、その明かりを少しでも長く灯し続けることが出来たらと思っています。

さてさて、今年も一年間を楽しく、真剣に取り組みたいと思っております。
2019年も、EMDesignsをよろしくお願いいたします!

今年もありがとうございました

2018.12.29

EMDesigns 事務所外観

今年も一年間、EMDesignsをご愛顧いただきありがとうございました。
本日で仕事納めとさせて頂きます。

2019年の業務開始は1月7日より、新事務所で開始したいと思っております。

2018年のトピックスは間違いなく事務所の工事でした。
8月ぐらいから考え始めて、4ヶ月間かけて少しずつ進めてきました。(まだ看板も付いてないですし、少しずつ進めていきます。)

画像は事務所の外観ですが、かなり奇抜な色使いですね。
面白い看板建築の物件で、築八十年以上(正確な年数はわかりません)です。縦横に長くて4軒分ぐらいがくっついて一つの建物になっています。

新たな事務所で心機一転、頑張りたいと思っております。

それでは、皆様よいお年をお過ごしください。
2019年もよろしくお願いいたします!

スポーティーなITC Avant Garde Gothic

2018.12.01

2018年12月のニュース

師走ですね。もう正月が見えてきました(嬉)。しかし、暖かい日々が続きますね。寒いのが苦手なのでこの暖かさは歓迎しております。でも、冬のキリッとした空気も悪くないので、それも楽しみにしつつ過ごしています。

先日、御岳渓谷に紅葉の具合を見に行ってきました。それが上の写真ですが、銀杏の大木が陽に当たって黄金色に輝いていました。
太陽の光が色々なものを美しく染め、感動すると共に「デザインは光だ!」とか考えながら眺めている事に気付いて、少し反省しました。仕事の事を忘れることも仕事だ!(ちょっと変なテンションですいません!)

今月の稼働率

さて、今月の稼働率です。
稼働率は、月の稼働日数(今月だと20日)×8時間を100%として、その月に決まっている合計工数を割る事で算出しています。参考程度に考えてください。大体150%を超えると、少し慌ただしくなってくる感じです。

今月の稼働率ですが、200%前後となっております。師走ですね。嬉し泣きです。
急ぎの案件の対応は難しいと思いますが、諦めずに一回相談してみて下さい。

今月のFONT紹介は「ITC Avant Garde Gothic」

フォント紹介と言うと偉そうなんですが、自分の勉強の為に毎月書かせて頂いています。意見も個人的な意見となりますが、良かったら読んでみて下さい。

さて、「ITC Avant Garde Gothic」。実は「いつか使いたいなぁ」と思いながらも、実案件では一回も使った事がないのです。
あの豊富な合字を活かせる案件があれば!とチャンスを待ち続けていますが、勿論合字だけのフォントではない事は間違いありません。

ITC Avant Garde Gothic Extra Light

ITC Avant Garde Gothic Extra Light

ITC Avant Garde Gothic Book

ITC Avant Garde Gothic Book

ITC Avant Garde Gothic Medium

ITC Avant Garde Gothic Medium

ITC Avant Garde Gothic Demi

ITC Avant Garde Gothic Demi

ITC Avant Garde Gothic Bold

ITC Avant Garde Gothic Bold

Extra Light、Book、Medium、Demi、Boldの5ウェイトで、それぞれにoblique(斜体)が付いています。
パッと見て思うのがスポーティーでポップ。分類的にはFuturaに近い幾何学的な書体ですが、Futuraと比較するとxハイトが高くて丸っこくて、性格はまるで違いそうです。

そしてなんと言っても合字!

ITC Avant Garde Gothic 合字

すごいですね。
この合字を活かすために、字間を詰め気味で組んだ方が良さそうですので、Futuraみたいにスカスカの字間でおしゃれーみたいな感じの組み方だと、この書体の魅力が半減する気がします。
合字無しで考えても、字間を開けすぎるとどんどん間抜けになっていくタイプの書体ですので、そういう使い方はしない方が良さそうでした。

書体名通りにアヴァンギャルド(Avant Gardeという雑誌むけに作られたのが元のようです)に使うことも勿論良いですし、素直に組んでもかっこ良い書体です。
いつか使うぞー!

7th anniversary

2018.11.21

開業してから7年間、なんとかやって来られました。これも支えてくださった皆様のお陰です。心から感謝の気持ちです。ありがとうございます!

特定のお客さんがいない、全くの0からのスタートでした。「よくこれまでやって来れたな」と、振り返ってみると我ながらちょっと恐ろしくなります。でも、当時は失敗することなんてほとんど考えていなかった気がします。それも恐ろしい。

会社員時代から今まで、実に15年間この仕事に携わらせて頂きました。様々な壁があり、様々な楽しかった事があり、それら一つ一つが、僕の事を支えてくれたことは言うまでもなく、今後も僕のことを支えてくれるのだと思います。

また、色々な事を教えてくださった会社員時代の上司、こんな僕の部下として仕事をしてくれた皆。僕を全力で叱って下さったクライアント様。それら全ての方々を裏切らない為に、一日でも長く続けていきたい。と言う気持ちも僕の支えになってくれました。

続けることの難しさは年々感じていますが、勿論これからも続けていきたいと思っていますし、続けていくことが僕の責任だと思っています。

今後について

現在は新しいオフィスを工事中で、早ければ年内には新オフィスへ移転いたします。築80年以上の古い看板建築の建物を改装した、青梅の駅前通りに面した所です。

ガラス張りで中が見える作りにする予定です。これは、衰退が進む青梅の街の方々に「デザインを通して何か刺激が与えられないだろうか?」と思った事がきっかけでした。まずは「デザイナーが街にいる。」と認識してもらう事が何かのスタートになるのではないかと思っています。

物件は“まちつくり青梅”のアキテンポ不動産で紹介して頂きました。

青梅という所縁もない所へ越してきて、デザイナーとして起業しました。気付けば青梅の街で沢山の仕事をさせて頂けるようになり、段々と自分がすべきことが見え始めて来ている気がしています。

と言っても、やることは今までと変わりなく、自分の事を信頼してお任せして下さる方々の為、これからも精一杯仕事をさせて頂きたいと思っています。今後ともよろしくお願いします!

平成三十年十一月の稼働状況

2018.11.01

2018年11月

朝晩がだいぶ冷えるようになったなぁ。なんて思っていましたが、もう11月でした。寒くて当たり前。むしろまだ暖かすぎるぐらいかもしれないですね。

そんな今月なんですが、少々仕事がパンク気味です。。 まともな見出し画像も作れず、フォント紹介も出来ないのが悔しいのですが、もちろん頂いているお仕事が最優先です。

という訳でして、、今月はバタバタしております。 案件の相談は受け付けておりますが、少々返事が遅くなる可能性がございます事をご了承ください。

嗚呼、気づけば今月で7周年です。ありがたや。 無事に7周年を迎えられるように頑張ります。

エレガントな「Playfair Display SC」

2018.10.01

2018年10月

ただいま十月一日の深夜で、台風真っ只中にこの記事を書いています。家の壁に寄りかかっていると、あまりの強風に建物が若干揺れているのが分かります。

今月はありがたいことにとても忙しくさせて頂いており、いつもなら月末までには記事を書き終えるのですが、今日まで書く時間が作れずに、こんな台風の最中に落ち着かない気持ちでおります。

誰でもなのか、自分だけなのかは分かりませんが、台風が来ると少し興奮しませんか?近くの川を見に行ってしまう人の気持ちはとても理解できます(行きませんが)。 子供の頃は台風が来ると、必ずびしょびしょになりながら自転車で走り回る。という厄介な子供でした。

今月の稼働率

さて、十月の稼働です。ありがたい事にとても混み合っており、今月着手の案件はお受けできそうにありません。

来月以降に着手する案件でしたら問題ございませんので、ご相談ください。

今月のFONT紹介は「Playfair Display SC」

フォント紹介と言うと偉そうなんですが、自分の勉強の為に毎月書かせて頂いています。意見も個人的な意見となりますが、良かったら読んでみて下さい。

今月紹介するのは「Playfair Display SC」。初のgoogleフォントからの紹介です。

案件でどうしても綺麗な書体をWebフォントで使いたくて探していたら見つけたのがこれでした。

googleのウェブフォントといえば、有料のWebフォントを使用できない案件で、文字を画像にもしたくない。という時に仕方なく代用品として使う。というイメージでしたが、それを覆すフォントでした。

まずは見てみましょう。

Playfair Display SC

とても美しい書体ですよね。

今回紹介するのはスモールキャピタルになっていますが、通常の小文字の書体もあります(通常の小文字は、書体名の末尾のSCを取った名前です)。今回は無料のWEBフォントでスモールキャピタルを使用できる事に感動したので、スモールキャピタル版の紹介です。小文字も美しいので是非見てみてください。

とてもエレガントな書体ですので、ファッション系にとても合うと思います。他にもエレガントな雰囲気にしたい場合に役に立つと思います。大きめに使うと美しさが際立ちそうです。

こんな書体がWEBフォントで、しかも無料で使えちゃうなんてびっくりです。こえーなgoogle。

googleのような巨大な組織が、どんどん使えるフォントを無料で出していく事に様々な意味で恐ろしさを感じなくもないですが、使う方としては間違いなく便利ですよね。

さてさて、もう年末が見えて来ていますね。。今月も楽しく過ごしましょうー。

残暑にNeue Haas Grotesk

2018.09.01

2018年9月

9月に入りました。まだまだ暑いですが夜には秋の虫が鳴いていたりして、季節が確実に変わってきていることを感じるこの頃です。

夏が終わるのかー。と思うとなんとなく寂しいのは毎年の事ですが、こういう繰り返し起こるリズムみたいなものは、とても大事なものだと感じています。
毎年違うことが起こりますし、一つとして同じ日は巡ってきません。それはそうなんですが、なんとなく一回り。という感覚がないと宇宙空間に放り出されたような感覚になりそうじゃないですか?
昔話をする時に「1825日前にさぁ」なんて。。ちなみに1825日前は5年前です。

夏の終わり頃には、大抵こういうくだらない事を一回は考えている気がします。

今月の稼働率

さて、今月の稼働率です。
稼働率は、月の稼働日数(今月だと18日)×8時間を100%として、その月に決まっている合計工数を割る事で算出しています。参考程度に考えてください。大体150%を超えると、少し慌ただしくなってくる感じです。

今月の稼働率ですが、180%前後となっており、少々慌ただしい毎日になりそうです。ありがたいです。

急ぎの案件の対応は難しいと思いますが、諦めずに一回相談してみて下さい。

今月のFONT紹介は「Neue Haas Grotesk Display Pro」

フォント紹介と言うと偉そうなんですが、自分の勉強の為に毎月書かせて頂いています。意見も個人的な意見となりますが、良かったら読んでみて下さい。

さて、「Neue Haas Grotesk Display Pro」です。
かの有名なHelveticaの元となった書体です。「元となった」という事は、同じ書体ということです。しかし、それぞれが違う改良が加えられたりなんだりで、別の書体として存在しているようです。

さて、どれだけHelveticaと似ているのか見てみましょう。

Neue Haas Grotesk 15 Ultra Thin

Neue Haas Grotesk 15 Ultra Thin

Neue Haas Grotesk 25 Thin

Neue Haas Grotesk 25 Thin

Neue Haas Grotesk 35 Extra Light

Neue Haas Grotesk 35 Extra Light

Neue Haas Grotesk 45 Light

Neue Haas Grotesk 45 Light

Neue Haas Grotesk 55 Roman

Neue Haas Grotesk 55 Roman

Neue Haas Grotesk 65 Medium

Neue Haas Grotesk 65 Medium

Neue Haas Grotesk 75 Bold

Neue Haas Grotesk 75 Bold

Neue Haas Grotesk 95 Black

Neue Haas Grotesk 95 Black

Helveticaです。と言われたら見破れない自信があります。ほぼ一緒です。各ウェイトにはイタリックもあるのですが、これまたHelveticaとほぼ一緒なので、ここでは紹介しません。

この書体は、金属活字時代に発表され、それがよく出来ていたので名前をHelveticaに変えて販売され、世界的な大ヒットとなりました。その後、デジタル化する際にHelveticaが妥協していた部分を、オリジナルに忠実で完璧なデジタル書体を目指して作られたのがこの書体だそうです。(更にその後にはHelveticaも作り直されているので訳がわからない)

どちらも美しいですし、ウェイトも揃っていて使いやすく、正直、どちらでも良い気がします。と言ってはいけないのか。
でも、違いも勿論あります。
一番大きい違いは“a”と“R”に違うバリエーションが収録されている事です。

“a”と“R”のバリエーション

Neue Haas Grotesk 異字体

“a”は、終筆のハネの部分の形状が異なり、あまりハネていないものが入っています。文章になった際には、黒さを軽減する効果がありそうです。(Ultra LightからRomanまではハネている“a”がデフォルト。MediumからBlackまではハネていない“a”がデフォルト。理由はあるのかもしれませんが、ややこしい。。)
また、“R”は、Futura等、モダンサンセリフのようなカーブの少ない物が入っています。
どちらも結構印象が変わりますので、Helveticaと比較した際には大きな判断ポイントになりそうです。

文章で見てみましょう。どちらも「Neue Haas Grotesk 55 Roman」です

Neue Haas Grotesk 異字体
Neue Haas Grotesk 異字体

違いは“R”だけですが、上の方がスッキリして見える感じがしますね。でも、なんとなくHelveticaの“R”に見慣れていると、少し違和感を感じなくもないです。“R”の文字だけを見ると可愛いんですけどね。

また、細かい部分でも違いはありますので、改めてHelveticaと並べてみます。

Neue Haas Grotesk 45 Light(“a”が別バリエーション)

Neue Haas Grotesk 比較

Helvetica Neue Light

Neue Haas Grotesk 比較

上の例では、大体同じ大きさに見えるように両端を揃えていますが、フォントサイズが同じ場合、Helveticaの方が大きくなるようです。また、カーニングはどちらもメトリクスで組んでいて、それ以外の調整は一切しておりません。
同じ幅で表示した時にはNeue Haas Groteskの方が数字が大振りになります。幅も僅かに広いですね。

スペーシングを見比べると、Neue Haas Groteskの方が綺麗な気がします。“a”を別バージョンに変更したことで、ハネが少なくなったことも効いています。Helvetica Neueの方は、“a”と“z”の間が詰まっていて、下がくっつきそうなぐらい近づいています。
全体的にNeue Haas Groteskの方が整っているような気がしますね。
ここら辺は並べて比べてみないと中々わからないポイントですので、今回見比べてみて良かったなと思います。

機能的なことは勿論、どちらも美しく、良く出来ていますので、どちらを使うかは好みの問題になってくるんじゃないかと思います。
でも、なんとなく玄人好みといいますか、「俺はHelveticaじゃなくてNeue Haas Groteskを使ってるんだぜ」とほくそ笑む感じで使う感じは気持ちいいですね。

ちょっぴりマニアックな人の多い、デザイナーという職種にはビビッと来るものがあるような気がします。
まさかそこ狙いなのでは?と思いますが、どうですかね??

Neue Haas GroteskとHelvetica Neueを天秤にかけて購入を迷っている。なんていう方はほぼいないと思いますが、万が一、そんな奇特な方がいらっしゃったら、この記事が少しでもお役に立てると幸いです。

Bodoni?いいえ、光朝です

2018.08.01

2018年8月

暑い暑い夏となりました。
僕の住む青梅では40℃を超え、東京都内における最高気温を塗り替える記録となったようです。そんな中、僕はもちろんエアコン無しの部屋で仕事をしています。ちゃんと生きてます。

それでもやっぱり熱中症は気になりますので、そろそろエアコンを導入しなくてはならないかもしれません。
何よりも暑すぎるとまずMacが動かなくなるのです。

自分は、基本的に暑さには強い方なのですが、歳を重ねるごとに暑さに負ける事も多くなってきました。
というか、だいたい自然に勝とうとしても無駄だな。と思う出来事が多い今日この頃です。

災害にあわれた方、ならびにご家族の方々に対しまして、心よりお見舞い申し上げます。

今月の稼働率

さて、今月の稼働率です。
稼働率は、月の稼働日数(今月だと23日)×8時間を100%として、その月に決まっている合計工数を割る事で算出しています。参考程度に考えてください。大体150%を超えると、少し慌ただしくなってくる感じです。

今月の稼働率ですが、120%前後となっています。
どちらかというと落ち着いて作業をしています。どしどしご相談ください。

あ、お盆休みのことを忘れていました。稼働日数23日を見ていただければわかるとは思いますが、、
特に決まったお休みを取る予定はございません。

今月のFONT紹介は「光朝」

フォント紹介と言うと偉そうなんですが、自分の勉強の為に毎月書かせて頂いています。意見も個人的な意見となりますが、良かったら読んでみて下さい。

「光朝」です。
グラフィックデザイナーの田中一光さんのBodoni愛が高じて、「Bodoniに合う日本語書体が欲しい」と作られた書体だそうです。

さて、どんな書体かを見てみましょう。

光朝

光朝

なるほどー。という感じですね。縦横の線のコントラストが確かに「Bodoni」っぽいです。
わかりやすいように、参考にされている「Bodoni」を見てみましょう。

Bauer Bodoni

Bauer Bodoni Pro 1

ちなみに「光朝」の欧文。

光朝の欧文

うんうん。よく似てます。
まぁ当たり前です。参考にしたんですもの。細かい作りの違いに関しては、派生フォントの多いBodoniが元なので、あまりここでは言及しません。

次は、この書体の真価となる、日欧の混植です。

光朝 日欧の混植

少し調整したい部分はありますが、とても良くまとまっています。
使い道としては、やはり見出しで大きく使うのが良いと思いますので、好みの調整をしつつ使うのが正しい使い方です。

最上部の見出し画像内の使用例は、字間をたっぷり目にとって組みました。そうする事で、この書体の持つ繊細さが出てきます。

この書体の特徴を活かすには、大きめの文字で大胆にデザインするのが良いと思います。
また、Bodoniのイメージで使うなら、やはり字間をたっぷりめに組み、文字数を削るよう心がける事が大事だと思います。

一方、Bodoniのファッショナブルなイメージではなく、日本語の持つエモーショナルな雰囲気を求める場合、詰め気味で使うととてもカッコ良い堂々とした雰囲気が出せます。(僕がこの書体を使うときは、こっちの使い方が断然多いです。)

さすがは日本のグラフィックデザインの一時代を築いた田中一光さんが作られたフォントだなぁ。と思います。とても魅力的です。
基本的にはBodoniの延長で考えずに、これはこれ。と考えて使うのが正しいような気がしますが、Bodoniに合わせてもしっかり使えちゃう。というすごい書体だと思います。

「光朝」はMORISAWA PASSPORTに入っていますので、是非チェックしてみてください。
ではでは。今月も良いフォント生活(?)をお過ごしください。

夏だよ!黒曜

2018.07.01

2016年7月

ななななんと。梅雨が6月中に明けてしまいました。紫陽花もびっくりです。
そして、いきなり夏がやって来ました。
確か去年の夏は、梅雨明け後に雨が降り続けたような気がしますが、今年はどうなるでしょうか?
どちらにせよ夏を楽しみたいですね。

今月の稼働率

さて、今月の稼働率です。
稼働率は、月の稼働日数(今月だと21日)×8時間を100%として、その月に決まっている合計工数を割る事で算出しています。参考程度に考えてください。大体150%を超えると、少し慌ただしくなってくる感じです。

今月の稼働率ですが、120%前後です。
月の初めには出張に出かけたりしますので、少しだけ連絡が鈍くなる可能性がございますが、極力メールをチェック致しますので、ご連絡頂ければと思います。

今月のFONT紹介は「黒曜」

フォント紹介と言うと偉そうなんですが、自分の勉強の為に毎月書かせて頂いています。意見も個人的な意見となりますが、良かったら読んでみて下さい。

久しぶりの日本語書体は「黒曜(こくよう)」。見出し画像に使用している書体がそうです。
2017年にモリサワから発表されたばかりの、新しめの書体となります。

さて、どんな書体かを見てみましょう。

黒曜

とても味のある、書家が書いたような書体です。かっこいい!
木訥とした雰囲気を持つ書体で、見出しに使用すると雰囲気が出ると思います。

縦書きでも横書きでもいい感じにキマリますが、字間を広くゆったりめに組むと、おおらかな雰囲気が強くなり、字間を詰め気味で組むと、豪快さが強く出て来ます。
一文字ずつ文字サイズを変えたり、少し暴れさせてもそれっぽい感じでキマリます。

人間味や人情、手作り感を出したい場合にとても良いと思いますし、夏にぴったりな熱い表現にも最適だと思います。
少し枠からはみ出るぐらいの使い方をするとそれっぽいような気がします。

今回、黒曜を紹介するのに紫陽花の写真を選びましたが、実は去年の7月の記事でも紫陽花を使っていました。
その際に使用したのはZapfinoという繊細な書体でしたが、見比べてみると同じ紫陽花で、書体の色はどちらも白で同じなのに、雰囲気が全く異なります。

同一素材を使用した訳ではないので、比較対象としては少しあれですが、書体の選び方や使い方で同じ花から異なる側面を引き出せることは分かりやすい例になったかと思います。

適切な書体を適切な使い方が出来るようになると、デザイナーとしての幅がぐぐっと広がると思います。
フォントを使いこなせるように頑張りましょうー。

情熱とロジック“Univers”

2018.06.01

2018年6月

ほぼお休みが取れなかった怒涛の5月が終わりました。
ギリギリではありましたが、全て予定通り納品が出来ました。しかし、ゴールデンウィークあたりには「本当に無理かも」なんて思いながら仕事をしていましたが、お客様に迷惑をかける事なく終えられて本当によかったです。ふぅ。

仕事をしながら「6月に入ったら休むぞー」と思っておりましたが、そんなに甘くありません。
というか有り難いことに、9月ぐらいまで埋まる勢いでお仕事を頂いております。や・休みは。。

今月の稼働率

さて、今月の稼働率です。
稼働率は、月の稼働日数(今月だと21日)×8時間を100%として、その月に決まっている合計工数を割る事で算出しています。参考程度に考えてください。大体150%を超えると、少し慌ただしくなってくる感じです。

今月の稼働率ですが、慌ただしくなる一歩手前な148%といった感じです(まだ読めない部分があります)。
急ぎの案件でなければ、ご依頼はまだまだ受けることが可能ですので、どしどしご相談ください。

今月のFONT紹介は「Univers Next」

フォント紹介と言うと偉そうなんですが、どちらかと言うと自分の勉強の為に毎月書かせて頂いています。意見も個人的な意見となりますが、良かったら読んでみて下さい。

Universは、1957年にアドリアン・フルティガーさんが作ったフォントです。今回紹介する「Univers Next」は、2010年に作者であるフルティガーさんが改めてUniversを手直しして発売された書体です。

さて、どんな書体かを見てみましょう。

Univers Next Light

Univers Next Light

Univers Next Regular

Univers Next Regular

Univers Next Medium

Univers Next Medium

Univers Next Bold

Univers Next Bold

Univers Next Black

Univers Next Black

Univers Next Black

Univers Next Heavy

今回はスタンダードな字形のウェイト違いのみを紹介していますが、実はこのフォントはウェイトも種類も豊富で、ファミリー全部入れると60種類以上(!)となります。
見たい方はこちらで一覧が見られます。

合理的な設計思想によって制作され、見出しでも本文でもあらゆる使用用途を網羅するべく設計された書体です。大人気の書体「Helvetica」と比較される事もありますが、実は同い年のようです。
整った字形も一見すると良く似ています。

比較してみましょう

Helvetica Neue Light

Univers Next Light

Univers Next Heavy

同じ年に作られたという事から、互いが影響しあったという訳ではなく、また、同じ書体を参考にした訳でもないのですが、よく似ています。細かい部分は当然差がありますが、一見向いている方向が同じという印象を受けます。

しかし、その設計思想は異り、Helveticaは「Neue Haas Grotesk」を参考に作られたようですが、Universはローマン体の読みやすさを参考にして作られたそうです。
また、Universは、多様な言語で組んでも読みやすい事を目指しており、大文字を多用するドイツ語も読みやすくするべく、大文字の黒みを調整してあり、大文字を比較すると設計思想の差がわかりやすくなります。

Helvetica Neue Light 大文字

Univers Next Light 大文字

Univers Next Heavy

全体的にUniversの方が幅が狭く、小ぶりに見えるようになっています。“Q”とか“K”、“G”等がわかりやすいですが、よりシンプルになっていて、黒みを減らす工夫が見て取れます。

これまで、Helveticaとの比較をしてきました。似た要素があることは確かですが、実際に使用してみると使い勝手が異なり、決定的に書体の特性が違うことがわかると思います。「Helveticaの代わりにUniversを」という感じで使うと思い通りにならなかったりします(僕がそうでした)。
※書体を見るときに、フォルムばかり気にしてしまいがちですが、実際に使用して見るときに大事なのが、機能だということが、HelveticaとUniversを比較していて良く分かった事から、今回は比較しながら説明する方法を取りました。

Helveticaは、誰が組んでも割と洗練された感じに仕上がってくれますが、そのノリでUniversを使うと「あれ?」ってなったりします。
同じような意識で使うと、意図せずに“人間味”のようなものが出てしまう感じると思います。温度というか、少し“いなたい”雰囲気を感じさせます。
それが前述したベースの違いなのかもしれません。細かい骨格の違いや曲線の違いからでしょう。少し人間味が加わるのです。Universを使う際にはそこがポイントになってくると思います。いなたい。

フルティガーさんの作った書体は、モダンな書体にもどこか温かい部分があるような気がしますが、このUniversも使ってみるとやっぱりそうでした。
見出し画像に使いましたが、アンパサンドがクラシックだったりする部分にもこだわりを感じて素敵です。

Universは、書体デザインにも作者の人柄やポリシーみたいなものが出るんだなぁ。と感じさせてくれたフォントでした。
まさにロマンというか、情熱で計算されたフォントだと思います。素敵。

太さと美しさ。Carousel

2018.05.01

2018年5月

散歩に出かけると色とりどりの花が咲き、竹林からは筍が顔を出しています。
穏やかな天気が続き、最高の春となっています。

そして、ご近所の方から山菜やタケノコの差し入れをいただいたり、食の面からも最高なのが春です。
スーパーで買うのも勿論美味しいんですが、ご近所の方から差し入れを頂くというのは、気持ちが加わり更に美味しく感じます。

話は変わりますが、ついこの間、学芸大学の近くで打ち合わせがあり、タイポグラフィ関連の本を扱う“BOOK AND SONS”さんが近いという事で寄り道して「ボドニ物語―ボドニとモダン・ローマン体をめぐって」なる素敵な本を見つけて購入しました。
最近、本の紹介をサボっていたので、近日中に時間を見つけてご紹介したいと思っています。

今月の稼働率

さて、今月の稼働率です。
稼働率は、月の稼働日数(今月だと21日)×8時間を100%として、その月に決まっている合計工数を割る事で算出しています。参考程度に考えてください。大体150%を超えると、少し慌ただしくなってくる感じです。

「近日中に本を紹介したい」なんて言っておいて、今月の稼働率は、200%超となっております。
200%を越えてきますと、正確な工数を算出不能になってきます。。。

お急ぎの案件はお受けする事ができませんが、相談はいつでも気軽にして下さい。

今月のFONT紹介は「Carousel」

フォント紹介と言うと偉そうなんですが、自分の勉強の為に毎月書かせて頂いています。意見も個人的な意見となりますが、良かったら読んでみて下さい。

タイトル画像に使用した書体が「Carousel」です。極太と極細のコントラストがインパクトあって、お洒落な雰囲気の書体です。
1966年にGary Gillotによってデザインされたモダンローマン体です。

さて、どんな書体かを見てみましょう。

Carousel

Carousel

Carousel(大文字)

Carousel(大文字のみ)

例文のように文章を組んでしまうと、この書体の魅力はあまり伝わりにくいかもしれませんね。。見出し画像のようにとにかく大きく使いたい書体です。

この書体の最大の魅力は、極太の部分と極細の部分を辿る線の繊細なカーブです。大文字のGとか小文字のbの下側の大胆なくびれがとても好きです。
使い道としては、太く目立ちながらも繊細な美しさを持つことから、女性向けのファッション系やアート系のデザインの見出しにぴったりじゃないかと思います。

最近、モダンローマン体が僕の中で流行っていて、気がつくとそればかりに目が行ってしまいます。見出しとして使用した際の機能性に注目しているのもありますし、美しさを追求した場合にもサンセリフ体では決して出せない魅力があるなぁ。と思います。

今月は「Carousel」の紹介でした。
それではまたー。

絵になるフォント。Diotima Classic

2018.04.01

news_1804

長い冬の終わりが見えたと思ったら、一気に春が来ました。家の庭に数年前に植えたのに、中々出て来てくれなかったフキノトウが顔を出し、小躍りしながら収穫したその手に移った香りをかいだ瞬間の幸せったらないですね。多分こういう種類の幸せは長生きしないと味わえない気がします。

タイトル画像に使用した“Spring is here again”は、Nirvanaという僕が大好きだったバンドの「In bloom」という曲の歌詞の一部なのですが、それを書いたカート・コバーンは27歳で亡くなってしまったので「こういう幸せは知らなかったかもなぁ」と春になるとよく思い出したりします。(4月に亡くなってしまったのです)

若かりし頃は「長生きなんてクソだ」なんて本気で考えていたのですが、ここまで生きると「なかなか良いものだなぁ」と思います。若い子に伝えたい「長く生きることはとても楽しい」と。本当ですよ。

今月の稼働率

さて、今月の稼働率です。
稼働率は、月の稼働日数(今月だと20日)×8時間を100%として、その月に決まっている合計工数を割る事で算出しています。参考程度に考えてください。大体150%を超えると、少し慌ただしくなってくる感じです。

今月の稼働率は、120%となっております。
余裕がありそうですので、しばらく出来なかった勉強をしたりしつつご依頼をお待ちしております。

今月のFONT紹介は「Diotima Classic」

フォント紹介と言うと偉そうなんですが、自分の勉強の為に毎月書かせて頂いています。意見も個人的な意見となりますが、良かったら読んでみて下さい。

タイトル画像に使用したフォントが「Diotima Classic」です。
なんどか紹介しているフォントデザイナーHermann Zapfさんの奥さん、Gudrun Zapf von Hesseさんが作った書体で、1950年代に作ったものです(Diotima)。そして2009年に小林 章さんと共にリメイクし、太いウェイトを追加したのが今回紹介する「Diotima Classic」です。

さて、どんな書体かを見てみましょう。

Diotima Classic LT Pro Light

Diotima Classic LT Pro Light

Diotima Classic LT Pro Regular

Diotima Classic LT Pro Regular

Diotima Classic LT Pro Bold

Diotima Classic LT Pro Bold

Diotima Classic LT Pro Heavy

Diotima Classic LT Pro Heavy

Diotima Classic LT Pro Light Italic

Diotima Classic LT Pro Light italic

Diotima Classic LT Pro Regular Italic

Diotima Classic LT Pro Regular italic

Diotima Classic LT Pro Bold Italic

Diotima Classic LT Pro Bold italic

Diotima Classic LT Pro Heavy Italic

Diotima Classic LT Pro Heavy italic

こうしてウェイトを並べてみると、すごく繊細なLightと大胆に太いHeavyとの幅がすごいですね。カウンターが広く、上品なカーブが柔らかい雰囲気を感じさせ、とても美しい書体です。文章を組んでみると、躍動感というか生命力を感じさせます。

個人的には“Heavy”ウェイトが気に入っています。タイトル画像に使ったのも“Heavy”です。見出しなんかに使うととってもお洒落です。そして、太くて目立つのに大味ではなく繊細で、色々使えると思います。特に女性向けのファッション系のデザインには使いやすそう。
BodoniとかDidotよりも少しクラシックな雰囲気も出したい場合とかにどうでしょうか?

全てのウェイトに共通して美しく、細かい部分がとても繊細な作りになっていて、すごく絵になるフォントとなっています。人物に例えるなら、柔らかい雰囲気を感じさせながら知性のある凛とした女性のイメージが思い浮かびます。

今月は「Diotima Classic」の紹介でした。
それではまたー。

リニューアルしました

2018.03.24

リニューアル

突然ですが、ポートフォリオをリニューアルしました。
リニューアル前の“縦書きバージョン”は賞を頂いたり、自分にとっては思い出深いものだったのですが、やはり新しいものにチャレンジして行きたいと思い、今年のはじめからチョロチョロと作業を進めておりました。

今回のテーマは“色の引力”です。
自分の仕事への姿勢として「客観と愛」というのがあります。「冷静さを持ちつつも熱い気持ちで仕事をする」という一見矛盾しているように見える要素の引っ張り合いで、バランスを取りつつ進める事が大事だと思っていますが、今回それを表現しました。
見ればわかると思いますが、ピンクと水色がそれにあたります。

余白としての白、文字の黒、背景の文字、そして左右を分割するピンクとブルー(PC表示時)。それらが引っ張り合い、支え合うレイアウトとなっています。
また、時代の流れに合わせてスマートフォンレイアウトをベースにコーディングを行いました。

フォントは、欧文が「Vectora」。和文が「こぶりなゴシック」を使用しました。アクセントに使用しているスクリプト体は「Liorah BT Std Regular」です。
「Vectora」の「g」があまりにも格好いいので、そのためのデザインとも言えなくもないですが、そのことは内緒です。

しばらくはまたこのデザインでやっていこうと思っています。
よろしくお願い致します。

眼鏡爺が好き Vectora

2018.03.01

2018年3月

ようやく春がすぐそこに来ているというのに、この暗い画像は何事か?と怒られそうですが、これは有楽町のガード下の写真です。古びたレンガとコンクリートにグッと来ます。
毎月フォントの紹介をしているのですが、今回紹介する「Vectora」というフォントにピッタリ来たのでこの画像を使いました。

話は変わりますが、ここ最近映画館で映画鑑賞をすることに夢中になっています。
きっかけは、シネマシティという東京都立川市にある映画館で「爆音上映」というのをやっていて、それを観に行った事でした。
「爆音」というと、音が大きくて耳が痛くなるかと思えばそうでもなくて、確かに音は大きいのですがキチンとしたプロの方が丁寧にミックスした音ですので、それはそれは素敵な音でした。

映画を観る上で、音というのは心象風景を表す大変重要な要素ですが、爆音上映を観たことであらためて音の大事さを感じました。
そして、そういう部分にこだわって上映している映画館ですから、サービスが行き届いていて気持ちの良い空間で、すっかりファンになりました。

ブレードランナー2049、エイリアン: コヴェナント、session、アトミック・ ブロンド、LA LA LAND…全部最高でした。
映画っていいもんですねぇ。

今月の稼働率

さて、今月の稼働率です。
稼働率は、月の稼働日数(今月だと21日)×8時間を100%として、その月に決まっている合計工数を割る事で算出しています。参考程度に考えてください。大体150%を超えると、少し慌ただしくなってくる感じです。

今月の稼働率は、150%となっております。
緊急案件は難しいですが、期間に余裕を持って頂ければお受けできますので、どしどしご相談ください。

今月のFONT紹介は「Vectora」

フォント紹介と言うと偉そうなんですが、自分の勉強の為に毎月書かせて頂いています。意見も個人的な意見となりますが、良かったら読んでみて下さい。

アドリアン・フルティガーさんが1990年に作ったフォント「Vectora」です。
やや縦に長い形をしたサンセリフ体で、xハイト(小文字のxの高さ)が高いのが特徴です。基本的にはシンプルな書体です。

さて、どんな書体かを見てみましょう。

Vectora 45 Light

Vectora 45 Light

Vectora 55 Roman

Vectora 45 Light

Vectora 75 Bold

Vectora 45 Light

Vectora 95 Black

Vectora 45 Light

とても品が良くてまとまりが良いフォントです。xハイトが高いので文字を組んだ時の高低差が少なく、高さが一定になる為だと思います。見出しや、ちょっとしたキャッチ程度の文章にとても使いやすいと思います。

このフォントの個人的にたまらないポイントは、何と言っても小文字の“g”がかっこいいのです。眼鏡gである事もキュンと来ます。ローマン体でよく使われる眼鏡gですが、探してみるとサンセリフ体ではどちらかと言うと少数派だと思います。ちなみに「Gill Sans」も眼鏡gです。
以下に参考を載せます。一目瞭然ですが“g”が違いますよね。多くのサンセリフ体は上の方の“g”です。

小文字gの違い

他にも、“h”、“u”、“n”とか。カーブが人間的でとても魅力的です。お洒落な印象を持ちつつも若者っぽさはなく、どちらかというと大人のお洒落。太いウェイトになると、少し男っ気といいますかクールなワイルドさが増す気がします。以前に流行った“ちょいワルオヤジ”的というか。

極端な個性があるわけではありませんので、使い方次第で結構器用に色々とこなせるような気がしています。
自分としては、文言に“g”が入ってたら、まず思い出して使いたくなっちゃうような、魅力的な眼鏡gを持つサンセリフ体だと思います。
ぜひ“g”を見たら、思い出して見てください。

ではでは、ようやく寒さもやわらいできました。
これから花が一斉に咲き出す素敵な季節がやって来ます。楽しみましょう。

エレガントな色気のDidot

2018.02.01

2018年2月

とても寒いですね。4年前ほどの大雪にはならずに安心しましたが、しっかりとした雪も降りましたね。
近所では、水道管が凍って破裂するような被害も多いようです。
こんな事を言うと雪国の人たちには笑われるんでしょうが、とにかく寒いです。ブルブル。

そういえば、雪国生まれの人が言っていました。
「気温は東京の方が高いけど、家の中とか室内が寒いから、東京の方が寒く感じる」と。多分設備が中途半端なんでしょうね。青梅なんて都心より全然寒いのに、設備はあまり都心にいた頃と変わっていない気がします。

というか、僕の仕事部屋には暖房器具もロクにない。(それは用意しなさい)

今月の稼働率

さて、今月の稼働率です。
稼働率は、月の稼働日数(今月だと20日)×8時間を100%として、その月に決まっている合計工数を割る事で算出しています。参考程度に考えてください。大体150%を超えると、少し慌ただしくなってくる感じです。

今月の稼働率は、120%となっております。
ご依頼はまだまだ受けることが可能ですので、どしどしご相談ください。

今月のFONT紹介は「Didot」

フォント紹介と言うと偉そうなんですが、自分の勉強の為に毎月書かせて頂いています。意見も個人的な意見となりますが、良かったら読んでみて下さい。

お洒落に敏感な女性はみんな一度はみたことがある。そんなフォントが「Didot」です。
女性雑誌の代表格とも言える“VOGUE”のロゴに使用されている書体ですし、他の女性誌にも頻繁に使われているのを見かけます。

似た書体に「Bodoni」があります。どちらも素敵なフォントですが「Didot」の方が繊細でエレガントだと思います。ちなみに「Didot」はフランス生まれで、18-19世紀に作られたフォントです。様々なメーカーが作っていますので、とても沢山の種類があり、購入する際に迷ってしまいますね。(今回紹介するのは、Macに標準でインストールされているものです)

さて、どんな書体かを見てみましょう。

Didot

Didot

Didot italic

Didot

Didot bold

Didot

こうして文章を見てみると、とても読みやすい書体である事がわかりますね。ヘアラインがシャープでメリハリがあり、曲線がエレガントなカーブを描いていて、洒落た雰囲気です。しかも色気がありつつ上品です。

イタリックも遊び心があふれていて、キュートな曲線がふんだんに使われてて、とても魅力的です。

使い所は、ずばりエレガントでお洒落な雰囲気を出したいデザインです。見出しとして大きめに使うと洗練されたイメージになります。逆に小さすぎると、ヘアラインが細すぎて、判別しにくくなってしまう可能性があるので注意が必要です。

キーワードとしては「エレガント」「お洒落」「スタイリッシュ」「キュート」「セクシー」と言った所でしょうか。女性向けのデザインの方が圧倒的に使われる書体です。
イタリックは、各書体それぞれに遊び心があって素敵なんですが、特に「Didot」のイタリックは魅力的な文字が多いですね。うまくハマればロゴとかにも使ってみたいな。と思いました。

さてさて、今月はこの辺で失礼いたします。
寒いですが、春はもうすぐそこまで来ています。多分。今月も楽しく頑張りましょう!!

平成三十年の幕開け

2018.01.01

2018年1月

明けましておめでとうございます。今年もEMDesignsをよろしくお願いいたします!

思えば、平成という元号も今年を含めてあと二年のみですね。
昭和生まれで二つの元号を跨いでいる自分は、元号が変わるややこしさを経験しているため、役所の書類以外では西暦で記載するようにしていました。それなのに三つの元号をまたいでしまうともう訳がわかりません。もう無理です。

でも、平成もあと二年しかないと思うと愛おしいのでタイトルに使用しました。我々は失ってみてはじめて気づくのです。「平成って良かったよね」と。

というか、元号が変わるタイミングがわかる。という事自体が初めての経験ですよね。日常に飲み込まれた生活になりがちですが「平成もあと何日」と、愛おしみながら過ごすと良い時の過ごし方が出来るかもしれませんね。

平成三十年のEMDesigns

ここ最近の仕事内容は、WEBのお仕事が4割:WEB以外のデザインが6割ぐらいになってきました。元々はウェブが中心ではじめた仕事でしたが、WEBに特化する気はなく、もっと幅広い意味でのデザインを行いたいと思っておりました。そして段々と形として現れて来たのが平成二十九年でした。

平成三十年も、この流れを進めて行きたいと考えています。WEBから離れたい。という訳ではありませんし、形にこだわっている訳ではないのですが、“自分がなんの役に立てるのか?”と考えながら仕事をして来た結果、WEBが減りそれ以外の仕事が増えて来ました。

言い方を変えると、作業が減って考える仕事が増えた。という事になります。
“CI”とか“ディレクション”とか言われる仕事です。(というか、僕はそもそもそれを含めてデザインだと思っています)

僕が考えるのは「クライアント様の為に何が必要か?」ということです、そして、その先には「社会貢献」が必ず見えて来ます。
社会貢献というとちょっとあれですが、綺麗事ではなく社会貢献を出来ない企業は100年先に残れないからそうするのです。至って実際的な理由です。それに気づいていないクライアント様に気づいて頂く事も含め、僕のミッションの一つだと考えています。

そして、世の中が少しでも良い方向に向かうお手伝いを致します。
とか言葉で言うと、凄く安っぽい感じがするのですが、本気です。だって、世の中が良くなった方が自分も過ごしやすいからです。結局自分のためにもなります。というか、最初から自分の為にやっているのかも。と思います。動機と結果が密接にリンクしているからややこしいですが、良くなればどちらでもいい。というのが正直な所です。

平成三十年の業務開始

さてさて、そんなEMDesignsの業務開始ですが、今年は一月九日より通常業務を開始いたします。
平成三十年もEMDesignsをよろしくお願いいたします!

ポップモダン Neue Kabel

2017.12.01

2017年12月

遂にやってきます。お正月!
その前にクリスマスとか忘年会はあるのですが、僕の心はお正月に真っ直ぐに向かいます。(その前に仕事)

本格的な冬を迎えるこの時期、夜の街に出るとイルミネーションが輝き、クリスマスを感じさせる雰囲気も素敵だったりします。
寒いのは辛いのですが、空気がキリッと澄んでいて良い時期だったりしますね。

今月の稼働率

さて、今月の稼働率です。
稼働率は、月の稼働日数(今月だと21日)×8時間を100%として、その月に決まっている合計工数を割る事で算出しています。参考程度に考えてください。大体150%を超えると、少し慌ただしくなってくる感じです。

今月の稼働率は、先月同様100%となっております。
ご依頼はまだまだ受けることが可能ですので、どしどしご相談ください。

ちなみに、年内の営業は29日までを考えておりますが、相談次第ではそれ以降の対応も頑張ります。

今月のFONT紹介は「Neue Kabel」

フォント紹介と言うと偉そうなんですが、自分の勉強の為に毎月書かせて頂いています。意見も個人的な意見となりますが、良かったら読んでみて下さい。

この書体は、Linotypeを物色していてたまたま見つけた書体ですので、実は歴史とか作られた背景を全然知りません。。多分新し目の書体なんじゃないかと思います(ぼんやりとした知識ですいません)。

とはいえ、書体に大事なのは“しっかりと使うこと”です。
歴史とか背景なんていうのはおまけに過ぎないのです!!ごほごほ。。
(ドイツのルドルフ・コッホ(1876-1934)によってデザインさたフォントが「kabel」で、それをリメイクしたものが「Neus kabel」のようです。)

さて、どんな書体かを見てみましょう。

Neue kabel thin

Neue kabel thin

Neue kabel light

Neue kabel thin

Neue kabel Book

Neue kabel Book

Neue kabel Bold

Neue kabel Bold

Neue kabel Black

Neue kabel Black

すっきりとした印象のモダンなサンセリフ体です。FuturaとかAvenirとかと近い分類になる幾何学っぽい書体ですね。とってもモダンでかっこいいです。
実は当サイトのロゴ、メニュー書体として使用しています。

傾いた“e”とか、“g”とかは特徴がわかりやすいですね。
極端な円形を多用していますが、直線がピシッと全体を引き締めてくれていますので、印象は可愛いのに甘くならず、知的な雰囲気も持ち合わせています。

上では5種類しかサンプルを表示していませんが、「Thin」「Extra Light」「Light」「Regular」「Book」「Medium」「Bold」「ExtraBold」「Black」の9ウェイトが揃っています。しかもそれぞれにイタリック体もありますので、全部揃えると18種のファミリーとなりますので、使い分けはとてもしやすいです。
linotypeで購入できます。しかも、今現在半額セールをやってるっぽいですね。いつまでやってるんだろう?

使い所は幅広そうです。キーワードとしては「モダン」「ポップ」「可愛い」「クール」「お洒落」「未来」「知的」というイメージでしょうかね。「可愛い」「クール」とかいう、一見共存しなさそうなキーワードが共存するのが、この書体のポイントかもしれませんね。
人で表すと“運動も勉強も出来るし見た目も素敵。しかも気さく”的な異性からも同性からも好かれるような人物像が思い浮かびます。
使用するウェイトや切り口で印象を変えられそうですので、使う人次第でどうにでも料理できそうです。

さて、今月はこの辺で。
2017年も残りわずかです。楽しく頑張りましょう!!

おかげさまで6周年

2017.11.21

EMDesigns 6周年

EMDesignsとして開業してから、本日6周年を迎える事ができました。

こんな事を言うと、これから開業される方には絶望を与えてしまいそうなのですが、毎年「今年を越せるのだろうか?」と思ったりします。
そして、絶望ついでに、「個人事業主が開業後、どれくらいの割合で廃業しているか?」を調べて見ました。

こんなデータを見つけました。
中小企業庁がまとめたデータのようです。

  • 開業1年後:約30%が廃業
  • 開業3年後:約65%が廃業
  • 開業5~6年後:約75%が廃業

ぬぬ。。。厳しいわけだ。10年ともなると93%が廃業しているようです。。
中には調子が良くて法人成りした方もいるんじゃないかと思いますが、そこまではデータからはわかりませんでした。
でも、感覚としてはほぼ上の通りと思って良い感じはします。そして25%の中に残ることができている。と思うと少し勇気が出ます。

なによりも、この6年間支えて下さった皆さまに感謝しております。ありがとうございます!!!
そして、これからも皆様のお役に立てるように努力を続けていきたいと思ってます。

これから先のデザイン業務ってどうなるんでしょう?

ツールの進化やAIの台頭。これから10年先を予測するのはほぼ不可能と言ってもいいほど、世の中が変わっていく事は確実です。
当然、それに伴ってデザイン業界も変わっているんだろうなぁ。
「その時に自分はどんな事をしているんだろう?」という事をよく考えます。

文明が続く限り“デザイン”の必要性がなくなることはないと思いますが、全てそれをAIが行う。という時代がいつか来る可能性は否定できないですよね。
現在の“ツールとしてのコンピューター”というよりも“相棒としてのコンピューター”として、人間と同列以上の役割を担う存在になる可能性さえ感じます。

近未来の映画のように、コンピューターが人間を支配してたりすることさえ起こりうるのです。(「ブレードランナー2049」を観た影響あり)

脱線が過ぎました。。。

さて、七年目のEMDesignsですが、今までと変わらずに「社会を良くする為、デザインの力で何が出来るか?」を考え続け、皆様の力になれるように努力していきます。

今後ともなにとぞ変わらぬご愛顧のほど、よろしくお願い申し上げます。

優しいローマン体“Minion”

2017.11.01

2017年11月

2週連続で台風に襲われた週末でしたね。僕は台風の中ドライブをしてました(アホですか)。
家の中、車の中、建物の中にいればほぼ雨は気になりません。そして、お気に入りの長靴を履いたり最高に気に入っている傘を持ってたりすると、外にいても良い気分で過ごすことができますのでオススメです。

そういえば、雨の日は出かけてもカメラを持っていかないことが多く、雨天時の写真をあまり撮っていない事に気づき、最近の雨降りを利用して撮影をしたりしましたが、それも中々面白かったです。雨の日を楽しむ方法も色々ありますね。
そう考えると、結構たくましいな自分。

今月の稼働率

さて、今月の稼働率です。
稼働率は、月の稼働日数(今月だと20日)×8時間を100%として、その月に決まっている合計工数を割る事で算出しています。参考程度に考えてください。大体150%を超えると、少し慌ただしくなってくる感じです。

今月の稼働率は、100%となっております。
ご依頼はまだまだ受けることが可能ですので、どしどしご相談ください。

今月のFONT紹介は「Minion」

1950年に発表されたローマン体です。67年前から使われ続けているフォントと考えるとすごいですね。
でも、欧文の活字の歴史で捉えると、ローマン体としては若い方だったりします。(Trajanは2,000年前。。)
以前紹介したPalatinoとは同い年ですかね。

特徴は、曲線が柔らかく優しい印象があります。
日本語書体でいうと「A1明朝」とかと近い印象で、組み合わせて使っても合うと思います。

どんな書体かを見てみましょう。
Minionは沢山のウェイト、種類があり、ファミリー全体では64にものぼり、タイトルから本文まで、あらゆる場所に対応できるようになっています。※ここでは一部のみを紹介します。

Minion Regular

Minion Regular

Minion Medium

Minion Regular

Minion Semibold

Minion Regular

Minion Bold

Minion Regular

Minion Italic

Minion Italic

オーソドックスなローマン体ですが、GaramondやPalatinoと比較すると、曲線の柔らかさが目立ちます。
どちらかというと、紳士っぽい印象というよりも女性的な印象かなぁと思います。上品な佇まいでツンツンしていない。性格の良さを感じます。
イタリックもエレガントで素敵ですよね。

イタリック体は、日本語の文章ではあまり馴染みがありませんが、欧文では「引用」や「強調」等々、様々な使い方があるようです。
日本で使う際にはアクセントとして使ったりすると素敵です。もちろん見出しに使っても曲線が美しく格好良いと思います。

ちなみに、ウェイトが豊富に揃っていますので、様々な使い方が出来ます。
また、AdobeのCleative cloudで手に入れられるフォントですので、制作に携わる方なら手に入れやすいかと思います。ぜひチェックしてみてくださいね。

さてさて、本格的に年末がすぐそこに来てます。今月も頑張りましょうー!!!

使い所は?UD新ゴコンデ50

2017.10.01

2017年10月

段々と目の前にお正月が迫って来ていて、そのことに本気で喜びを感じ始めています。
ただ、寒いのは苦手なので、その事を考えることによって気分はプラスマイナスゼロとなり、フラットな状態になります(何事にもバランスが大事です)

今年って夏は無かったですよね?なんだか不思議な夏でした。

今月の稼働率

さて、今月の稼働率です。
稼働率は、月の稼働日数(今月だと21日)×8時間を100%として、その月に決まっている合計工数を割る事で算出します。

今月の稼働率は、今の所90%となっており、余裕があります。
どしどしご相談ください。
今年はあまりデザインの勉強が出来ていなかったので、新しい技術を覚えたりしようと考えています。

今月のFONT紹介は「UD新ゴコンデ50」

毎月一日のお知らせの際に、フォントの紹介をするようになったのが2016年の10月から。今回で丁度一年が経ちました。うーん。感慨深い。しかし、早くも「いつまで続けられるかな?」と、不安になって来ています。
まだ少しは続けられるとは思っていますが、自分のフォントの引き出しの少なさに戦慄を覚えます。。。

今回紹介するのは「UD新ゴコンデ50」です。
一昨年くらいにモリサワから発表された書体です。(ざっくりですいません。。)
「UD 新ゴ コンデンス」は、UD 新ゴをベースに展開されています。

コンデンス(長体(ちょうたい))というのは、文字を横に潰すことで、文字が縦長の形になります。横書き時にスペースに文字が多すぎて入りきらない時に行うことが殆どです。※縦書きで入りきらない時に縦に潰すのは平体(へいたい)と言います。
あまり潰し過ぎると、線の細さがおかしくなったり、カーブが不自然になってしまいますので、出来るだけ避けたい処理です。紙媒体で使うこともあるでしょうが、ウェブではあまり馴染みがないかもしれませんね。

今回紹介する「UD新ゴコンデ50」の50は、50%の長体ということになります。
他に90%/80%/70%/60%があり、50は一番の長体率です。それぞれELからUの8ウエイト揃っています。
どんな書体かを見てみましょう。

UD新ゴコンデ50 EL

UD新ゴ コンデンス50 EL

UD新ゴコンデ50 R

UD新ゴ コンデンス50 R

UD新ゴコンデ50 DB

UD新ゴ コンデンス50 DB

UD新ゴコンデ50 H

UD新ゴ コンデンス50 H

ひー!細い!しかし普通の書体にここまで長体をかけると、縦線が潰れてしまって格好悪いですが、この書体は勿論ちゃんと調整してあります。
でも、Hぐらいの太さになるとだいぶ縦線が細くなってしまっていますね。仕方ないですが。

ただ、ここまで長体をかけないといけない程窮屈なレイアウトになることはあらかじめ避けながらデザインしたいところですよね。。使い勝手よく使えるのは70%程度までじゃないかな?と思います。実際に僕も今まで使ったことのあるコンデンス書体は70%までです。
しかし、そうすると、60%、50%のコンデンス書体の使い道はないのでしょうか?むむむ。

そこでやってみました。一番上の画像を見てみてください。
そうです。縦書きです。
こんな長体をかけた書体で縦書きをするなんて、普通はしません。
でも、やってみた所、結構面白い雰囲気になりました。
やたら縦に長く、不安定さが不安感を煽ります。

不吉さや不安感を出したい時に使えるかも?と思いました。
その他にも、個性的な雰囲気を出すのにも良いかと思います。実案件で使用した機会はありませんが、チャンスがあったら試してみようと思います。

長体の縦書き。
書体を作られた方の意図とは異なる使い方になってしまうかもしれませんが、良くなればいいのです。
書体デザイナーの方に「へー。面白い使い方だな」と思ってもらえるような使い方を見つけらると、もしかすると日本語書体の発展に繋がるかもしれません。大げさか。

書体選びの際に違和感を避けることが多いですが、敢えて違和感を使うことでユーザーの目を引くことも可能だったりもします。
書体は情報を伝達する大事なツールですので、意図を持ってしっかりと使いたいものです。でも、たまにはセオリーを無視したりして意外な使い方をしてみてもいいかも。という話でした。

それでは、今月も楽しんでお仕事しましょう!

ヒラギノ角ゴの安心感・不安感

2017.09.01

2017年9月

八月の三分の二が雨降りでした。
水不足はとっくに解消され、庭の苔が美しく生えそろいました。
冷房の無い僕の仕事部屋は快適で、仕事はしやすかったような気がします。

でも、さすがに太陽の光をこれだけ浴びていないと、心にくるものがありました。
「心というものは一体なんなのでしょう?」とかおじさんが思春期みたいな事を考え始めてしまうくらい、太陽が恋しかった八月。さて、九月はどうなるでしょう?

今月の稼働率

さて、今月の稼働率です。
稼働率は、月の稼働日数(今月だと20日)×8時間を100%として、その月に決まっている合計工数を割る事で算出します。

今月の稼働率は140%となっております。
まずまず埋まっておりますが、200%までは何とか耐えられますので、急ぎの案件でなければ問題ございません。お問い合わせください。

今月のFONT紹介は「ヒラギノ角ゴシック」

フォント紹介と言うと偉そうなんですが、自分の勉強の為に毎月書かせて頂いています。意見も個人的な意見となりますが、良かったら読んでみて下さい。

超ポピュラーな書体で、デザインをやっている方なら知らない人の方が少ないかと思います。言わずと知れたMacに標準装備されていて、CSSのフォントファミリーでも真っ先に書かれる事が多いフォントです。

「そんなフォントを今更紹介する意味あるんですか?」と言われるかもしれません。うーん。
でも、デザイナーとして活動していると、たまーに「ヒラギノ角ゴなんて使いやがって。手抜きか?」みたいな声を聞く事があったりします。
特に「俺は少しデザインをやっていた事があるんだぜ」という人がそういう傾向があります。そういう人に読んでほしいと思って、書かせていただきます。

テーマはタイトルにもあるように「ヒラギノ角ゴの安心感・不安感」です。

ヒラギノ角ゴ Std W0

ヒラギノ角ゴ Std W0

ヒラギノ角ゴ Std W3

ヒラギノ角ゴ Std W3

ヒラギノ角ゴ Std W6

ヒラギノ角ゴ Std W6

ヒラギノ角ゴ Std W9

ヒラギノ角ゴ Std W9

キッチリ、カッチリしてますね。一言で言うと「真面目な書体」だと思います。

隙が無いというか、どんな文章を打ってもカッチリと見えます。「この形、変だよな」というのが本当に無いです。
今回のタイトルの「ヒラギノ角ゴの安心感・不安感」の“安心感”はまさにそれです。しっかりとした安心感のある印象にしたければこのフォントを使えば間違いない。

ウェイトも増え続け、W0〜W9まで揃っていて、非常に使いやすいです。
W0を見出しで使えばとてもモダンなイメージになりますし、W9を使えば真面目なイメージを保ちつつインパクトのあるイメージにすることも可能です。

しっかりとした印象を求められている場合、この書体を使っておけば間違いないです。まさに安心。どんどん使うべき書体です。

では、“不安感”って?

それは、このフォントが優秀すぎたり、有名すぎたりするからなのか、使いたがらない人(使ってはいけないと思い込んでいる人)が一定数います。(使ったら怒鳴られた事があります)

こんなに素晴らしいフォントなのに勿体ないですよね。
どうしても「メジャー嫌い」という人は一定数いますので、そういう人がクライアントさんだった場合は、仕方がないので早々と他の書体を探した方が良いとは思います。

でも「有名過ぎて使うのが恥ずかしい」みたいに遠慮していると勿体無いですよ。という話です。
全然恥ずかしくないです。むしろ、そういう思い込みの方が恥ずかしい。

僕は原則「ダメな書体などない」と思っています。“ダサい書体”もありません。そう見える場合、使い方がダサいだけです。
使い所があるかないか?使いやすいか使いにくいか?ということはあると思いますが。

適材適所で書体を活かして使う事は、デザイナーの大事な仕事です。
変な偏見に囚われずに、書体の持つ特徴を最大限に活かしていけるようになりたいですね。
偉そうに書いている僕もまだまだ未熟ですし、これから覚えなきゃいけないことも沢山ありますが、皆様の不安感を少しでも払拭したり、偏見を少しでも解消できたら。と思い書かせて頂きました。

もう一度言います「ダメな書体などない」

おじさん的可愛さ。筑紫丸ゴシック

2017.08.01

2017年8月

季節が逆戻りしたかのごとく雨降りが続きます。
涼しいお陰で仕事が捗りますが、太陽が少し恋しくもなります。でも今年は雨が少なくて水不足が心配だったので良しとしましょう。

しかし、八月ですか。
もう本当に年末に思いを馳せる時期ですね(いや違うと思う)。

今月の稼働率

さて、今月の稼働率です。
なんだか毎月同じことばかりを書いているので「意味あるのか?これ」って思い始めてます。
大体、忙しい時はいくら「忙しい」と言っても仕事は止まないですし、暇な時に「仕事をください」と言っても、仕事は来ません。不思議ですね。

とても有難いことに、スケジュールはほぼ埋まっています。
先月同様、新規案件は急ぎでなければなんとか受けられるかと思いますが、緊急の案件はお受けできません。

今月のFONT紹介は「筑紫丸ゴシック」

フォント紹介と言うと偉そうなんですが、自分の勉強の為に毎月書かせて頂いています。意見も個人的な意見となりますが、良かったら読んでみて下さい。

「筑紫丸ゴシック」は、様々な媒体で使われまくっているフォントです。
MacのOS「El Captain」で採用されてから、よく見かけるようになった気がしますので、やはりMacがデザインに与える影響は大きいですね。
あ、でも僕はMacで採用されるまで知らなかったのですが、もしかするとその前から頻繁に使われていたのかもしれません。

はじめて見た時の印象は「なんだこれ?」でした。
“丸ゴシック”と名前がつくのに可愛くなくて、少しおじさんぽい感じ。
ひょうきんで力の抜けたような妙な魅力のフォントでした。

筑紫A丸ゴシック レギュラー

筑紫A丸ゴシック レギュラー

筑紫A丸ゴシック ボールド

筑紫A丸ゴシック ボールド

筑紫B丸ゴシック レギュラー

筑紫B丸ゴシック レギュラー

筑紫B丸ゴシック ボールド

筑紫B丸ゴシック ボールド

確かに丸ゴと言えなくない。ただ、ぶりぶりしていない違和感。。
今まで「丸ゴと言えば、ぶりっ子」みたいなイメージでしたので、結構な衝撃を受けました。

ゆるゆるとした丸み。にゅるっとした曲線。うーん。不思議なフォントです。
このフォントは、いわゆるぶりっ子な丸文字ではないことは確かです。謎だなぁ。と思いつつ、使うのを躊躇っていましたが、ある案件で使ってみたのをきっかけに、このフォントのことが理解できた気がしました。

このフォントの魅力は「大人のもつ可愛さ」な気がしました。
若い盛りの時期は終わり中年となり、エゴの抜けて来た屈託のない大人の魅力。
お腹が出っ張って来たり、運動会で張り切って走ったら、足がもつれて転んでしまったり。という愛らしさ。と言いますか。

筑紫A丸ゴシックは比較的に大人しく、飄々としながらも端正な印象もあり、最初に思った印象より使いやすく、親しみやすい雰囲気を出すには最適なフォントです。

筑紫B丸ゴシックはひょうきんなイメージが強く、軽く冗談を言える雰囲気に最適なんじゃないかと思います。
見出し画像に使った「八月ってことは、もうすぐ年末?」という文言はこちらにぴったりハマった気がします。

フォントって面白いなぁ。そう思わせてくれた筑紫丸ゴシック。
今後も色々なところで使わせてもらいます!

Zapfinoは語る

2017.07.01

2017年7月

梅雨空が続きます。しばらく雨も降らなかったので、もっと降っても良いなぁ。と思いますが、何しろじっとりと暑い。
家の中で仕事をしている分には全然いいのですが、打ち合わせ等で街に出ると不快に思います。湿気への感じ方も、場所によって全然違って来ますよね。

森の中の梅雨とは仲良くできるのですが、混み合った駅構内の梅雨は嫌い。なんて、同じ梅雨なのに好かれたり嫌われたり。

今月の稼働率

さて、今月の稼働率です。
相変わらず混み合っておりますが、隙間に細かい仕事は出来たりしています。

先月同様、新規案件は急ぎでなければなんとか受けられるかと思いますが、緊急の案件はお受けできません。

今月のFONT紹介は「Zapfino Extra」

先月に引き続きヘルマン・ツァップさんの作ったフォントです。
流れるようなカリグラフィをそのままフォントにしたような美しいスクリプト体で、1998年に発売され、その後に小林章さんも参加して改定されたのが「Zapfino Extra」です。

最近に作られたフォントですが、考えると当たり前で、鋳造活字ではここまで文字の大きさが異なり、隣の文字と重なったりするフォントを組むことは出来ませんでした。
デジタルの技術がこのフォントを可能にしてくれたのですね。ありがたいー。

Zapfino extra

Macを使っている人は見たことがあると思います。
一回見たら忘れないエレガントさ。
初めて見たときの感想は「かっこいい!けど、使えない!」と思いました。
特にアセンダー(書体の上の部分)に特徴がありすぎて、くどく感じてしまいました。

しかし、改定された「Zapfino Extra」では、そんな僕の小さな悩みが見事な形で解決されていました。
このフォントは基本となる「one」「two」「three」「four」。そして「Small Caps」や、装飾された「Ligatures」等々、それぞれ形の違うフォントがファミリーとなっていて、形を文章に合わせて変化させることが出来るように作られています。
実例で見てみましょう。

Zapfino extra
Zapfino extra

上は「one」のみで組みました。Macに入っているものとほぼ同じものです。
下は基本は「one」で組み、文字によって「two」「three」「four」を使っています。
下の方がより手書きっぽい雰囲気になっていませんか?

一番わかりやすいのが「Illustrator」の“ll”とか「Apple」の“pp”とかの、同じ文字が繰り返されている部分です。
上は同じフォントですので、当然同じ文字形が繰り返されます。
しかし、下の方は1文字ずつ変化が出ていて、ただの繰り返しではなく、リズムが生まれています。
あとは気になっていたアセンダーを少し変えたりして変化を出すように組んでみました。
そうすることによって、より語りかけてくるような雰囲気になりませんか。

日本人には馴染みのないスクリプト体は、なかなか主役としてバーン!とロゴにしたり、メインキャッチに使ったりすることは難しいのですが、シンプルでクールにデザインされた中にさり気なく使っても厚みが増します。手書きっぽさを活かして装飾的に使うのにも良いと思います。

静かな書斎から語りかけてくるような、知的な雰囲気のある美しいフォントです。

シックでお洒落なPalatino

2017.06.01

2017年6月

6月。2017年も半分が過ぎようとしています。ひー。

時の流れの早さに圧倒されますね。
小学生の頃の「あと一ヶ月先」なんていうのは、永遠に来ないような遠い日に思えたものですが。
その頃と比較すると10倍くらい時の流れが早く感じます。

人生の限られた時間。僕はあとどれくらいのデザインを出来るんだろう?と愛おしみつつ、日々仕事をしています。

今月の稼働率

さて、今月の稼働率ですが、もうなんだか良くわからなくなって来ています。
150%〜200%の間をユラユラしてるんだと思います。が、頑張ります。

先月同様、新規案件は急ぎでなければなんとか受けられるかと思いますが、緊急の案件はお受けできません。

今月のFONT紹介は「Palatino」

「Palatino」は大層有名なフォントですので、僕が紹介する必要なんてないんじゃないかと思いますが、紹介いたします。
ヘルマン・ツァップさんによって1950年に発表されたフォントです。えっ!1950年!びっくり。
しかし、現代にも通用する、すごく洒落たフォントです。シックでお洒落。

Palatino

素敵ですよね。紳士っぽいお洒落さを感じます。
kの踵がキュッと上がった感じとか、hとかnとかmの、一番右側のセリフが片方しか出ない「紳士の足」みたいな感じがお洒落です。

THEの合字もお洒落。(TとHがくっついてます)。ただ、同じ“Palatino”という名前のフォントでも、合字が使えるのと使えないのがありますのでご注意ください。全てを把握している訳ではないのですが、少なくとも「Palatino Linotype」は使えます。

ちなみに、上の例文は未調整です。これでもいいですが、見出しに使う場合なんかは少し字間を空けて組むと優美さが増して、高級なロゴのような雰囲気が出てかっこいいと思います。

そしてイタリックも見てください。

Palatino italic

これまたお洒落。キュっと引き締まった優美な曲線が素敵です。イタリックで見出しにしても高級感が出てカッコ良さそうです。

最近の流れで言うと、モダンなサンセリフ体を使う感じが好まれるのですが、流行り廃りを乗り越えて1950年から活躍し続けている“Palatino”は、間違いなくこのフォントでしか出せない雰囲気を持っています。

クライアントさんに「明朝体じゃなく、ゴシック体でお願いします」と言われてもめげずに魅力を教えてあげてください。そして「これは明朝体ではなく、ローマン体(セリフ体)です。そして、あなたが“ゴシック体”と読んでいるものは、本来サンセリフ体と言います」と教えてあげてください。(多分嫌われますからね)

波風と花畑

2017.05.01

2017年5月

街を歩くと、そこかしこに色とりどりの花が咲いています。
野に咲く花は勿論、花壇や軒先で綺麗に育てている花も素敵です。

今年は僕もデイジーを鉢植えで育ててみました。
庭があるのに鉢植えに植える意味がわからなかったのですが、突然やってみたくなって、去年の秋にタネを蒔いたのでした。

先日、そのタネから花が咲きました。なるほど。可愛い。
鉢植えは、地植えにするのとはまた違って、水やりをサボるとダメな分、手がかかります。だからその分可愛いのかもしれないなぁ。と思いました。
手のかかる子ほど可愛い。ということですかね。

今月の稼働率

さて、今月の稼働率は、少々混み合っていて180%前後の稼働率となっています。
180%…大丈夫なんでしょうか?ギリギリです。頑張るぞー!

新規案件は、急ぎでなければなんとか受けられるかと思いますが、緊急の案件はお受けできません。
まずはご相談ください。

今月のFONT紹介は「DS なみ風」

さてさて。今月に紹介するのは「DS namikaze」というデザインフォントです。
とても可愛らしいフォントで“健康的な女の子”みたいなイメージです。

DS kamikaze

うん。可愛い。そして、これだけ個性の強いフォントなのに読みやすいのもポイントです。
字間はたっぷりめで、やや暴れますので、多少の調整は必要かもしれませんが、そのまま使ってもそれはそれでいい感じになります。※例文は調整無しです。

こういう可愛いフォントは、あまり使うと幼稚っぽくなってしまいがちなので敬遠しがちだったのですが、このフォントは天真爛漫な育ちの良さみたいな雰囲気を感じて、使いやすいのです。
ガーリーというよりフェミニン。というイメージで使う事が多いです。微妙な差ですが。

ちょっと前からNHKとかの番組で使われているのを見かけます。やはりそこでも天真爛漫で育ちの良いイメージを醸し出していて、素敵なフォントだなーと思います。

そして奥さん。とっても安いんです。“第一水準2965文字+第二水準437文字+仮名.約物.アルファベット332文字”と、まずまず使える文字が入っていて16,200円!
アマナイメージズ等で購入できますよ。

たてよこWebアワード優秀賞!

2017.04.29

たてよこWebアワード

当ポートフォリオが、総務省、W3C、Mozilla Japan後援の“たてよこWebアワード”にて、優秀賞を受賞致しました!

この賞は、CSS writing-mode による縦書きを使用し、縦書きと横書きが効果的に使用され、これからのウェブスタンダードの指標となる優れた表現・技術・アイディアを、法人・個人に関わらず表彰するアワードです。

「入賞しました」というお知らせがあり、慶應義塾大学で開催される受賞式に行ってきました。

テレビでは見たことがある、あのドラムロールが鳴り響き、スポットライトがグルグルしてしまうような体験。結果発表の時の緊張感を思い出すと、今でも少し胃が痛くなります。
まさか自分がそんな場所にいようとは夢にも思わなかったのですが、実際に自分がそういう立場に置かれると、本当に辛かったです(笑)

結果は“優秀賞”でした。
最優秀賞は逃したものの、今まで頑張ってきたことが少し報われたような気がして嬉しかったです。
審査員の皆さまや、今まで自分に関わってくださった全ての方に感謝しています。そして「この賞、条件合いそうだから応募すれば」と、賞の存在を教えてくれた友人に感謝いたします。

授賞式後は、W3Cの会合に参加し発言させて頂いたりと、とても刺激的な一日でした。
これに満足することなく、精進したいと思っています。

「賞のために仕事をする」という事は今回含め、今後もないと思いますが、条件に合う賞があればまたチャレンジしてみたいと思います。

たづがねゴシックのインパクト

2017.04.01

2017年4月

四月。春です。
少し前の話ですが、相撲界では稀勢の里の話題で盛り上がっていましたね。
僕も相撲は好きですので、少なからず関心はあったのですが、今の盛り上がり方には少し違和感を感じています。

日本人横綱が優勝!という盛り上がり方が過ぎるような気がするからです。
もちろん横綱も優勝も素晴らしい事です。そして、そういうナショナリズムも否定しません。

それでも、白鵬を始め、今まで相撲界を支えて来てくれた外国人力士への配慮みたいなものがもう少しだけでもあると良いんじゃないかな?と思っています。
国技に従事する者たちへ恭しい所作を求める我々も、拝観する所作を身につけた方が良いのではないのかな?なんて思ったりして見ていました。

まぁいいか。

今月の稼働率

さて、今月の稼働率ですが、先月から引き続き100%前後の稼働率となっています。

楽しみな(でもプレッシャーのある)仕事をさせて頂ける毎日に感謝です。
新規案件もどしどしご相談ください。

今月のFONT紹介は「たづがねゴシック」

先月紹介したアドリアン・フルティガーさんが作ったサンセリフ書体、Neue Frutigerに合う日本語書体として、2017年1月にMonotype社から新書体「たづがねゴシック」がリリースされる。というニュースを聞いた時には、戦慄が走りました。

Neue Frutigerを監修した小林 章さんの名前も開発チームの名前の中に見かけ、興味をそそられ特設サイトを見てみると、やっぱり美しいフォントでとても使いやすそうな印象でした。(そして購入しました)

実際に見て見ましょう

Ultra Light

たづがネゴシック Ultra Light

Thin

たづがネゴシック Thin

Light

たづがねゴシック Light

Book

たづがねゴシック Book

Regular

たづがネゴシック Regular

Medium

たづがねゴシック Medium

Bold

たづがねゴシック Bold

Heavy

たづがねゴシック Heavy

Black

たづがねゴシック Black

Extra Black

たづがねゴシック Extra Black

どうでしょうか?
可読性に優れていて、すっきりと読みやすい印象です。そして、ウェイトが10も揃っていて使いやすそう!
カーニングは、ペアカーニングの効きを見るためにメトリクスで組み、それ以外の調整は一切していません。

日本語とアルファベットのバランスが抜群に良いですね。
ウェイトが太くなっていくと、日本語と英語の関係が変わってきて、英語の高さが日本語に比べると低くなってきていますが、これは黒みの調整でこうなったのかな?と思います。
太いウェイトはタイトルで使用する事が多いと思いますので、気になる場合は多少の調整をしても良いかと思います。

次に、僕の大好きな「こぶりなゴシックとFrutiger」で組んだものと比較して見ます。

こぶりなゴシックとFrutiger

こぶりなゴシックとFrutiger

たづがねゴシック Light

たづがねゴシック Light

全く悪くないですし美しいです。日本語なんかは印象が近いですね。
でも、“たづがねゴシック”と比較すると英語が小さく、幅も少し狭く詰まって感じてしまいます。
というか、今までの書体は大体こういう事が起こる事が前提で、それをどう調整するか?というのが一つのタスクとしてありました。

これを見ると、たづがねゴシックの欧文(Neue Frutiger)は、文字間の調整と、文字自体の幅も少し調整してありそうですね。見事に日本語と英語の雰囲気がマッチしています。

もうひとつ、今度は片仮名も混ぜた文章を見てみてください。

たづがねゴシック カタカナ

これも調整は一切なしです。素晴らしいですね。
漢字、平仮名、カタカナ、英語の文章の流れでガタつく所がなく、とても美しいです。なかなかこうはいきません。
大体の書体では大げさに言うと片仮名で間隔が広がり、英語で詰まり、結果ガタガタした印象になってしまっていましたが、“たづがねゴシック”は見事に調和されています。

“調和”というのがとても大事で、それには文字の間隔・大きさが一定なのではなく、最適な間隔・大きさに調整されているという事で、とても丁寧な仕事が要求されますし、経験が必要な仕事だろうと思います(ただただ頭が下がります)

さてさて、興奮して色々と試してみましたが、「たづがねゴシック」の魅力は伝わりましたか?
まだ僕も買ったばかりで、わかっていないことも多いのですが、使いやすいであろう事は確実だと思いますし、合成フォントを使う必要もなく、一つの書体で簡単に綺麗に文字が組める。というメリットは計り知れないと思います。
日本語の雰囲気は僕の大好きな「こぶりなゴシック」に少し似ている気がして、個人的にとても好感を感じます。それに欧文の使いやすさや、ウェイトの多さ等々メリットは多く、今後大活躍していく予感がします。

それにしても、たづがねゴシックの登場は、これからの日本語書体全体へ、少なからずインパクトを与えたのではないでしょうか。

これからも、書体を使わせて頂く立場としては、漢字・平仮名・片仮名・欧文が混じる事が当たり前の日本語を組むのに相応しい書体が、どんどん出てくると嬉しいです。

購入、文字の確認はMyFontsLinotypeでどうぞ。

優しくモダンなAvenir

2017.03.01

2017年3月

あらもう三月。こないだまでお正月だったのに。。

しかし春。いいですね。
これからの季節、花が次々と咲き、緑が眩しく山を彩っていく素敵な季節ですね。

ボートに乗って、何も考えずに湖の上でプカプカとただ浮かんでいたり。そんなことが出来る季節になってきました。

今月の稼働率

さて、今月の稼働率ですが、100%を超えてきました。
久しぶりに忙しくて慌てそうになるのを、必死に心を鎮めながら作業をしています。

一つ一つの仕事を丁寧にやらせて頂きます。
もちろん新規案件もご相談ください。

今月のFONT紹介は「Avenir」

フォント紹介と言うと偉そうなんですが、自分の勉強の為に毎月書かせて頂いています。意見も個人的な意見となりますが、良かったら読んでみて下さい。

さてさて、今月紹介させて頂きます「Avenir」。巨匠アドリアン・フルティガーさんが作ったサンセリフ書体です。

まずは見てみましょう

Avenir light

avenir light

Avenir Book

avenir light

Avenir Roman

avenir light

Avenir Medium

avenir light

Avenir Heavy

avenir light

Avenir Black

avenir light

とてもすっきりと読みやすく、ウェイトが豊富なので様々な場所で使用できそうです。
幾何学的なフォントとして、同じくくりで比較されることが多い“Futura”より優しくて使いやすい印象です。

Futuraはバチっと決まって素敵なのですが、少し力が入っている感じで、それに似合う案件じゃないと使えない難しさがあります。
その点“Avenir”は懐が深いというか、どんなデザインでも使いやすいです。日本語書体にも合わせやすい。

AvenirとFuturaを比較してみましょう。

Avenir light

avenir light

Futura light

Futura light

とんがり方が全然違いますね。
Avenirに比べるとFuturaは可愛いけどちょっとツッパっている印象です。勿論これもかっこいいです。

一方、Avenirは素直な感じがします。
フルティガーさんの作る書体は、優しくて、あまり出しゃばり過ぎず使いやすい印象があります。(他の有名な書体はUnivers,Frutiger,Vectraとか。)
読みやすさや、使いやすさをストイックに追求して作っているんじゃないかな。と思います。

今回紹介しているのはは“Avenir”なのですが、これから購入される方は“Avenir Next”を購入することをお勧めします。
小林章さんによってリメイクされて、ウェイトが多くなっていたり、イタリック体が追加されています。僕も欲しい。
※2019年6月に追加:新旧Avenirの検証についての記事もあります

Avenirが欲しい方はLinotypeで買えますので、チェックしてみてください。

さてさて、今月は「Avenir」の紹介でした。
良い書体を正しく使って、視認性の良い世の中にしていきましょうー。

憧れの「こぶりなゴシック」

2017.02.01

2017年2月

二月。寒いですねぇ。

先日、打ち合わせで都心に行った時のこと。路地を歩いていると、やたらとビル風のような強風が吹いている一角がありました。しかも、ビルが多いため晴れているにも関わらず日差しが差し込まない場所で、やたらと寒く感じました。

冬は日差しのありがたさを特に感じます。気温の差よりも日差しがあるかないか。これが一番大事です。

今月の稼働率

さて、今月の稼働率は90%程度です。
先月までは余裕がありすぎて、将来への不安が頭をよぎりつつも「こんな時こそ勉強だ」と、コツコツと勉強をしたり、「一緒にお仕事をしたい」と思う方に会いに行ったりしていました。

すごく素敵な出会いがあったりして「忙しいと中々出来ないので、こういうのもありだな」と思いました。(もちろんいつでも適度な仕事量があるに越した事はございません)
お仕事を頂けることに感謝します。がんばるぞー。

今月のFONT紹介は「こぶりなゴシック」

「こぶりなゴシック」は、スマートで柔らかい印象が美しく、僕の目を紙面に釘付けにした憎らしい(愛すべき)フォントです。
そして、僕が「いつかこのフォントを使ってみたいなぁ」と恋焦がれていた憧れのフォントでもありました。

この記事の見出し画像に使用しているのは、アルファベットも含めて「こぶりなゴシックです」
欧文も日本語もとってもお洒落に見えますよね。

日本語のフォントを選ぶ際に「温度感や情緒感が高くなりすぎるなぁ」と思う事がよくありませんか?
そこが日本語の良さではあるのですが、デザインによってはそれが邪魔になってしまうこともあります。そういう時にこのフォントを使うと、シュッとスタイリッシュに決まるので、とても重宝しています。

それでは実際に見て頂きます。

こぶりなゴシック(W1)

こぶりなゴシック W1

こぶりなゴシック(W3)

こぶりなゴシック W3

こぶりなゴシック(W6)

こぶりなゴシック W6

どうですか?この美しさ。
とても控えめですが、澄んでいてよく通る品のある声のような印象です。

僕はナチュラルでお洒落な印象にしたい時によく使わせて頂いています。
このフォントを使っただけで、文章が上品でより「読んでみよう」と思える雰囲気になります。
字詰め(トラッキング)は調整なしでも良いですが、少し空け気味で組むとお洒落な印象が増します。
是非、使ってみてください。MORISAWA PASSPORTに入っています。

アマゾンで「こぶりなゴシック」単体で購入できるようです。

こぶりなゴシック 3書体パック 1L

今月は「こぶりなゴシック」の紹介でした。
あー素敵。うっとりしちゃいます。

2017年のスタート! Betweenをご紹介。

2017.01.01

2017年 元旦

あけましておめでとうございます!

無事に新年を迎えられたことを嬉しく思います。

嬉しいお正月。皆様はどのようにお過ごしでしょうか?
自分は、毎年恒例の書き初めをしたり、お餅を食べたりしています。太ってきています。

さて、2017年。
今年も色々な方と出会い、良い仕事をたくさんしたいです。

今年のテーマは「手しごと」

ここ最近のウェブ環境は目まぐるしく進化しておりまして、出来る事もすごく増えてきています。
喜ばしい反面、自分の仕事がデジタルに偏りすぎてしまったりしている事に思い当たり、意識して「手描き」を増やしていきたい。と思うようになりました。

仕事で必ず手描きのものが使えるとは限らないのですが、まずは自分の為のストックとして、少しずつイラストを描きためて行こうかな。と思っています。

なぜなら、やっぱり暖かい。「デジタルにも出来るだけ体温を感じさせられたらなー」と思い今回の写真は鶏のイラストを描いてみました。
色んなものに、出来る限り手しごとを増やしていきたいな。と思う2017年です。

今年初のFONT紹介は「Between」

2017年のお正月に紹介されるフォントは「Between」。
小林章さんの作ったフォントです。

Betweenは、Between1〜3まで三種類の字体があり、それぞれThin〜Blackまでの8ウェイト(イタリックも8ウェイト揃っているので、合わせると16ウェイト)が揃えられています。
今回の見出し画像で使用したのはbetween3のBlack Italicです。
小文字「e」が最高に可愛いですよね。

では、文章で見てみましょう。
3つ比べてみると、それぞれに個性があって、色々なところで活躍してくれそうです。

Between1(Regular)

between1

モダンだけど、暖かみを感じる書体です。
oとかbとかのカーブが角っぽいのですが、カーブが絶妙に柔らかいから、優しくて可愛い印象です。

Between2(Regular)

between2

Between2は三つの中では一番しっかり者。という感じです。でもカッチリしすぎない絶妙なバランスです。
gはクラシックな二階建てです。

Between3(Regular)

between3

カーブの食い込み具合がとてもキュートです。Theのバランスも最高です。
三書体の中では、一番特徴がはっきりと出ていて、元気が良さそうな雰囲気です。

Betweenを並べて眺めていると、それぞれ性格が違うけど、雰囲気の似ている兄弟のように見えてきませんか?

書体選びをする際に「声のトーンや大きさ」を意識して選んだりしますが、この三兄弟の声ははっきりとした違いが聞こえて来る感じがします。

この書体はlinotypeで購入できます。
linotypeでは、自分の試したい文字でフォントを見られたりしますので、色々試してみて下さい。(別に社員でもなんでもありませんが)

ウェブサイトの縦組み

2016.12.20

WEBの縦組み

ウェブの世界はもの凄いスピードで進化し続け、ボーッとしていると「あ、こんなことになってるんだ!」と、びっくりしてしまったりすることも少なくありません。

つい先日「ウェブでテキストの縦組みが実用化している」という事を知り、衝撃を受けました。
Firefoxが、writing-modeプロパティに対応してから約一年。そう、一年遅れでようやく知ったのでした。。。

しかし、日本でウェブデザイナーとして仕事をする上で、縦組みが出来るという事は、どんなに情報が遅れても大きな喜びを持って迎えるべき事です。万歳!(ポジティブ)

という事で、勉強がてらポートフォリオのリニューアルを行いました。(現在、更に変わってしまっています。。下の画像が縦書きバージョンのキャプチャー画像です)

EMDesignsポートフォリオ 縦書きバージョン

EMDesignsポートフォリオ 縦書きバージョン

writing-modeプロパティに四苦八苦

「やっぱり、日本語の縦組みは美しい」とニコニコしながらPhotoshopでのデザイン制作後、いざコーディングへ!

文字の縦組みを行うには、cssプロパティの“writing-mode”を使用します。
右から左に改行していく場合は“writing-mode: tb-rl;”とします。

コーディングを始めるまでは「これは簡単そう」と思っていましたが、いざ始めるととんでもない。
色々と問題が出てきましたので、ざっくりですが共有させて頂きます。

文字の中央寄せが面倒

<div>や<p>等のボックス内での中央寄せが上手くできませんでした。
text-align:centerにすると、縦位置が中央揃えになってしまうという挙動です。まぁそうなるか。。日本語の縦書きでそういう使い方ってしないよなぁ。と思いますが、仕方がないです。

下記のように、入れ子にしてinline-blockにする事で対応しました。
そこまで難しくはないですが、少し面倒ですよね。
<p>のtext-alignはleftにする必要があります。

<div style=text-align:center>
<div style=display:inline-block;>
<p style=”text-align:left”>あいうえお</p>
</div>
</div>

動的ページの段組は実用的ではない

縦組みで長文をコーディングする場合は、横幅からはみ出る文字を考慮して段組を行う必要があります。
column-count等を使用しますが、挙動が微妙で思い通りのレイアウトになりませんでした。

段組を行う際のポイントは“あらかじめ高さと横幅を決める”ということでした。
そして、決めた高さと幅に対して「何段で組むか?(“column-count: 数字”で指定)」「段と段のマージンは?(“column-gap: 数字;”で指定)」を指定することで組みます。
指定の段数で入りきらない文字は、はみ出たりしてしまい、思い通りの挙動になかなかなりませんでした。

現状ですと、静的ページで文字数が決まっている場合にはなんとかなりそうですが、動的に吐き出されるページには実用的ではなさそうです。
本当ならこの記事のページも縦組みにしたかったのですが、実装は見送りました。

文字詰めが微妙

文章をプロポーショナルメトリクスで組めるプロパティ“font-feature-settings”を使っていましたが、残念ながら縦組みだと乱れてしまう為、縦組みの部分には使用できませんでした。
文字詰めは行われているのですが、縦組みにも関わらず何故か横に詰めようとしてしまうようで、文字がバラバラになります。。

問題点はあるものの先が楽しみ

さて、コーディングを一通りやってみて、問題点は少なくないですが、やっぱり日本語の縦組みが画像を使用せずに出来る。というのはとても喜ばしい事です。
日本語のウェブフォントも段々と使える感じになってきたし、合わせて使うと出来る表現が広がりそうですよね。
これからも研究していく価値がありそうです。

今はデザインをする際に、文字を縦組みにした場合「これは画像になるなぁ」と、考えながらの作業でしたが、今後はそんな事を考えなくても「最適な文字組み」が出来るようになるんだろうなぁ。と思わせてくれる進化を感じることが出来ました。
今後に期待です。

“もじ部”という本の紹介

2016.12.05

もじ部

書体を知る事は、デザイナーにとって非常に大事です。
というか、書体を知らないとデザイナーとして仕事を行うのは困難であり、書体の引き出しが多ければ多い程デザインの引き出しが多い。とも言えると思います。

そして、書体を知るには「書体デザイナーに聞くのが一番」という事で、オススメの本を紹介いたします。

部長と部員

全体の構成ですが、タイトルの「もじ部」が示すように、“書体デザイナーが部長”で、“参加者(デザイナーや学生)が部員”と、部活動のような設定で、対話方式によって進められていきます。※実際の内容は先生と生徒みたいな感じです。

部長として登場するのは、名前は知らなくてもデザイナーなら一度は使ったことがある、あのフォントやこのフォントを作った、錚々たるメンバーが登場し、フォントを作った時の話などが語られており、読み応え十分です。

今まで何気なく使用していたフォントが「この人が作ったのかー」とか「こんな背景があったのか」と知識が増え、フォントを使う時のワクワク感が増したり、フォントを見る際により深い部分で理解出来るようになるきっかけになる事でしょう。

圧巻の巻末綴じ込み

本編の後に巻末綴じ込みとして「もじモジ座談会 フォントデザインについてあれこれ語りました!」という“おまけ”というには豪華な内容の綴じ込みが付いています。
個人的にはこの綴じ込みを強くオススメしたいです。

内容は、小宮山博史さん、藤田重信さん、鳥海修さん、小林章さん、祖父江慎さん。と、これまた豪華メンバーが集まって、書体について話し合っています。
その内容がとても面白く、書体についての知識を得ると同時に、書体を見る面白さも知ることが出来ます。

また、綴じ込みの作りが面白くて、タイトルや本文に使用される書体が、場所によって変えてあって、書体によって雰囲気が変わるのが感じられ、とても面白かったです。

総評

「書体が無かったら、我々デザイナーの仕事がどれだけ困難になる事でしょう」と言う所まで考え出すとキリがないのですが、デザイン制作という作業において、書体がデザインに影響する割合を思うと、書体デザイナーの方々には頭が上がりません。

そして、その方々がこだわり抜いて作った書体を使わせて頂いている我々も、良い仕事をしていかないといけない。と背筋が伸びる思いがしました。

フォントを使用する際に疑問を感じている方にはもちろん、書体の知識を広げたい。という方にもオススメです。
書体選びに一段階の深みが加わる事間違いなしです。

この本について

題名
もじ部 書体デザイナーに聞くデザインの背景・フォント選びと使い方のコツ
編著者
雪朱里+グラフィック社編集部
発行所
グラフィック社
発行日
2015.12.25

師走のTrajan

2016.12.01

2016年12月

今年もあっという間に時が経ち、師走になりました。
東京では11月に雪が降ったりもしましたが、この時期の積雪は観測史上初めてらしいですね。降雪は54年ぶりらしいです。

しかし、観測史上って言うけど、一体いつから観測してるんだろう?と思って少し調べてみましたが、東京では1875年6月3日から開始したらしいです。へーへー。
そんなに古い歴史でもないので、観測史上初!とか言っても高々140年ぐらいの期間だけです。「そりゃー初も沢山出てくるよな」と思いました。

今月の稼働率は…

さてさて、師走師走と言いますが、EMDesignsの稼働率は50%となっております。
のんびりしちゃってますので、ご依頼くださるととても嬉しいです。

今月のFONTは「Trajan」

今月のフォントは「Trajan」。
先日降った雪の写真に合わせてみました。

数字の2のカーブとか、とても面白いですよね。
全体の印象としては洗練されているのですが、大きく拡大して見てみると人間味があると言うか、不器用っぽさがあったりするのが、このフォントの魅力だと思っています。

このフォントは、なんと約2000年前に作られた石碑に彫られた文字が元になっています。
その為、この書体には小文字がありません(当時は小文字がなかった)。
基本的に大文字だけですが、強調したい時や、文章の冗長化を防ぐ為、スモールキャップス(小文字の大きさの大文字)が用意されています。※下の画像を参照してください。

このフォントの使いどころは、タイトルやロゴでしょうかね。
厳格で伝統的なイメージにはピッタリですので、ブランドのロゴ等に使用されることも多いです。
少し文字間を空けてあげると、とってもかっこよく決まります。

スモールキャップス

Trajan スモールキャピタル

オールキャップス

Trajan オールキャップス

2000年前に作られた文字が、色褪せることなく使われ続けている(しかも古臭く感じない)。と言うのは本当に驚きです。
そして、それこそがデザインの目指す所だと思います。「Trajan」。敬意を持って使わせて頂きます。

5周年とリニューアル

2016.11.21

EMDesignsの5周年

EMDesignsは本日11月21日に、開業5周年を迎えました。
個人事業主として年月を積み重ねる程に、皆様に対する感謝の気持ちが増してきます。
ありがとうございます!と大声で叫びたい気持ちでいっぱいです。(怖いと思いますのでしませんが)

ポートフォリオリニューアル

そんなこんなで「5周年に何か出来ないかな?」と思い、ポートフォリオをリニューアしてみました。※現在は、別バージョンにリニューアルされています。
ガラッと変わった今回のデザインですが、6代目となります!
「5周年なのに6代目っておかしいじゃないか!」とお思いでしょうが、もっともです。僕もおかしいと思います。一年に一回以上のペースでリニューアルしている計算になりますね。。

といっても3代目〜5代目は、同じレイアウトとコンテンツ内容でのデザイン変更のみでしたので、印象はガラッと変わっておりますが、作業内容としてはそこまで大きな変更ではありませんでした。

今回は、そこを一から見直し、いらない文章を削ったり構成を変更したりしてみました。

ポートフォリオ作りっぱなし問題

大体において、ポートフォリオというのは、作った後に放置されがちです(他の方は違うかもしれませんが)。。
自分の制作物を見て頂くには便利ですし、無いと困るものではあるのですが、作った本人が見たく無い理由もそこに同時に存在します。

それは…過去の制作物が載っているからです。
勿論、その為に掲載しているから当たり前なのですが、制作した本人は過去に制作したものを見るのが恥ずかしかったりします。
言い方を変えると、自分の過去の未熟さが並べられているようにしか見えないからです。。
ま、まぁ、そこはいいとして、今回のリニューアルのポイント等を書かせて頂きます。

テーマは「回帰」

今回のテーマにしたのは「回帰」です。
自分の5年間の活動を振り返って見てふと気が付いたのですが、色んなものの境界が曖昧になっていると感じてきていました。

デザイナーとして、WEBデザイン、コーディング、DTP、ディレクションや写真撮影等々…
「その案件が成功に向かう為に必要な事は全部やる」と思いながら少しずつ変化をして来た5年間であったと思います。
その結果、いわゆる“WEBデザイナー”と世間で括られる枠組みとは異なる仕事をするようになりました。

自分同士を喧嘩させる

「自己の中に、いろんな立場を存在させ、喧嘩をさせる」。これは、個人事業主としてやっていく上では重要ではないかと自分は考えております。

デザイナーとしての自分がデザインを制作し、ディレクターとしての自分がそのデザインを見てダメ出しを行う。
また、コーダーとしての自分とデザイナーとしての自分が喧嘩する。
会社では役割分担がされていると思いますが、自分のような個人事業主は自分内での複数の立場を喧嘩させ、仕事としてのクオリティーを上げて行きます。(少なくとも自分はそうです)

しかし、面白いことに段々とお互いに馴れ合いが発生して来て、結局は個人に戻ってしまいます(いや元々個人なんですけど)。
そうなった時に、ふと「無駄な事を全くしない、つまらない仕事人間になっている」ということに気づいたりします。
例えば、デザイン中に同時的に経営者としての立場がいてしまったりすると、コストカットをしようとして、冒険を避けてしまう傾向が出てきてしまったり。というような事が割と頻繁に起こるようになってきます。

そこで、今回は色んな立場の自分達を一旦リセットして、原点に戻って「WEBって楽しいもんだよな」と楽しみながら制作しました。
その為、普段ではしないような試行錯誤を多く行い、無駄だと思うような所をじっくり作り込んだりしています。

技術的なポイント

今回はRetinaディスプレイ対策として、SVGとWEBフォントを使用しました。
これで、Retinaディスプレイで見るたびにげんなりするボンヤリ感がなくなりました。
トップページのオープニングのタイポグラフィのアニメーションも、SVGならではの表現となっております。

動的な見た目の変化

背景色のたえず色が変わるのは、css3のアニメーションで行いました。
なんとタイトルの文字色や、ボタン等も色が変わるようになっています。(やりすぎ感)

また、背景で動く点と線のアニメーションはjsによるものです。
“変化し続ける”ということを表現したかったのですが、制作中にぼーっと見ていて、ふと点と線が社会の縮図のように感じてきて、「うーん」と考え込んだりする事が度々起こりました。余談ですが。

英文フォント

タイトルやボタン等の英文フォントは「Neue Kabel」を使用しました。
“b”とか“g”とか“e”とか、遊びが多いのですが、きちんとまとまっている素敵なフォントです。ウェイトも各種揃っているので使いやすいです。
“g”を見た瞬間に購入を決めました。linotypeで売ってます。

WEBフォント

本文等のフォントはWEBフォントで“こぶりなゴシック(現在は変更されております)”を使っています。
WEBフォントサービスは、モリサワのTypeSquareを使用しています。サービス開始から色々と改良されていて、段々と読み込みが早くなり、使いやすくなって来ている気がします。

今後ともよろしくお願いいたします

さて、ポートフォリオを心機一転し、気持ちを新たに6年目に向けて頑張りたいと思っています。

一つ一つの仕事を大切に、初心を忘れずに頑張ります。

EMDesignsを、今後ともよろしくお願いいたします。

A1明朝と、今月のお知らせ

2016.11.01

2016年11月

すっかり寒いですね。
僕の住む東京都青梅市では、朝晩はだいぶ冷え込むようになり、寝るときに羽毛布団が欠かせなくなってきました。
もう少ししたら湯たんぽが必須の恐怖の冬がやってきます。

さてさて。
11月の稼働ですが、先月よりも落ち着いて来ていて、80%前後の稼働率となっております。
だ、大丈夫なのか?

そんな時は、今までなかなか出来なかったポートフォリオの見直しを行ったりしながら、ご依頼をのんびりとお待ちしております。

今月のFONTは「A1明朝」

秋のカラッとした空、右下には渋い鬼瓦の屋根。
そんな写真には【A1明朝】をチョイスしてみました。

このフォントの特徴は、文字の線と線が交差する部分に「墨溜まり」と言って、毛筆で書いた際に線の交差部分に墨が滲み、太くなったような表現がされています。

その為、すっきりとした美しいフォルムですが、シャープになりすぎず、丁度良い具合に温かみが出るので、非常に重宝しています。
何よりも、デジタルなのにわざわざ墨溜まりを作るという手間がいいです。

使いどころですが、カナがコンパクトにまとまっていて、見出しだけでなく、軽い文章程度でも読みやすいかと思います。
ただ、見出しに使う場合、文字によって少しばらつきが出たりしますので、少し調整は必要だと思います。
縦書きだと抜群に美しいです。

リュウミン、筑紫明朝と同じ位の頻度で僕のデザインに使われる事が多い、大好きなフォントです。

A1明朝

絡みつくMiguella

2016.10.01

2016年10月

10月になりました。
連続して襲来する台風で、殆ど晴れない9月だったように思います。
いつもなら残暑の暑さに耐えながら動かなくなるMacをなだめながら仕事をしている時期です。それに比べると涼しくて働きやすかったので、まぁ悪くない9月でした。

さてさて。
10月の稼働ですが、先月同様90%前後の稼働率となっております。
先月同様、のんびりと動いていますので、相談等ございましたらドシドシお寄せください。

今月のフォント「Miguella」

毎月、稼働状況を更新する際に、出来る限り「その月をテーマにしたタイポグラフィを入れた画像を表示させる」という事を心がけていた(やったりやらなかったり)のですが、先月ふとした思い付きで、使用したフォントを紹介したりしてみたところ、自分内で好評価だったので少し続けてみようと思い“今月のフォント”というタイトルでスタートしてみました。

今月のフォントですが「Miguella」というスクリプト体のフォントです。
案件でスクリプト体が必要だったので購入しましたが、どこで買ったかは忘れてしまいました。。
多分フォント名で検索すれば、フォント販売サイトが見つかるはずです。確か海外のサイトでした。

見ての通り、スワッシュ(文字から流れるように伸びる装飾線)が特徴のフォントです。
込み入った電線を見てたら思い出し使ってみました。(全然正しい使い方ではありません。本来の使用方法は電線とは絡めません。。)

このフォントは装飾のないRegularと、Miguella ss2 Regular、Miguella ss3 Regular…という風に、全部で5種類のスワッシュの異なる字体がセットになっています。
使用する際には、一つの単語の中で数種類のフォントで組む。という形になりますので、少々手間がかかりますが、その分このフォントでしか出せない味があります。

スワッシュなし

Miguella スワッシュなし

スワッシュあり

Miguella スワッシュあり

このフォントをメインで文章を組むというよりは、アクセントとして一部分だけ使う感じでしか使わないですが、上手く使うと「おっ!」と思わせる、とてもスマートな印象になります。
例として簡単に組んでみましたが、だいぶ印象が変わることがわかって頂けると思います。

スクリプト体は基本的にカーニングはしません。
装飾は激しめなので、このフォントの場合はあまりやり過ぎない方が読みやすくて良さそうです。塩梅が難しいですが、色々と試すのも楽しいフォントです。

今月はこれくらいで終わりに致します。
それでは10月も素敵な時間をお過ごしください〜。

AD Suraとピクニックへ

2016.09.01

2016年9月

まだまだ暑い日が続きそうですが、季節としては秋に入るのでしょうか。
ここ最近は雨模様が続き、家に閉じこもる毎日でした(晴れても大して変わりません。。)

せめて写真だけでも爽やかな風景にしようと、草原の写真にしてみました。
今月の写真に使用したフォントは“AD Sura”
草原の中を文字達がピクニックに向かうイメージで使いました。

仕事では中々使うことが無さそうなフォントですので、せめてピクニックに行ってもらえたらと思って使ってみました。
このフォント達と一緒なら楽しいピクニックになりそうです。

9月の営業について

9月の稼働率ですが、先月同様90%前後となります。
ご相談を頂ければ、比較的スムーズに進行することが可能ですので、ご連絡頂ければと思います。

秋。いい季節です。
楽しく過しましょう!

2016年の夏

2016.08.01

2016年8月

梅雨が明けました。本格的な夏の到来です。
毎日通勤されている方々には怒られてしまいそうですが、今年の梅雨は涼しくて最高に過ごしやすかったです。
“梅雨明け”が発表されて残念に感じた初めての夏でした。だって仕事部屋が暑いんですもん。。(冷房を導入しろ)

でも、やはり夜の空気は梅雨明け後の方が断然夏っぽくて好きです。

8月の営業について

さて、稼働率ですが、先月より少し落ち着いてきまして、現状は90%前後となりそうです。
少し空きが出て、ちょうど良い感じで作業が出来そうです。

仕事中には引きこもりがちになってしまいますので、中々実行できなかった目標の一つ“近所の河原にちょくちょく散歩をしに行ったりしながら楽しく仕事をする”を叶えたいと思っています。

そんな僕の目標を打ち砕く案件の依頼も、もちろん大歓迎です。

暑い日が続きますが、楽しんで過ごしましょう!

もう7月(2016)

2016.07.01

news_1607

毎年必ずこの頃になるとびっくりします「もう7月?」「もう夏?」。。
全然夏を迎える準備なんて出来ていません。といっても、特に海で泳いだりするのが好きという訳でもなく、準備なんて元々ないんですが。

それにしても、梅雨だと思ってると、いつの間にか夏に突入していたりしてびっくりするんですが、今年は夏っぽいことを少ししたいな。と企んでいます。

EMDesignsの夏の恒例行事としましては、Macがダレて動かなくなってしまうのを、扇風機を当ててだましだまし作業をする事となっております。。
扇風機の風を100%Macに上げるから、なんとか今年も夏を乗り越えて下さいっ!とお願いごとのように書いてみます。

2016年7月の稼働

7月の稼働状況ですが、120%程度となっております。

気付いたら稼働率が100%を下回ることがなくなって来ており、日頃ご愛顧して下さる方々には、本当に感謝しております。

そろそろ、本格的に人員を増やそうと企んで、実際に動き出している最中です。
更にパワーアップして、皆様の役に立てる体制にしていけたらと思っております。

夏!少しははしゃいじゃう位がちょうど良さげです。楽しみましょう。

2016年6月の稼働

2016.06.01

2016年6月

2016年もあっという間に半分まで来ました。ほんとうに早いですねぇ。
今年は自分にとって、仕事でもプライベートでも様々な変化があり、ジェットコースターのような半年でした。

2016年6月の稼働

さて、稼働状況です。

現在の稼働率は100%となっており、急ぎの案件は受付ができない状況となっております。
ご相談は受け付けますので、何かございましたらご連絡ください。

6月。いい季節です。
気持ちよく過ごしましょう〜。

2016年のゴールデンウィークは?

2016.05.01

2016年5月

今年のゴールデンウィークはどうやら長いようですね。うまく有給休暇を駆使すると10連休とか。素晴らしいですね。
そして、連休中は天気も良いようで完璧ですね。

遊びに行くのも良し、ゆっくりするのも良し。皆それぞれ素敵なお休みを!

2016年5月の稼働

先月、出産が控えている旨、お伝えしておりましたが、無事に産まれました。
3,228gの男の子です。母子ともに健康に産まれ、まずはほっとしております。

そして、いつも通り稼働率をお伝えしたいのですが、バタバタと家事をこなす合間での作業となっておりますので、なかなか計算通り進みません。。

という事で、基本的にお仕事は時間の余裕のある案件のみとさせて頂いております。
ご迷惑をおかけしますが、何卒ご理解ください。

2016年4月の新規案件の着手は終了とさせて頂きます

2016.03.29

2016年4月

ようやく長い冬が終わり、春がきたー!と言える心境になってきました。
「ここから春だ」とか、人が感じる瞬間ってなんだろう?と考えると、色々ありますよね。
例えば空気。気温は10℃だけど、明らかに真冬に感じる10℃と違う。とか。
その時期で感じる植物の香り、または雲の形。日の長さなんかもあります。

でも、春の場合は“桜が咲いた”が一番の「ここから春だ」という境目になる気がします。
桜前線が南から北へ徐々に移動していくのも、なんとなく美しくていいですよね。そっとした喜びのようなものを感じます。

4月の稼働

2016年4月ですが、新規案件の着手は終了とさせて頂きます。
直前のお知らせとなり、申し訳ございません。

素敵な春になりますように。

2016年3月の営業について

2016.03.01

2016年 3月

まだまだ寒い日はありますが、徐々に春の気配が漂って来ましたね。
これから様々な花が咲き始め、山の色がダイナミックに変化していく素敵な季節です。

さて、そんな3月ですが、EMDesignsの稼働率は160%となっており、緊急の案件はお受けするのが難しい状況です。

ご相談には随時返答させて頂きますので、何かございましたらご連絡下さい。

素敵な春を過ごしましょうー。

2016年2月の稼働について

2016.02.01

2016年 2月

暖かかった日々から一転、寒い毎日が続き、東京でも積雪がありましたね。
都心に比べて寒い青梅市でも勿論降りましたが、一週間以上経った今でも溶けずに残っている雪があちこちに見られます。

特に日陰の歩道に残雪が多く、お年寄りには危険な歩道となっております。
田舎は暮らしやすそうなイメージがありますが、こういう部分をとって見ると、車中心の生活になりがちな田舎生活は、お年寄りには大変だったりします。

暮らしに優しい街を作る。なんていうのもデザインの仕事ですね。頑張らないと。

さてさて、2月の稼働状況をお知らせします。
稼働率は110%程度が予想されます。
ご依頼の際は、早めにご相談頂けるようお願い致します。

el capitanに更新

つい先日、MacのOSを遂にel capitanにしました。
慎重にPhotoshopやIllustrator等、仕事に使用するソフト類の対応を待っていたのですが、落とし穴がございました。。

Fireworksが対応していない!
その他にも、Creative croud関係の何かがメモリを食ってファンが回りっぱなし。とか、色々とありました。。

しかし、何よりもFireworksの未対応が痛かったです。
現在はPhotoshopに移行しましたが、2年前ほどまではバリバリFireworksを使用していたので、その頃の案件の更新ができない。ということになります。。

解決策を色々と調べましたが「フォントをオフにする」とか、、解決にならない方法しかありませんでした。

結局どうしたか?というと、time machineで復旧を行いyosemiteに戻しました。

これからの対応を考えますと、セキュリティー的にも、いつまでもOSを古いまま保持する訳にはいきませんので、更新があるものはPhotoshopで編集できる形に変更し、それ以外は潔く切り捨てるしかなさそうですね。
少しずつやっていかないといけません。。

制作にFireworksを使用していた人で、el capitanを検討している方は、要注意ですよー。

明けましておめでとうございます

2016.01.04

2016年 年始の挨拶

明けましておめでとうございます!
2016年が無事スタートしました。それにしても今年の正月休みは短かったですね。
年末は31日まで作業をしておりましたので、三が日のみの短ーい休みでした。

でも、最近のお正月は道も混んでいて、普通の連休と同じような雰囲気になったように思います。
ちょっと前までは、都内には殆ど車も走っておらず、キリッとした空気が普段よりも感じられ、その雰囲気が大好きでした。(遠い目)

書き初めのススメ

EMDesignsの一年の始まりは、書き初めから始まります。
「何を書くのか?」と言いますと、一年の目標を書きます。売り上げ目標、行動目標です。

実は3年前から始めました。
何故始めたか?と言いますと、目標を可視化したかった為です。
書いて、いつでも見えるところに貼っておこう。と。

それの何がオススメなの?と、言いますと。
目標を可視化する事によって、達成しやすくなる。
という理由からです。

自分で書いておいて、どうにも胡散臭い感じもしますが、本当でした。
どこかでそういう文章(多分自己啓発系の本)を読んだ事が頭の片隅にあったのですが、あまりそういう効果に期待せずにやり始めました。
そしたら、それをやり始めてからは、必ず立てた目標を達成しています。

僕がやった事は「無理かもなー」なんて思いながら、ちょっと高め(でも不可能ではない程度)の設定を書いて、毎日仕事を開始する前にチラッと見るだけでした。それ以外には普段通りに仕事をするだけです。

でも、気付くと達成しております。
うー。書けば書くほど胡散臭い。

多分、書いて毎日見る事によって「このペースだと無理かなぁ」とか、「あ、行動目標と違う行動してた」っていう事が出てきます。
それが重要なのかもしれません。自分の立てた目標を毎日意識する。という事は、特に行動目標に於いては非常に効果があります。

怪しい。と思う方も、騙されたと思ってやってみてください。
書き初めをする程度でしたら、1時間もあれば十分出来てしまいますので、それで効果があれば儲け物ですよー。

ではでは。年始から怪しい文章失礼致しました。
2016年も、たくさんの方と仕事をご一緒出来る事を楽しみにしております。
EMDesignsをよろしくお願いいたします。

ありがとう2015年!

2015.12.31

2015年年末

2015年もあとわずかとなりました。
一年間を振り返る時間もないままに、一気に年末まで駆け抜けた感があります。と、いうことは「いい年だったんだな」と思っております。
いや、間違いなく良い一年でした。

沢山の素晴らしい仕事に恵まれ、素晴らしい人々と出会えた事に感謝しています。

2015年を振り返ってみて

振り返ってみると、デザイン界には色々あった一年でしたが、それはそれで今後に繋がる一年だったのではないかと思っております。
オリンピックのエンブレムや、最近では伊勢志摩サミットのロゴとか。
とにかく「デザイン」に対する議論が各所で見られた事は、良い事だったのではないでしょうか。

ただ、やっぱり見ていて心配なのは、「責任を取ろう」とする大人の少ない事でしょうか。
今の感じだと、世間のバッシングを恐れるあまりに、無難なものしか世の中に出なくなってしまいそうで怖いですね。
一連の問題は、デザイナーという仕事に対する世間の認知度の低さ、そしてなによりも我々デザイナーの発信力の弱さが露呈して、形として現れたものと思っています。

2016年は、こうした事が起こらないよう、自分も含めデザイナー達が考え、意見をしていかないといけないと思っております。

「問題が見つかった」という事は、間違いなく良い事です。そしてそれをネガティブに捉えずに、ポジティブに解決していきたいですね。という所で、デザイン界の話は終わり。

個人的な2015年は、厄年という事もあって心配していたのですが、全く杞憂に終わり素晴らしい一年となりました。
個人的に目標としていた事(売り上げ・行動)も達成する事が出来ました。

精神的、予算的な余裕や交渉力の無さから、去年までは出来なかった事だったのですが「仕事の質を高める為に、よりプロフェッショナルな方に作業分担を行う。」という事も段々と出来るようになってきました。
そうする事によって、当然品質が上がりますし、出来る事は大幅に増えました。
クライアント様には、クオリティーが上がる事により喜んで頂けますし、他の方々に仕事を提供出来ます。そしてそれぞれの姿勢に学ぶ事が出来、自分としても大変刺激となり、良い事づくめでした。
来年は更にその動きを加速していき、更なるクオリティーアップを追求していきたいと考えています。

2015年。関わっていただいた全ての方々に感謝しております。
良いお年を!そして2016年もEMDesignsをよろしくお願いいたします。

2015年内の受付は終了とさせて頂きます

2015.12.01

2015年12月のNEWS

気づいたら今年も残り一ヶ月となりました。
師走とはよく言ったもので、今月は考えるのも恐ろしい位予定が詰まってしまいました。

急なお知らせで申し訳ございませんが、年内着手の案件の受付は終了とさせて頂きます。
細かい作業でしたら行うことは出来るかもしれませんので、相談があればご気軽に連絡ください。

清里

掲載した画像は山梨県の清里からの山々の風景です。
なんとなーく縁があり、清里にはちょくちょく足を運んでいます。
いつ行っても風景が素晴らしく、人も多くないので個人的には好きな場所です。

清里は昔に観光地として流行ったようですが、現在は駅前も閑散としていて、人も多くありません。
初めて行った20年位前には、もう少し活気があった気がします。
ただ、当時から時代遅れなタレントショップがあったり、時代から取り残されている感はありましたが、こんなに閑散とするとは、当時は思ってもみませんでした。

大好きだった清里現代美術館もいつの間にか閉館していたり、お土産屋さんも閉店したお店が多く、物悲しい雰囲気が年を追う毎に強くなります。

街を維持するのに必要な新陳代謝が行われなかった事が理由でしょうか。時代を読む力も足りなかったのかな。
でも、中央道からもアクセスしやすく、素晴らしい環境が残る清里は、これから復活する事も全然可能な気がします。頑張って欲しいです。

昨今では、高齢化が進むに連れ、清里のような危機を抱えている街は少なくないと思います。
そんな街に対して、僕らデザイナーができる事はあるんじゃないか?日々そう考えています。

さてさて、師走。
皆様も忙しいと思いますが、楽しんで2015年を締めくくりましょう。

EMDesigns4周年!

2015.11.21

EMDesignsの4周年

EMDesignsがウェブ/グラフィックデザイナーとして開業してから、4周年を迎えることができました。
支えて下さった皆様に感謝を申し上げます。

振り返ってみると、本当に沢山の方々と関わる事が出来、刺激的な4年間でした。
開業した当初からは、考えられないくらいデザインに対する考え方や、デザインに対する向かい方が変わったように思います。
芯の部分は変わらずにいたいと思っていますが、これからも変わり続けていく部分はあるのだろうと思います。

デザイナーの職域とは?

デザインと呼ばれる作業を行いながら、デザイナーの職域とは?という事を考えながら続けてきました。

規模によりますが、一つのプロジェクトには、ディレクター、デザイナー、ライター、カメラマン、営業マン、システムエンジニア等々、沢山の人が絡んで一つの案件を行います。

プロジェクトの規模や、会社の規模が大きくなればなるほど、関わる人員も増えていきます。
そして職域をまたいだ瞬間に何かが失われていく事を数多く経験してきました。

単純な連絡ミス、イメージ共有のミス、スケジュール調整のミス。そして、それぞれの人員のテンションの違い。
それらをディレクターがまとめながら、責任を持って案件を進めていきます。

我々デザイナーは、“当事者”としての感覚を失ってしまうと、ディレクターが奔走し、疲弊していく様を「大変だねー」なんていいながら、作業に徹する。という事も可能です。
または、ディレクターのミスによって、スケジュールが押した時に「ディレクターのせいで、しわ寄せが制作側に来る」なんて文句を言いながら作業をしたりする事だってできちゃいます。

そのようにクライアントとディレクターが決定した範囲内で、デザインを行う。一般的にはデザイナーという職種のイメージはそんな感じなのかもしれません。
でも、僕はこういう働き方を「作業者」として区別しています。もっと言うと“デザイナーではない”とも言えると思っています。
※そういう役割を否定するつもりはなく、“区別すべき”だと考えています。

情報の整理を行い、道を創ること

自分は、上記のようにデザイナーの職域として考えています。
クライアント様の抱えている問題を整理し、向かうべき方向を見定め、そこに向かう為の道を創るような行為。
つまり、制作という作業はその一部で、「情報の整理を行い、道を創ること」の為に必要な事は全部やる。という事です。

ディレクションもそうですし、デザイン制作の作業、写真の撮影なんかも、デザイナー(自分)の責任で行いたい。と思っています。
Webの場合はコーディング、簡単なプログラムも自分で行います。
当然、要件に必要な技術を自分が持っていない場合や、納期の関係上、専門職の方に依頼をする場合もあります。

一番大事な事は「自分が責任を持つ」という事だと思っています。

この方法で一番優れている部分は、クライアント様に対しても、目的から外れていると判断した際には「NO」と言えることだと思っています。
それが、担当者が細分化されている時には難しいのです。

様々な役割の人員が配分されている案件の場合、デザイナーが打ち合わせに呼ばれた時には案件がある程度進んでいる事が多く、途中で問題提起するのは躊躇ってしまいます。
また、デザイナーが意見を差戻す事によって、ディレクターの顔に泥を塗ってしまう事も考えられます。
そして、一担当者でしかない。という立場だと、中々クライアント様に「NO」と言っても、聞き入れて貰いにくかったりもします。

人が多くなればなる程、スケジュールの問題や、情報量の差によって、意見を言いにくい理由が多くなる事を感じていた自分は、やり方を改める事にしました。

自分の責任を持てる範囲を知る

まずは、自分自身がどこからどこまでを目的を達成させる為の仕事が出来るのか?という範囲を知る事から始めました。

そして、自分の責任を持てる範囲の拡大を目指しました。
具体的には、デザインの勉強をしたり、htmlコーディングの腕を磨いたり、プログラムを勉強したり、カメラの機材を揃えたり。
闇雲に範囲を広げるのではなく「こういう案件をやりたい」と思う範囲に限定して、それを行ってきました。

そうすることによって、とても自然な事として「自分が責任を持つ」という考えに馴染んで行く事が出来た気がします。

案件に関しても、段々と任せてもらえる範囲が広がって来ますので、徐々にただの作業者ではなく、デザイナーとしての仕事が出来るようになり、任せて頂ける事も増えて来ました。

これからのEMDesigns

たったの4年間で、自分の出来る事が広がり、素晴らしい仕事に関わる事が出来るようになってきたことは、とても喜ばしいことですし、何よりも信頼して仕事を任せて下さる方々の叱咤激励のお陰で、ここまでやって来れた。ということは間違いありません。
まだまだ自分自身に歯痒く感じる事もありますが、更に成長し、益々皆様のお役に立つことが出来るデザイナーになりたいと思っています。

この仕事を続けるに従って「一つの案件は、たった一つではなく、一生に一つの案件」だと感じる事が増えました。
会社員として作業のみを行っていた際には、残念ながらその事に気づかずに、「沢山ある仕事の中の一つ」という意識が強かった気がします。

デザイナーという仕事は、自分の仕事の仕方一つにより、クライアント様の今後が変わるという、責任のある仕事です。
その事を胸に刻み、責任のある仕事を一生懸命に取り組んで行きたいと思っております。

これからも、EMDesignsをどうぞよろしくお願いいたします。

2015年10月の営業

2015.10.01

2015年10月

Super moonだとメディアで煽っていましたので、撮影してみました。
どこがSuperなのかは、見た目にはわかりませんでしたが、この時期の月はとても美しい感じがして好きです。

30数年に一回と言いますが、それよりも“一生に一回の月”と言った方がしっくり来ます。
仕事もそうですが「今回の仕事は二度とはやって来ない」そう思い、感謝しながらやりたいと思っています。

十月の稼働について

さて、10月の稼働についてお知らせいたします。
先月に引き続き、稼働率は160%程度が予想されます。

大型の案件がしばらく続く為、全く空きが無い訳ではないのですが、あまりにもタイトなスケジュールには対応出来なくなってしまいます。
ご相談はお早めにお願いいたします。

今月も楽しく過ごしましょう。

2015年9月の営業

2015.09.01

September

暑かった夏はどこへ行ってしまったの?というくらい涼しい毎日が続きますね。
仕事場にエアコンの無い自分(とMacは)大助かりなのですが、夏の気配が急にいなくなってしまって、寂しがる間もなく秋の雰囲気になってしまいました。

僕の住む青梅市は、都心部よりも気温が低い傾向にあり、少し涼しくなってくると、寝る時間には寒いくらいに冷えたりします。
分厚い蒲団をかけるには暑いし、タオルケットでは寒いし。調整が難しい毎日です。

九月の稼働について

さて、9月の稼働についてお知らせいたします。
8月の後半から、段々と仕事量が増えてきまして、9月の稼働率は160%程度が予想されます。

タイミング次第ではございますが、緊急の案件への対応は少々難しい状況です。
ご相談はお早めにお願いいたします。

エンブレム問題から派生する、オリジナリティに関する考察

2015.09.01

オリンピック

びっくりするくらい叩かれている、東京オリンピックのエンブレム問題ですが、僕もデザイナーの端くれとして、日々ネット上で巻き起こる議論には注目しておりました。

佐野さんがパクったか否か?という事に対しては、言及するつもりはないですし、正直ここまで来るとちょっとよくわからなくなっています。
ただ、世間がここまで“デザイン”に注目している。という事ってそんなに無いですし、個人的には歓迎すべき状況なのかもな。と感じています。佐野氏には気の毒ではありますが。

僕が一連の流れを見ていて最も興味深かった事は、世間の「デザイナーへの認識の仕方」でした。
印象としては、デザイナーがアーティストだと思われている。という事をすごく感じました。まぁびっくりはしませんが。
何故なら、デザイナー間でも度々「アートとデザインの違い」については話し合われ、デザイナーによって意見の別れたりする所だったりもします。

確かにアートとデザインには、重なる部分も多いので、きっちりと一本の線で分けるという事は不可能です。
ただし、アートとデザインは異なる。という事は間違いありません。
じゃあ、どこが違うの?と、聞かれると、その違いを全て説明するのが結構難しかったりするんですが。

今回の件で一番言われているような気がする事が「オリジナリティー云々かんぬん」でした。
オリジナリティーへの考え方は、アートとデザインの違いが別れる所じゃ無いかと思います。いい機会ですので、そこを切り取って少し説明させて頂きます。

デザインにとって、オリジナリティーが第一義ではない

あ、一旦ここでは佐野さんの件とは切り離してください。当然「パクっても良い」と言う訳ではありませんので。

オリジナリティーが第一義ではない。と言った訳を説明します。
これも少々誤解を産む言葉だと思いますので補足しますと、オリジナリティーが第一義となる事もあります。
あーややこしい。

まず、デザインの第一義は何か?
それは「目的」です。
これがオリジナリティーが第一義になり得る。の訳で、目的がオリジナリティーを出す事にあれば、それは第一義になり得る。という事です。

では、目的が第一義とはどういうことか?と言いますと、それは当然、案件によりけりなんですが、今回は「名刺のデザイン。」という案件を想定して簡単に説明いたします。

名刺を構成する要素は、団体名(ロゴ)や名前、役職、電話番号等の、文字情報が中心です。あとは名刺そのものの用紙でしょうか。
名刺を制作する上で、大抵(例外はあります)の目的として重要な事は「どこの(どんな)団体のどんな立場の人間なのかを明示する」という事となります。
つまり、それが“目的”になります。

その場合、出来る限り判別しやすい文字で、読む人に伝わりやすいデザインを心がける事が普通です。
まずはフォントを熟知している必要があります。
その団体(または個人)に合ったフォントを選択し、その配置の仕方に気を配る。そして余白を使い、その団体(または個人)に最適な用紙を選び、名刺を受け取った方にきちんとその団体(または個人)の良い部分を伝える。という作業をする事になります。
それは100%目的を達成する為に行使される行為であり、自分のデザイナーとしてのエゴや主張は不要なものとなります。

ここでデザイナーのエゴで、下手に自己主張を初めてしまうとどうでしょう。
その会社とは関係ない方向で「面白いから」という思いつきで仕掛けを入れてみたり(それを閃きと言ってしまってはいけません)、イラストを入れてみたり。オリジナルのフォントを作ってみたり。やればやる程、目的であった筈のものが薄れ、オリジナリティーが確立して行けば行く程、目的とは離れる傾向に向かってしまいます。

逆に、オリジナリティーやインパクトを重視して、印象に残す。というやり方もあり、実際にそれで成功している事例もったりしますので、100%悪だとは言い切れないのが難しい部分なのですが、大事な事は「目的を達成できたか」という事です。たまたま上手く行った。という事ではありません。

デザイナーの目指すべき場所

簡単に説明させて頂きましたが、デザイナーのエゴで進めてしまう事は、割と頻繁にある事だったりします。
デザイナー自身にアーティスト思考が強く、自己主張を行う傾向は散見しますし、それが誤解を産む結果に繋がっているのかもしれません。
また、そういったアーティスト性を求めるクライアントも中にはいますし、アーティスト性が求められる案件。というのもあります。

ただし、基本的にデザイナーが目指すべきは“無名性”であるべき。という事は重要なポイントです。
オリジナリティーが存在するとしたら、それは「クライアントのオリジナリティー」であり、「デザイナーのオリジナリティー」ではありません。
「目的のオリジナリティー」であり、「オリジナリティーが目的」ではありません。
つまり、目的に先んじるオリジナリティーは、存在し得ません。と断言して良いと思います。

そこを履き違えてしまうと見えて来なくなってしまいますが、基本的にプロのデザイナーが行う事は、そうした仕事なのです。

「どれを見ても、EMDesignsさんらしいデザインだね」と、もし言われてしまったら、自分の仕事を疑うべきだと考えています。
「正しく目的に応じたデザインができているだろうか?」と。

もちろん、それぞれの考え方でデザイナーが行動する事に対しては、口を挟む気はありません。
むしろ、多様性は歓迎すべきだと考えています。先鋭的なデザイナーもそれなりに出来る仕事はありますし、そういう人がいる事で、新たな表現方法が確立されたりもします。
それでも、目的を失っていないか?という事は、全てのデザイナーが共通して考えるべき事だと思っています。

今回は、オリンピックのエンブレムの件から派生して、“オリジナリティー”という部分を軸に考えてみましたが、ご理解いただけましたでしょうか。
デザインというものは、一般的に“キーワード”を拠り所にする部分が強く、汎用性や共通性とは切っても切り離せないものです。
例えば、電話番号を090-1234-5678と書く所を09-01-234-56-78という形式にしてみると、途端に電話番号だとはわからなくなってしまいます。

つまり、文化や伝統、常識に則っている事が必要で、決して無視できないのです。
それを忘れて極端なオリジナリティーに走ると、よく分からない何かが産まれたりしてしまいます。

最後に

さらっと書くつもりでしたが、長くなってしまいました。。
今回の件が起こった事で「デザイン業界がやりにくくなる」みたいな声が聞こえたりしますが、そんな事はないと思っています。
むしろ、デザインとは何か?を説明するには良い機会でもありますし、デザイナーそれぞれがじっくり考える良い機会になった。と捉えるべきなんじゃないかと思っています。

あ、最後に、佐野さんを擁護するつもりはないのですが、これだけは言いたい。
今回の件を政治批判の道具にするのではなく、ちゃんと本質を話して欲しいと思っています。
あと、佐野さんの容姿なんかについて言うのはやめましょうよ。本質とは全く関係ない中傷ですし、それはとても恥ずかしい事だと思います。

2015年8月の営業

2015.08.01

八月のタイポグラフィー

暑いですねぇ。ほんとに。
毎年恒例なのですが、自分の仕事場には冷房がなく、暑さに耐えられなくなったMacの動きが緩慢になってきます。

Macが夏バテしてしまうと困った事になりますので、仕事場で唯一の冷房機器である扇風機は、ほぼMacが占有しています。
暑いです。

八月の稼働について

さて、いつも稼働率をお伝えする前に色々な話題を挟んでしまっておりましたが、今回は目的を早めにお伝えします。
8月の稼働ですが、現状で120%程度となっております。

先月までは100%未満の稼働率が多かったのですが、今月は少し稼働率が上がって参りました。有り難い事です。
ただし、まだまだお仕事は受付する事が可能です。どしどしどうぞ。

感謝しつつお仕事をさせて頂きます。

かんたんキーボード掃除のすすめ

仕事柄、毎日使用するのがキーボード。
僕のキーボードは、Macの白いキーですので、汚れが結構目立ちます。

たまに掃除するものの、こびりついた汚れを落とすのは結構時間がかかるし大変です。
でも、“劇落ちくん”を使うと、とても簡単に汚れが落ちますのでオススメです。

この流れ、超怪しいテレホンショッピング臭がしますね。。
だけど、本当にオススメなんです、下の画像をご覧ください。

Before

before

After

after

ほら。ピッカピカ。
微妙にキーボードの違う場所の写真ですいません。。「ほ」とか「せ」とかを比較するとわかりやすいと思います。
キーボード全体を掃除して、約3分ぐらいでこれぐらい落ちます。
しかも、キーにタッチした感触までスッキリとして、気持ちいいです。

使い方は簡単です。
直接スプレーしてしまうと、キーの溝に液体が入ってしまうので、布を用意します。
そして布が軽く湿る程度に吹き付け、あとは軽く拭くだけです。
本当に力もいらずにサッと落ちます。

一応アフィリエイトのリンクを貼っておきますが、ここから買って下さい。というつもりはございません。
ど、どうしてもと言うなら、ここから買ってくれてもいいですよ。

真面目な話をしておくと、以前著作権等について調べていたのですが、個人的なオススメ等をWEB上で行う場合に掲載する写真や商標等が、著作権違反になる。という事でした。
それを回避する為に、アフィリエイトのリンクを貼るようにしております。

つまり、個人的な理由で勝手に著作物を表示するとダメですが、その商品を販売する為の掲載は可。という事らしいです。
理屈はわかるのですが、気持ち的には少し微妙ですね。

水の激落ちくん 徳用 500mlおすすめです。

2015年7月の営業について

2015.07.01

2015年7月

つい先日、FacebookのLikeBoxが廃止され、仕様が大幅に変更されたPage Pluginというものに変更されました。
※LikeBoxはWEBサイトによくあるFacebookのフィードが流れたりするヤツです

以前からアナウンスはされていたものの、これが扱いずらくて困っておりました。
なぜなら、横幅が500px以上には出来ません。。
例えば、この記事のページの左カラムが640pxですので「Page Pluginの横幅をカラム幅に合わせたい」と思った場合、逆にページの幅を500pxまで縮小しないといけない事になります。。
試行錯誤してみたものの、どうにもならずに放置しておりましたが、ついに先日、廃止の日がやってきました。

以前の使いやすかったLikeBox。さようなら。
そして今までレスポンシブでウィンドウサイズ一杯で表示していたサイトは、軒並み対応が必要になってきます。

そもそも、今回の仕様変更の理由は「モバイルフレンドリー」という事らしいです。
見た所、スマホのウィンドウサイズに合わせて横幅が可変になっているようです。
た、確かにモバイルにはフレンドリーです。しかしPCには全然フレンドリーじゃない。
500px以上に広がらないようにした意図がわからないです。

しかし、文句を言っても仕方ないので、これから様々な対応策が練られていく事になりそうですね。
そもそも、プロモーションやコミュニケーションに便利なFacebookの機能を使わせてもらってる訳ですので、感謝しないといけないのでしょう。
しかしまずはレイアウト変更か。。

七月の稼働について

7月の稼働ですが、現状で80%程度となっております。

よく「稼働率はどう計算してるの?」と聞かれるのですが、
1日8時間×稼働日数(今月だと22日)=176時間が100%として、現状持っている案件の工数で割っています。

ですので、100%=もう作業出来ない。という訳では全然ありません。
土日も働いたりしますし。
可視化する為に毎月稼働率を出しておりますが、もしかしてそれが逆にわかりにくいのかも。とか思ったり。。

なので、まずはご相談頂ければと思っております。

それでは、7月も素敵な月になりますように。

2015年6月の稼働について

2015.06.01

2015年6月

僕は夜型人間ですので、作業の合間に外に出て夜空を見上げることが習慣のようになっています。

そうすると、ふと美しい月に出会えたり、流れ星に出会えたりします。
今年の初めには、二日続けて火球(流れ星より大きく見える、火の玉状の流星)を見ることができました。
それまで火球というものを見た経験が無かったので、初めて見た時は「大きい隕石が落ちてきた」と思い、その後に来るであろう衝撃波に身構えたりしていました。。

その他にも、昼間にはめったに見ない動物と会えたりもしますし、寝静まった街を見守っている感じというのもなんとなく素敵な気がしています。

「人間は夜寝て、朝起きるもんだ」なんてよく耳にしますが、夜起きている事も悪い事ばかりではないですよね。
というか、夜には夜の良さがあり、朝には朝の良さがあります。当たり前ですが。

思えば、朝派vs夜派。とか犬派vs猫派。右か左か?とかが対立して議論したりするのって、とても不毛な気がしませんか?
それを承知であえてやっているにしても、お互いの良い部分を理解しつつ、違う部分を探り合う。という姿勢があった方がその後に繋がるんじゃないでしょうかね。
とか。なんでこんな話になってるんだろう?

ふと今思ったのですが、自分が「デザイナー」として活動していく過程で、そのような考え方が身についたのかもしれません。
デザインするには、クライアント様の良い部分を見出し、悪い部分にも気付くような第三者としての目線が大事になってきますので、そんな時に「俺は夜派なんだけどなー」とか「あなたは朝にしか起きてないから、月の事をわかってない!」とか言っても仕事になりませんしね。

むしろ反対側の意見にこそ、自分をより良くする為の何かが潜んでいるのでは?と思えると、幅が広がって良い話し合いが出来そうですよね。
今度朝の良さを教えてください。

六月の稼働について

6月の稼働ですが、100%前後となっております。
まだスケジュールが出揃っておりませんが、隙間は作れそうな感じもありますので、緊急案件もタイミングによっては受ける事が可能です。

できる限りのお手伝いをさせて頂きますので、まずはご相談いただければと思います。

それでは6月も、楽しく過ごしましょう。

2015年5月の稼働状況

2015.05.02

2015年5月

長い冬が終わりを告げると、一斉に花が咲き出しました。
自然の世界ではモノクロから一転、様々な色で彩らていきます。

デザインをしていて、色数を使いすぎるとゴチャゴチャしてしまって、収集がつかなくなったりしてしまいますが、自然を見ていると色数は多いのに、ちゃんと風景として成立していたりします。

そんな景色を見ていると癒される反面、自分のデザインの未熟さを思い知ったり。
まだまだ学ばなくてはいけない事が多いと強く感じています。

5月の営業

さてさて、今月の稼働状況をお知らせいたします。

今月は有難いことに段々とお仕事の依頼が増えてきておりまして、100%の稼働率となっています。

ゴールデンウィークも勿論仕事です。
ですが、ゴールデンウィークが明けた頃に少しだけ休もうと企んでいます。

そんな僕の企みを「させるか!」と、依頼をしてみてください。
勿論大歓迎いたします。

EMDesigns廃業のお知らせ

2015.04.01

2015年4月のお知らせ

2011年よりフリーランスのWeb/Graphicデザイナーとして、3年と少し活動させて頂きましたが、この度廃業することになりました。
今までご愛顧頂き、ありがとうございました。

とか、柄にもなくエイプリルフールに乗って言ってみましたが、勿論冗談です。
昔から周りの人が「エイプリルフールだから」と嘘をついているのをまんまと信じ込み、毎回びっくりしてしまっていたのですが、たまには嘘をつく側にまわってみたいと思い、色々と考えてみたのですが、大した事が思いつきませんでした。。

しかも、「エイプリルフールだからとはいえ、こんな冗談言ってもいいんだろうか?」とかビクビクしている小心者(正直者と言って欲しい)です。

書く前にエイプリルフールについて調べてみたのですが、起源は全く不明のようですね。
最近ではWEBという手軽さを利用し、大企業が大掛かりな嘘を発信したりすることも見られるようになりました。
普段は真面目にやっている企業も、この日だけは遊び心たっぷりの仕掛けを用意していたりして、気をつけて見ていないとすぐ騙されちまいますが、こんな冗談に溢れた日が一年に一回やって来るのは、中々良い習慣ではないかと感じています。

4月の稼働は

さて、ここからはエイプリルフール無しです。

EMDesignsの4月の稼働ですが、現在は約60%程度となっております。
稼働率が100%を超えていた日々には「落ち着いたら沢山遊ぶぞー」と思っていたのですが、実際に落ち着いて来ると、遊び方を忘れてしまったのか何をしたらいいかわかりません。。

またいつ繁忙期が訪れるのかわかりませんので、今のうちに少しリラックスしながら、日々を過ごす事を楽しみたいと思っております。去年はあまり出来なかった美術館巡りとかをしたいなーと思っています。

リラックスしながら、お仕事の依頼もお待ちしております。

皆様にとって良い4月でありますように。

目的別編:ウェブサイト制作をご検討中の方へ

2015.03.17

WEBサイトを作りたいけど わからん!

自社のウェブサイト(ホームページ)を作りたいけど、どうしたらいいかわからない。という相談を受けることがあります。

  • どこか安く作ってくれる所はないの?
  • しっかりと作りたいんだけど、どこにお願いしたらいいかわからない

皆様、同様の悩みを抱えていらっしゃいます。
料金もいくらかかるかわかりませんし、判断の基準は難しいですよね。

そこで、現役のウェブデザイナーとして、皆様にあった業者選びのポイントや作る前の注意点等を2回に分けて伝授いたします。
今回は「目的別編」をお送りします。
前回の「依頼先編」はこちらです

また、内容に関してご理解頂きたいのが、特定の業者や特定のサービスが「いい」とか「悪い」という事はない。ということです。
制作を依頼する上でのニーズに合うかどうか?注意点は?という視点で書かせて頂きました。
 
全ての方に「僕にお願いしてください」と言いたい気持ちも山々ですが、どう贔屓目に見ても僕より他の方にお願いした方が結果(費用対効果)が良くなる場合もありますので、そこは極力お客様の立場で書かせて頂きます。

ウェブサイトを作る目的

「WEBサイトを作りたい」と一言で言っても、目的は人それぞれだと思います。

「ウェブサイトを作る“目的”がないと、依頼するにも説明がしづらいですし、依頼された側もぼんやりとした印象しか受け取る事が出来ずに、制作する事が難しいばかりでなく、制作したはいいけど本当にやりたい事が出来なかった。なんていう事も起こってしまうかもしれません。

まずは制作会社に依頼する前に、目的を意識してみる事をお勧めします。

名刺代わりにウェブサイトが作りたい

相談される中では、こういう理由が最も多い気がします。お話を聞くと「よく分からないけど、ホームページはあった方がいいんでしょ?」と言う目的がぼんやりとした方も非常に多かったりします。

これは注意が必要で、ぼんやりとした理由で依頼をしてしまう場合、キチンと方向性を考えて提案してくれる製作者なら良いのですが、業者によってはギャラ欲しさに、ぼんやりとした理由のままでも作ってしまう場合も少なくないです。

ウェブサイトは立ち上げただけでは、殆ど意味はありませんので、せっかく制作費を支払って作っても無駄になってしまいがちです。
まずはWEBサイトを作った後に「どういう効果が欲しいか」「どんな運営をしていくか」を明確にする事をお勧めいたします。

また、ウェブサイトを立ち上げただけで、アクセスしてくれると思う方が非常に多いのですが、それはあまり期待しない方がいいかもしれません。
検索してWEBサイトを見に来てくれる方は勿論いますが、それもきちんとした運用を行う事が条件です。

「ウェブサイトを作ったら終わり」ではなく、作った後の運用こそ大事です。
従って、ぼんやりとした理由しかない場合、依頼する前に少し考えてみてください。

もちろん「自分に合ったWebサイトを作りたい」と、リリース後の運用も含めて制作会社に相談しても良いと思います。
当然、その分制作費が高くなるとは思いますが、的確なアドバイスをくれるのは魅力かもしれません。

自社のイメージアップを図りたい

ブランディングの為にウェブサイトを作りたい。という理由ですね。

新規立ち上げや、ブランドイメージの刷新を行いたい場合は、ブランディングから考えることが出来、名刺やパンフレット等の紙媒体の制作もまとめて出来る制作者が良いのではないかと思います。

一般的には「名刺やパンフレットはグラフィックデザイナー」「ウェブサイト制作はWEBデザイナー」と、同じデザインでも違う役割のデザイナーが必要になる事が普通です。

例えば、「パンフレット」と「ウェブサイト」のイメージがバラバラになってしまうと、ブランディングとしてはイマイチです。
その為、依頼するのはDTPもウェブも出来る制作会社やフリーランスに頼むと良いと思います。
その中でも「自分の好み」のデザインをより多くしている所に頼むと更に良いです。

きっちりとイメージがあって、ディレクションをある程度出来る方は、ランサーズや、さぶみっと!等のマッチングサイトでお願いすると制作費を安く出来る可能性はあります。

また、ブランディングというのは一回作っただけで終わらない事が殆どです。
その後の運営や相談も出来る関係を築ける業者。と考えますと、最も大事なポイントは「打ち合わせが可能な距離に拠点がある業者」が望ましいです。

自社製品を販売したい

商品を販売するためのECサイトを作りたい。という場合です。
この場合は、ECサイトの構築経験が豊富な制作会社が良いです。デザインも含めて出来れば尚良いですね。
理由は明確で、作業が早い(安い)。ということです。ノウハウも沢山持っているでしょうし。

EMDesignsは、残念ですがECサイトのシステム構築は不可能ではありませんが、さほど得意ではありません。
また、制作内容としては、システム構築の比重が高くなってきますので、デザイナーの場合は、デザインは出来てもシステム構築は出来ない場合が多いです。

デザインにこだわりたい方は、好みのデザイナーにデザインをしてもらい、システム構築をECサイトが得意なシステムエンジニアにお願いする。ということも可能です。
ただし、作業を別の会社に分ける場合、ディレクションをする人がいないと、上手くいかない事があります。
ディレクションが出来る方がいれば良いですが、出来ない場合は、ディレクションの出来るデザイナーに、システム構築のディレクションをまとめてお願いするのも良いでしょう(それならEMDesignsで出来ます)。

また、最近ではBASESTORES.jp等、無料でECサイトを立ち上げられるサービス等もあります。
ある程度の画像編集等が出来、デザイン感覚も持ち合わせている方でしたら、そういうサイトを使ってみるのも良いかもしれません。なんと言っても無料というのは魅力ですね。

商品数がそれほど多くなく、今後も特に増やす予定がない。という方はこういった無料のサービスでも十分だと思います。
 
無料とはいえ、クオリティーの高い見た目のサイトは出来ます。簡単にお洒落なデザインに出来ますので、使ってみる価値はあると思います。
ただ、機能は制限されておりますので、高機能にしたい場合は有料になるようです。

注意としては「運営してみて、売れるようだったらちゃんとしたものを作りたい」と思っている方がよくいらっしゃいますが、それは「待った」といいたいです。

0から作り直したい場合はそれでもいいのですが、「今までの顧客を保持したまま作り直したい」という場合、ドメインが変わってしまうとアクセス出来なくなってしまいますので、告知する手間が発生してしまいますし、それまで積み上げてきたサイト実績(SEO効果)がなくなり、また0から始めなくてはいけなくなってしまいます。

長く続けたい場合は、多少お金はかかってしまいますが初めからドメインを取得しておくことをお勧めいたします。ドメインだけであれば、大体は一年で5,000円以内で済むと思います。

また、商品データを新たに作ったサイトにそのまま移し替えたい。という場合も、それが可能かどうかは微妙です。
サイトの引っ越しは、新規サイト立ち上げよりも手間がかかることが多いので、長く続けたい場合は、最初からある程度しっかりとしたサイトを立ち上げた方が安く済みますから、慎重に決めた方が良いと思います。

店舗のウェブサイトを作りたい

ご自身のお店やカフェ等のウェブサイトを作り、イメージアップや新規客の開拓を行いたい。という理由でしょうか。

お店の特色に応じたウェブサイトを制作する必要がありますので、観察力のある制作者にお願いしたい所です。
必ずお店を見に来て貰ってから制作に入った方がいいです。つまり、いくら好みのデザインが出来るデザイナーでも、お店に実際に足を運べない程遠い拠点の制作会社にお願いするのはあまりお勧めしません。

お洒落なカフェにしたいから、お洒落なホームページにしてください。と依頼したとしても、「お洒落」が指すものは実に幅広いです。
それを「こんな雰囲気」と画像等で提示出来なくはないですが、実際のお店の雰囲気、空気感を感じているか否かで、結果に差が出ることが多いです。
また、お洒落なカフェのホームページを参考に作っても、それは二番煎じになってしまいますし、実際のお店とは関係のないものになってしまうかもしれません。

その場合、せっかくウェブサイトを閲覧した人が「素敵なお店」と思って来店してくれても、「来てみたら、思っていたお店とちょっと違った」ということもあり得る為、次に繋がらず、いわゆる誇大広告になってしまう可能性があります。

その為、実際のお店の空気感や、どんなお客さんに来て欲しいか?どんなお客さんを満足させられるか?と言った視点で制作を行う必要性があります。

その為、デザイナーを選ぶポイントとしては、「実際に足を運べる制作者」となります。
形態は法人でも個人でも、マッチングサイトでも構いません。なるべくお店の空気感を理解してくれそうな方にお願いするといいと思います。

目的別に紹介してみましたが、ご理解頂けたでしょうか?
 
目的別に選ぶ傾向としましては、

  • 作りたい物のイメージが定まっているならマッチングサイトで安く済ますことが出来る可能性がある。
  • 目的から共有し、その後の運営も考えていきたいなら、打ち合わせが可能な距離に拠点があるフリーランス〜法人
  • 金に糸目はつけない。とにかくハイレベルなことをしたい!という方は名のある制作会社(法人)。
  • ECサイト等のシステム比重が高い案件の場合、それが得意な制作者にお願いするのが良い。
  • ECサイトは、無料でも条件に合えば良いサービスはある。
  • お店のホームページを作りたい場合は特に、実際にお店の空気感を感じ取ってくれるデザイナーにお願いするのが良い。

という感じでしょうか。あくまでも傾向ですが。

制作のイメージはつきましたか?

制作の依頼をするには、決して安くないお金を支払うのでそれなりの覚悟がいると思います。

WEBサイトを作る際に「制作代金をいくらかけて、いくら回収出来るのか?」という、広告代金としての考え方で捉えてもいいかもしれません。
勿論、直接的に「いくら儲かる」という事だけではなく、企業のイメージアップ等、直接効果として見えない部分もあります。

だから尚更、安いからと言って制作してしまうのは危険でもあります。
「なんの特徴も無い会社」とか「○○の真似しているお店」「安っぽいブランド」とか、悪いイメージがついてしまうぐらいなら、作らない方がまだマシです。

自分は制作を行っておりますが、時には依頼する側に立つ事があります。
ご参考までに、そういう時どうするか?と言いますと、フリーランスの制作者にお願いすることが多いです。
自分の場合は「制作会社に頼むほど予算がなく、マッチングサイトに依頼して、大量の提案から最適なものを選んでいる時間もない」という理由からです。

つまり、自分のニーズに合っているのがフリーランスの制作者ということです。
個人的には、費用対効果としては一番ギャンブル性が少なく、確実な結果が得られると思っています。
当然、自分が依頼する場合は、その制作者のクオリティーを理解しているから。という理由も大きいですし、信頼関係がある制作者にしか中々頼めないというのは確実にあります。
信頼関係の築ける相手を選ぶ。という事は最も大事かもしれません。

とても長くなってしまいましたが、最後まで読んで頂いてありがとうございました。
もし迷っている方の助けになれたなら幸いです。

正直まだ書き足りない部分はあります。それ程制作会社選びは難しいということでしょう。
書き足りない部分はまた後日、書けるときに書きたいと思います。

もし、質問等ございましたら、EMDesignsに遠慮なく聞いてください。
一回相談されたからといって、しつこく契約を迫ることはございませんし、自分に向いていない仕事の場合は、最適な業者を紹介することも可能です。※勿論無料で。

皆様が良い制作のパートナーと出会えるよう、願っております。

依頼先編:ウェブサイト制作をご検討中の方へ

2015.03.17

WEBサイトを作りたいけど わからん!

自社のウェブサイト(ホームページ)を作りたいけど、どうしたらいいかわからない。という相談を受けることがあります。

  • どこか安く作ってくれる所はないの?
  • しっかりと作りたいんだけど、どこにお願いしたらいいかわからない

皆様、同様の悩みを抱えていらっしゃいます。
料金もいくらかかるかわかりませんし、判断の基準は難しいですよね。

そこで、現役のウェブデザイナーとして、皆様にあった業者選びのポイントや作る前の注意点等を2回に分けて伝授いたします。
まずは「依頼先編」そして次回は「目的別編」でお送りします。

また、内容に関してご理解頂きたいのが、特定の業者や特定のサービスが「いい」とか「悪い」という事はない。ということです。
制作を依頼する上でのニーズに合うかどうか?注意点は?という視点で書かせて頂きました。
 
全ての方に「僕にお願いしてください」と言いたい気持ちも山々ですが、どう贔屓目に見ても僕より他の方にお願いした方が結果(費用対効果)が良くなる場合もありますので、そこは極力お客様の立場で書かせて頂きます。

制作の依頼先は?

ホームページ制作を請け合う業者の形態は様々です。当然特色や費用も変わってきます。
まずはどんな業者がいるのか?どんな依頼の仕方があるのかをご紹介します。
※当然全ての会社に特色がありますので、あくまでも傾向として捉えて下さい。

制作会社(法人)に依頼する

まずは法人の制作会社です。規模は様々なので一言では言えませんが。

ディレクター、デザイナー、システムエンジニア等、役割に応じた人材を抱えていることが多く、規模の大きい制作会社ですと、案件に応じた人選を行うことができ、様々な案件に対応出来ます。

料金は高くなる傾向がありますが、各パート毎にしっかりとしたプロフェッショナルがいる会社は、良い結果を生み出すことが多いと言えます。
また、誰かが出来ない作業を他の人員がフォローできる体制が可能ですので、規模の大きい案件や、高度なシステム構築が必要な場合は、きちんとした制作会社に頼めば安心と言えます。

ただし、法人だから全ての制作会社が上記とは限りません。
ディレクター兼社長が一人だけいて、制作はフリーランスに任せている場合も数多くあります。
その場合、ディレクションの腕が確かなら問題ないのですが、単にフリーランスに丸投げでディレクションせずに、中間マージンを受け取るのみ。という制作会社は実際に多いです。
その場合は当然仕上がりは委託先のデザイナー、エンジニア次第となり、中間マージンを支払っただけ。というケースも中には存在します。

とは言え、「悪質か」というとそんなことはなく、制作会社としてのクオリティーは落とさないように、信頼のおけるクオリティーのデザイナー、システムエンジニアと繋がっている会社も多いと思いますので、仲介料と考えれば良いのではないかと思います。

それでも稀に悪質な会社もあると思いますので「法人だから」と言うだけで過信せず、実績、人員等を見て選ぶと良いと思います。

フリーランス(個人)に依頼する

いわゆる個人事業主です。一人〜複数のアシスタントを抱えている所まであります。
EMDesignsもフリーランスです。

フリーランスの特徴としては、法人と比べると人数が少ない分、守備範囲が狭い。と言えると思います。
例えば、デザインはやるけど、システム組み込みは出来ません。とか、逆にシステム組み込みは出来るけどデザインセンスはありません。とか。
もちろんディレクションを専門にしている方もいらっしゃいます。

守備範囲が狭い。とはいえ、大抵しっかりやっている人は、パートナーとして他業種のフリーランスと繋がりがあることが殆どですので、実際には制作会社とやれる範囲はそこまで大きく変わりません。

料金はまちまちですが、傾向としては法人よりは安く出来ることが多いと思います。
事業規模が小さい分、余計な経費がかからない。ということが理由として挙げられます。

フリーランスの制作会社を選ぶ際の判断の基準は、どんな実績があるか?どんな経歴があるか?何が得意なのか?等を見ると良いと思います。

個人的な意見ですが、いきなり独立した人よりは、制作会社である程度働いた後に独立した人の方が良いのではないかと思っております。
ウェブ構築は、見た目だけでなくhtml等の構築(素人の方には見えない部分)がしっかりしていないと、後々リニューアルしたい時に他の業者にhtmlを見てもらったら「なんじゃこりゃー!」という酷いhtmlになっていて、リニューアルに余計な費用がかかる。なんていうこともあったりします。

そこら辺を判断するのは難しいのですが、制作会社でみっちりと基礎を学んだ後に独立した経験の豊富な方は、酷い仕事を引き継ぐ辛さも当然知っている筈ですし、安定した会社を退職してまで独立した。ということで、ある程度意識の高い人が多いと思います。

また、一人でディレクションからデザイン、そしてシステム組み込みまでこなせる人も稀にいる(EMDesignsがそうです。ふふふ)ので、単純に言うと人件費がデザイナー、エンジニア、ディレクター3人分の料金が必要な所が、デザイナーだけの単価(一般的にエンジニアの単価より安め)のみとなりますので、安く制作できる場合があります。
反面、三人でこなすところを一人でこなしますので、人員の多い制作会社よりは納品までの時間が多く必要と思った方が良いと思います。

マッチングサイトで依頼する

ウェブ上で依頼を行い、依頼者と製作者を繋げるサービスです。
今までの流れの分類とは、少し毛色が異なってしまいますが、マッチングサイトには法人も個人も参加しています。
やり取りは基本的には二つで、「要件を伝えて提案をもらった会社の中から選ぶ」。もしくは「コンペ形式で、実際に作ってもらったものから選ぶ」という形です。

依頼に対して沢山の提案があるのが特徴で、様々な業者が値を競い合うため、制作料金は安くなることが多そうです。
自分も参加していた事がありますが、制作料金が安くないと中々仕事が頂けないので、自分は撤退いたしました。とてもまともに生活を保てる料金ではありませんでした(当然全てではないです)。。

ただ、逆に「何よりも安く作りたい」という方には良いサービスです。
ある程度自分でディレクションが出来、正確に要件を伝える事が出来る方にはマッチングサイトでの依頼でも上手く行くと思います。

注意点ですが、全く顔を見なくても仕事を進められる事や、お互いの信頼感の不足から、トラブルも少なからずあると見聞きしますので、一度は顔合わせを行った後に仕事を進めるといいと思います。

まとめ

さて、ざっと説明をいたしましたが、なんとなく様々な選択肢があることはご理解頂いたでしょうか?
読んでいただければお分かりだとは思いますが、どこを選ぶのが良いか?というのは人それぞれですし、とても難しいですね。
 
傾向としましては、

  • 安さを重視するならマッチングサイトでしっかりと選ぶ。
  • ある程度クオリティを望みたいのであればフリーランス〜法人が確実。
  • 金に糸目はつけない。最先端を目指したい。という方は法人か、得意分野が合致したフリーランス。

という所でしょうか。
 
繰り返しになりますが、ケースバイケースですので、全てこの通りではありません。
マッチングサイトで「安く、目的に応じたハイクオリティーなサイトが出来た」ということも起こり得ます。確かな技術の方もいらっしゃると思いますし。
 
見る目に自信がある方でしたら、マッチングサイトの大量の提案の中から確実なものを選ぶことが出来ると、良い出会いになるでしょう。
ただし、それを選ぶ為に使う時間(人件費)を考慮すると、費用対効果は最初からフリーランスに依頼するのと、さほど変わらなくなる可能性もあるような気がします。
 
依頼先編は、以上となります。
次回は、最も大事な目的に応じた依頼のポイントを紹介いたします。
目的別編:ウェブサイト制作をご検討中の方へ

3月になりました(2015年)

2015.03.02

小田原城

三月に入りました。もう春はすぐそこまで来ています。
毎年寒い青梅の冬も何度超えた事でしょう。そして今年も無事に肩こりと寒さに堪えながら冬を越すことが出来そうです。

今月の一枚(写真です)は、小田原城です。
戦国時代に関東一円を支配していた北条氏の居城でした。
規模の大きい城で、いくつもの門があり、攻めにくい工夫が随所にされておりました。

どこの国でも城は、美しかったり壮大だったり。
攻められた際の守りやすさだけではなく、支配者としてのイメージを築く為の装飾が随所にあり、そこが見ものでもあります。
まさにデザインで人々の心を動かそうとしていたのでしょうね。

3月の営業

さてさて、今月の稼働状況をお知らせいたします。

3月中の予定は、80%程度埋まっております。
80%って、どの程度?と言いますと、まだお仕事を受ける余裕はございますので、どしどしご依頼下さい。という程度です。
稼働率150%程度までは頑張れます。

色々な花が咲き始め、山の色も徐々に変わってくるパワフルな季節の到来です。自分もパワフルに頑張りたいと思っています。
皆様にとって素晴らしい3月になりますよう、願っております。

2015年2月の稼働状況〜サイトマイナーチェンジのお知らせ

2015.02.04

こんにちは。
いつの間にか2月。大好きなお正月がもう終わっておりました。
 
フリーランスとなって3年とちょっとが経った訳ですが、曜日感覚がどんどん失われていることに危機感を感じております。。
締め切りやスケジュールを管理する上で、もちろん日付や曜日というのは意識しないといけないのですが、それ以外の日々の生活に於いては、あまり曜日も祝日も関係ない生活です。

会社員だった時のように金曜日が来たら「明日休みだー」とか、「まだ水曜日か」みたいな感覚は遠い昔に消え去ってしまいました。
 
そういう曜日感覚って、生活にメリハリをつける上でとても大事な事だなー。と感じております。
「1日1日が大事だ」というのは勿論ですが、その中でもリズムがある方が過ごしやすい感じがしております。
毎日100%が理想ですが、なかなか難しいのが現実ですし。

2月の稼働状況

さてさて、2月の稼働状況です。
2014年から続いて来た「毎日が繁忙期」という日々が、少し落ち着きそうな感じがしております。
 
2月のスケジュールには20%程度の余裕がございます。
お仕事のご相談等ございましたら、どしどしお寄せ下さい。

サイトマイナーチェンジのお知らせ

2014年1月にリニューアルしたポートフォリオでしたが、少しずつ少しずつ改良をしておりました。
つい先日、見た目を大きく左右するロゴと、全体に使用するフォントを見直しました。
下の画像が、2014年1月リニューアル時のデザインです。

2014年1月デザイン

大きなレイアウトに変更はございませんが、見た目を大きく左右するロゴ、見出し画像、見出し書体を変更いたしました。
下の画像で比較するとわかるように、全体的に黒みが減り、すっきりとした印象になります。

2014年版と2015年版の比較

ロゴを銅版印刷文字っぽくした事で、クラシック感が増しました。
それに合わせて見出しに使用していた欧文フォントを“didot”から“Garamond”にいたしました。
そして、ロゴ下にあるキャッチの“Web & Graphic design”の“&”の文字にイタリック体を使用しました。イタリック体の“&”の文字は遊び心があるデザインがあったりして面白いので、使用してみることをお勧めします。
今回はクラシックな効果を求めて使用しました。

見出し画像は黒い囲みに抜きの文字だったのですが、こちらも全体の雰囲気をクラシックに統一する為によりシンプルに変更いたしました。
書体は“リュウミン”です。

全体的によりシンプルに、シックにまとまった。と自分で気に入ってます。
これで暫くポートフォリオをいじらずにいれるといいなぁ。

思えば、開業してから(開業する前からありましたが)3年の間に、沢山ポートフォリオを作り替えました。※今回のマイナーチェンジを含めますと、3年間で6回!ちょっと変えすぎです。。
せっかくなので、歴代のデザインを引っ張り出してちょっと振り返ってみました。

2011年4月版

2011年4月版デザイン

2011年の4月と言いますと、まだ在職中でした。
独立を考えつつ、当時少し出回り始めていた“レスポンシブ・レイアウト”の勉強も兼ねて作ったものです。

今見ると、「何のサイト?」という感じで未熟さが満載です。枠の余白も全くなってない。
しかし、ウィンドウサイズに合わせて流動的にコンテンツが形を変える事に大興奮でした。完全なる自己満足です。
しかも、当時は対応していないブラウザが多く、ポートフォリオとしては全く使い物になりませんでした。

2011年11月版

2011年11月版デザイン

2011年の11月。丁度開業した頃のものです。作っている最中のスクリーンショットが出てきましたので、恥ずかしながら公開させて頂きました。
これは本当に酷い。。WordPress感丸出しです。

言い訳をさせて頂くと、これはWordPressを勉強することが最大の目的でした。
とは言え本当に恥ずかしい。
思えば、在職中には社内のデザイン案件ではそれなりに数をこなし、ある程度の結果も出せていたように思いますが、極端にデザインの幅が狭く、勉強不足で引き出しの少ない未熟者であったなぁ。。と振り返ると思います。
これを見ると少しは成長出来ているんだ。と感じるのでまぁいいか。

2012年3月版

2012年3月版デザイン

開業して間もない2012年の3月にリニューアルされています。
さすがに2011年版は酷い。と当時の自分も気付いた模様です。

大分頑張って「デザインしよう」という気合を感じます。パッと見て「デザインを職にしている人間のポートフォリオだ」というのも分かるようにもなりました。
モチーフは“満月”です。そして当時夢中になっていた唐草をふんだんに使っています。
全体で見ると陰陽のようになっていたり、色んな意味を込めているのですが、全体で見ると今ひとつ“自分”に馴染んでいないことが気になっていました。

今思うに、ポートフォリオで一番大切な「自分を見せる」という事が出来ていませんでした。
つまり、“ちゃんと”デザイン出来ていません。
仕事が忙くてリニューアル出来なかったという原因もありますが、2014年4月までの約13ヶ月活躍した、自分史上ではロングヒットとなりました。

2013年4月版

2013年4月版デザイン

今のポートフォリオの基礎となったこのデザインは2013年4月デビューでした。
基本となる構成は2012年版のまま、デザインのみの変更となっています。
デザインや文字を勉強し、日本の文化や日本の文字の美しさに立ち返ったのでした。

それまでのデザインと比較すると、大分“見せたいもの”を意識し、シンプルになってきています。やりたい事の輪郭が少しずつ見えてきた頃でもあったのかな。と思います。

その後、2014年1月バージョンのデザインに変わりますが、追っていくとどんどんシンプルになっていく事がわかります。
「デザイナーは経験を積むほど、シンプルなデザインになっていく」と言われますが、正に自分もその道を少しずつ辿っているのかもしれません。

デザインの目的は“そこにある目的やイメージを伝える事”ですので、考えれば考える程に凝縮され、シンプルになっていく。という事はきっと理にかなっていると思います。
意味の無い装飾なら、無い方がいいのです。きっと。

いきなり振り返ってみましたが

それぞれのデザインに、その頃勉強していた事や、考えていた事が見えてきて、個人的にとても面白かったです。
また、それまでの仕事で得た教訓や、Googleアナリティクスを日々チェックしながら考えて来た結果が少しずつですが蓄積されて、デザインに反映されていったり。

振り返ってみると、長年デザイナーとして仕事をしていながらも、“デザイン”という意味について迷い続けていたように思います。
自分なりに答えが出た今、その答えの先にあるものに向かってひたすら進み続けて行きたいと思っております。

そして一人でも多くの方の役に立ちたいと思っております。
長くなってしまいましたが、ご静聴ありがとうございました。

今月も楽しく頑張りましょうー

明けましておめでとうございます!

2015.01.10

1501

あけましておめでとうございます!
新年の挨拶が遅れてしまいましたが、2015年が無事スタートいたしました。
今年は一月三日より作業を開始し、年始からバタバタとしたスタートでした。

そういえばお正月に車で都内の祖母の家に行ってきたのですが、お正月だというのに都内の道が大渋滞でビックリしました。
ちょっと前まで「お正月」といえば道はガラガラだったのですが、最近では開店しているお店等も多く、普段の連休と変わらなくなっているのかもしれませんね。
ちょっと衝撃でした。

初詣は、家の近くに有る塩船観音に行き、お参りをしてから鐘を撞き、甘酒を頂いて参りました。
キリッとした空気の中(今年は雪も降ってました)、手をあわせると、心の中がスッキリして気持ちが良いですね。
2015年も楽しみながら、健康に一年が過ごせたらいいな。と思っています。

今年の抱負など

去年は忙しいというのを理由に、あまり美術館も行けなかったり、街に出る回数も少なかった気がします。
きっとデザイナーとしては良くない事だなぁ。と思いつつもついつい。。
家の周りには沢山の自然があり、ちょっと足を伸ばせば文化の豊富な街にも行ける。
そんな贅沢な場所で暮らしつつも、日々の生活に追われ過ぎて一番大事な「楽しむ」ということを疎かにしていた気がします。

今年は、仕事の為にも上手な息抜きを出来るようにしたいと思っております。
そして、心にたっぷりと栄養を補給して、誰かの役に立てるような仕事をしていけたら幸いでございます。

2015年も、EMDesignsをよろしくお願い致します!

あ、上のイラストは「UeGo」さんという大好きなイラストレーターの作品です。
お正月にピッタリなので、掲載いたしました。

今年も一年間ありがとうございました

2014.12.31

2014年12月

今年はとにかく忙しい一年でした。
年の初めに立てた目標「仕事を取り切る」という目標もあり、とにかく今年は仕事を詰め込んだ一年でした。

お客様に迷惑をかけずに丁寧な仕事を出来る限界。というものを考えさせられ、とても勉強になった一年だったように思います。
自分のやりたい事。そして自分に対するニーズ。
そこにはまだ少し距離があるように思いますが、段々と自分のやりたい方向へ向かい始めている気がして、ワクワクしています。

ともかく、自分のやりたい事であろうとなかろうと、頂いた仕事は精一杯やり抜きました。
それだけは自信を持って言える一年でした。
しかし、自分の理想とする仕事の質に対しては、反省も多々あり、自分の実力不足を痛感いたしました。

でも、無事にこうして一年間仕事が出来た事にまずは感謝したいと思います。
そして、僕を支えてくれたクライアント様、家族、友人。全ての人に感謝しています。

ありがとうございました!
良いお年を!

2014年内の受付は終了とさせていただきます

2014.12.06

20141206

写真は、時々乗る青梅線の社内の様子です。
田舎ということもあり、始発から数駅進むまで、ご覧のようなガラーンとした状態が多いです。
青梅に来るまでは、こんなに人の載っていない電車を見たことがなかったので、初めはびっくりしたことを覚えています。

都心が生活の中心だった頃は、どこに行っても人が沢山いましたので、こういう景色はいまだに新鮮で、ホッとします。
もちろん賑やかなのもいいですが。

年内の新規案件について

2014年も沢山の仕事に恵まれ、大変ありがたく感じております。
ただ、少々作業量が多くなってまいりましたので、年内着手の新規案件の受付は、終了とさせていただきます。
来年からの着手でしたらご相談は可能ですのでご連絡ください。

皆様も、仕事に忘年会にと、とかく忙しい時期ですが、お身体に気をつけて健康にお過ごしください。

今年も残り一ヶ月。楽しく仕事をさせて頂きます。

EMDesignsは三周年を迎えました

2014.11.22

EMDesigns三周年

EMDesignsとして、フリーのウェブ/グラフィックデザイナーとして三年を迎えることが出来ました。
まずは、支えて下さった全ての皆様に感謝をお伝えしたいと思います。

一年ごと、一日ごとに、本当に濃い三年間を過ごすことが出来、独立して本当に良かったなぁ。と思える充実した毎日です。
当然、独立前に比べると大変な事も多く、振り返ると苦しみに悶えている時間の方が長かったりしますが、日々成長を出来ている実感もあり、やっぱり良かった。というのが三年間やってみての感想です。

まだまだ反省することも多く、改善の余地はあると思いますが、まずは三年間やってこれた事を喜びつつ、振り返ってみたいと思います。

開業一年目

とにかく生活を成り立たせる為に、文字通り必死に、頂ける仕事は選ばずにやっていました。
わからない事だらけで方針もなく、不得意な仕事を受けてしまった事によって苦しむ事も多くありました。

今思うと、やらなくていいよなー。という事も、とにかくやってみた一年。
当然、その経験があったからこそ「やらなくても良い仕事」という事が分かったので、意義のある失敗だったと思います。

作ってみたら、詐欺の道具になっていた。なんていう事件もあり、非常に考えさせられる一年となりました。
デザインは、納品したら終わりではなく、その後も自分の作品として世に残るわけです。
自分のしたデザインが恥ずかしい仕事をしていないか?ということを考えなくてはならないですし、「自分は知らなかった」では済まされない。と強く感じ、「クライアント様をもっと知らなくては」と強く感じました。

開業二年目

一年間をひたすら突っ走り、少し落ち着いて自分のやりたいことを考えた一年でした。
自分が役に立てることは何か?という事を考え「ここのお役に立ちたい」と思えるお店などを突撃で訪ねるという、足回りの営業を始めました。

「仕事を取りたい」という気持ちよりも「役に立ちたい」という気持ちで行っていた営業は、飛び込みにも関わらず温かく受け入れてもらえることが多く、仕事にはならなかったとしても、大切な繋がりを得ることが出来ました。

それがきっかけで繋がった方々と、「百年市」というイベントを開催するようになり、今まで住んでいた所では感じた事のなかった地元意識というのを感じたり、そこから広がっていく大事な関係性を得ることの出来た、実りの多い一年でした。

売り上げ自体は、仕事を選ぶようにし始めた事もあり、1年目よりも下がりました。
ただ、仕事をしていて「方向性は間違っていない」と思えましたし、可能性の広がりを感じる良い一年となりました

JAGDAに入会

また、二年目にJAGDA(日本グラフィックデザイナー協会)に入会しました。
元々Webデザイナーだった自分が何故JAGDAだったか?というと、今後の事を考えたときに、自分が向かいたい方向はWEBだけではなく、幅広い「デザイン」という活動だ。という意思表示も込めて、敢えてWEBデザイナーではない団体を選びました。

また、この頃お仕事をさせて頂いたクライアント様に「お前みたいな三流デザイナーは、JAGDAの人たちの一流の仕事を学べ」と説教された。という経緯もありました。

JAGDAは、会員からの招待がないと入会できず、入会する審査に受からないと入れないのですが、「JAGDAに入会しているから一流」みたいな考え方をする人がいるんだなー。と思いながらも「だったら入ってやるよ」という反抗心が、入会する一番の理由だったのかもしれません。。

開業三年目

二年目に見えてきた方向性そのままに、活動を広げていく方向で仕事をさせて頂きました。

今までご一緒させて頂いたクライアント様に加え、ご紹介頂いたり、噂を聞いて。というクライアント様も増えてきて、充実したお仕事をすることが出来ました。

年の初めに立てた目標は、決して低くはなかったのですが六月に達成することが出来ました。(なんか変な情報商材の文言みたい。。)
なによりも「この仕事をしたい」と思える仕事が増えてきた事が一番の喜びです。

あまりにも仕事量が多く、このまま一人でやるのは厳しいかも。と思うことも多くなって来ましたが、出来るだけ自分で仕事をしたい。という気持ちもまだ多く、迷いつつやっています。
ただ、今は丁寧な仕事が出来なくなってしまわないように注意しながら、最低あと十年間は、純粋なデザイナーでいたい。と思っております。

デザインを通して、自分がしたいことは社会貢献です。

すごく月並みな言葉ですが、本当にそう思っています。

自分がデザインを行うことによって売り上げが上がり、クライアント様も嬉しいし、いい商品を見つけられたお客様も嬉しい。
そしてそこで働く人もデザインが変わったことによってモチベーションが上がり、気持ち良く仕事ができる。
というサイクル。
単純に言うとそういうことがしたいと思っています。

そのため、僕が作るデザインは全て0から作ります。
テンプレートで「こういう業種はこう」ではなく、お客様だけの魅力を引き出し、伝える。
そういうことがしたいと思っています。

さてさて、長くなりましたがこの辺で終わりにしたいと思っています。駄文を最後まで読んでいただいてありがとうございます。
本当に感謝です。支えてくださる皆様、叱ってくださる皆様。気にして下さる皆様。
ありがとうございます。

EMDesignsの四年目は、どんな年になるでしょうか。
三年目よりも更に成長できるように努力いたします。

宜しくお願いいたします。

2014年11月の稼働状況

2014.11.02

november

気づいたらいつの間にか11月。
今年も残す所あと2ヶ月になりました。

あと2ヶ月頑張ればお正月が来ると思うと、すごく嬉しいです。
しかししかし、その前にEMDesignsの三周年が待ち構えております。
本当に早かったです。そして、色々ありました。

「もう続けられない」と思うときもあれば「一生続けて行くぞ」と自信を持って思える時もあり、山あり谷ありの3年間でした。
本当にここまで続けて来られた事を嬉しくおもっております。

11月の稼働状況

さて、11月の稼働です。
10月に引き続き、目一杯お仕事が詰まっております。

出来る限り隙間を開けつつ、より多くの皆様のお手伝いが出来たらと思っております。
緊急対応は難しいかもしれませんが、お仕事のご依頼があれば、ご相談ください。

今月も感謝しつつ、頑張りたいと思います。

2014年10月の受付は終了とさせて頂きます

2014.10.05

いつもありがとうございます

つい数日前に、「お仕事の相談は可能です」とお知らせしたばかりで恐縮なのですが、10月の新規案件の着手は終了とさせて頂きました。
大変ご迷惑をおかけ致しますが、ご了承ください。

10月1日のお知らせ後に沢山のご依頼を頂き、これ以上お仕事を受けてしまうと、お客様にご迷惑をおかけする可能性が出て参りました。
11月以降の着手でしたら、ご相談は受ける事は可能ですので、ご連絡は気軽にして下さい。

いつも本当にありがとうございます。感謝しております。

2014年10月の稼働状況

2014.10.01

伊勢神宮

先日、ふと思い立って伊勢神宮に行って来ました。
20年程前に行って以来「また行きたい」とは思い続けていたのですが、その日は突然にやって来ました。

「今年は式年遷宮の翌年で、おかげ年というらしいよ」
友人に言われた言葉が火をつけた気もしています。

あのキリッとした空気を味わいたくて、片道約6時間をかけて車を走らせました。
“パワースポット”という言葉はどうしても好きになれないのですが、そう言われる訳は行けばわかります。
清涼な空気が流れ、そこにいるだけで気持ち良く「またご縁があったらいつか来たい」そう思わせるものでした。

伊勢神宮の周辺も、情緒溢れる古い町並みに様々なお店が並んでいて、観光に行くには最適な場所です。
機会があれば是非足を運んでみて下さい。

10月の稼働状況

現在の稼働状況ですが、まだ少し余裕がありますので、ご相談頂く事は可能です。
自分にお手伝い出来る事がございましたら、全力でお仕事をさせて頂きます。

もうすぐEMDesignsを立ち上げてから丸三年が経とうとしています。
こうして続けられている事に感謝しつつ、今月もお仕事をさせて頂きたいと思っております。

皆様にとって10月が良い月になりますように。

2014年9月の稼働状況

2014.09.01

September

猛暑から一転、涼しい日々が続きます。
連日雨が降り気温が下がり、過ごしやすくなったのですが、もう少し夏を満喫したい気持ちもあります。

8月の暑い日は、冷房の無い自分の仕事部屋は40度近くにまで温度が上がりました。
暑さに強い自分はまだ耐えられるのですが、愛用のMacが暑さでダレてしまい、日中作業が進まない日が。。
ここまで暑くなると、作業効率を考慮しても冷房が必要かもしれません。

9月の稼働状況

さて、9月の稼働状況です。
怒濤の8月に引き続き、作業予定が埋まっております。

不思議な事に、毎日隙間無く働いておりますが、「デザインをもっとしたい」と思います。
身体の事を考えると、休息を適度に入れ、リフレッシュした方がいいに決まっていますが。
それでも、そう思える仕事に巡り会えた事を幸せに感じています。

そして、自分に仕事を下さる皆様に感謝しております。

もう8月。。(2014年)

2014.07.31

富岡製糸場

暫く更新せずに、気付いたらもう7月も終わりです。
7月は落ち着いて作業出来るはずが、なんだかんだで忙しい毎日でした。

梅雨もいつの間にか終わり、暑い夏がやって来ました。
僕は夏が大好きなのですが、仕事部屋には冷房がないので毎日汗だくなのには少し困っています。
それでも夏。いいですね。
夕暮れ時とかがとても好きです。

写真は、富岡製糸場のものです。
今年、世界遺産に登録されましたが、それまでは一企業が守り続けたようです。
本当によくも悪くも当時のままで残されていて、当時の空気も残っているような感じがして、そこで働いていた人々に想いを馳せながら見て来ました。
きっと当時はとてもモダンな仕事場だったのでしょうね。
建物の重厚さや造りのモダンさ。置いてある機械のロゴとか、昔のポスターとか落書きなんかもあったり、見所が沢山で楽しかったです。

8月の稼働状況

さて、8月の稼働状況です。
8月の稼働ですが、少々込みいっております。
沢山の仕事に恵まれ、毎日楽しく仕事をさせて頂いております。

出来る限りお手伝いさせて頂きますが、仕事の相談はお早めに頂けると助かります。

それでは、8月も暑さに負けず頑張りましょう!

田島征三さんの話を聞いて来ました。そして思ったこと。

2014.06.23

田島征三いろいろてんらん会

青梅にある繭蔵さんにて行われた、田島征三(絵本作家)さんと内田麟太郎(絵詞作家)さんのトークショーに行って来ました。

僕は絵本に疎く、田島征三さんの事も内田麟太郎さんの事も、作品は数点見たことはありましたが、どんな方かは殆ど知りませんでした。
でも、そんな事は関係なく、とても楽しく話を聞いて刺激を受けることが出来ました。

自由

内容に関しては、ここで細かく言及するつもりはないのですが、一番に感じた事は「我々は自由に生きるべきだ」ということでした。
「アートを学べば学ぶ程、アーティストとしての力は抑えられる」という事を田島さんが仰っていました。本当にそう思います。
そしてお二方、本当に自由に楽しそうでした。きっと色々な事と戦って来たのでしょうが。
そして、今目の前にいるお二方がとても格好良いと思いました。

話は変わりますが、僕は元々デザインを独学で始めました。
そして、反抗的な性格もあり「自分が信じるデザインをやる」という信念でデザインという仕事をしてきたつもりです。
勿論、迷う事も多々あります。
そして、今まさに迷いが生じている段階だったのだと思います。
お二方の話を聞いて「間違ってない」と背中を押して貰えた気がしました。

答えは無い

アートにもデザインにも、答えというのはない。という部分は共通しているかもしれません。
一回成功したものがまた成功するか?というと、そういう訳でもないですし、寧ろ一回成功した事を同じようにやれば、大体は一回目の成功よりは成果は下がるでしょう。

ただ、勉強熱心な方々の間では「今までの成功を蓄積し、それを模倣する事が良い。」という風潮があるように思います。そしてまた一方では、オリジナルが求められる。という複雑な問題もありますが。。。

自分の過去の経験から言うと、WEBで広告の効果測定をすればする程、「セオリーは無い」と感じる事です。
「文字を見やすくする」「内容にあった色づかいをする」等、基本となる部分は勿論抑えた方が良い結果が出る事はありますが。
ただ、広告の効果として「今週は良かったものが、翌週には効果が一気に落ちる」ということは頻繁に起こりました。
移り変わりの激しい世界なのです。

その移り変わりに付いて行くのに必死になっていく事が産み出す効果は、それなりにありますが、コストもかかります。
そのお金が払える企業はそれを続けるのも良いですが、中々そこまで出来る企業は多くはありません。

プロとしてデザインを行う事=クライアントに従う事ではない

こう言ってしまうと、反逆的に聞こえるかもしれません。
ただ、デザイナーの心がけとして、勉強熱心な企業の「過去をなぞる。」という風潮を理解しつつも、新しい提案をしていく事。そして、本質を表現する事。
それこそがデザイナーに求められる事なんだと思います。

時にはブレた方向性を正す事もデザイナーの大切な仕事です。
そして、その先に楽しみが見いだせる仕事の仕方をしていきたい。そう強く感じるトークショーでした。

ちなみに、田島さんの展覧会は6/29までやってます

展覧会の内容も見逃せません。
繭蔵さん2階のギャラリーでは、田島さんの素晴らしい作品が見る事が出来ますし、木の実アートの公開制作等も行っています。
僕は展覧会を見て、田島征三さん絵本を俄然好きになりました。

繭蔵さんで美味しい食事をして、素敵な建物の中で素敵な作品に触れる。
とても贅沢な時間になると思います。お時間があれば是非。

ふだんのごちそう ダイニング&ギャラリー 繭蔵

2014年6月の稼働は

2014.06.01

June EMDesigns

先日、山中湖へ行って来ました。
旅行。と言うには近距離で、短期間ではありましたが、久しぶりにゆっくり過ごす事が出来ました。
やっぱり休みは大切ですね。

写真はその時のものですが、早朝の霧がかかる山中湖はとても美しかったです。
こういうブルーは、早朝にしか撮る事が出来ませんね。
この時間に撮った写真はどの写真も美しいブルーに包まれてポスターに出来そうな映りになりました。僕の写真の腕は微妙ではありますが。。。

6月の稼働状況

さて、6月の稼働状況です。
2014年の前半は怒濤の忙しさで、文字通り休む暇がありませんでしたが、6月はある程度余裕が出そうな雰囲気です。
現状の埋まり具合は70%程度ですので、少しだけゆっくりと仕事をする事が出来そうです。

この先の事を考えながら、ゆったりとした気持ちで仕事を楽しめるといいな。と思っております。
お仕事は勿論大歓迎です。どしどしご連絡下さいませ。

書評の更新も全く出来ていなかったので、それも出来たらやります。
今月も楽しく過ごしましょう。

2014年5月の稼働状況

2014.05.05

2014年5月

あっという間にゴールデンウィークに突入していました。皆様は楽しいゴールデンウィークをお過ごしでしょうか?

自分は、先日渓流へ釣りに行って来ました(フライフィッシングをやってます)
川の中をひたすら歩き、釣り続けるという結構ハードな釣りです。
肝心の釣果は、ボウズ(0匹)でした。。。

糸井重里さんがCMで言っていました。
「釣りは、面白い」
「釣りは、辛い」
「即ち、釣りはおもつらい。」
細部の言い回しは合っているかわかりませんが、すごく心に残る言葉でした。さすが糸井さん。
そして、正にその通り。釣りはおもつらいです。

五月の稼働状況

今月は今のところ、95%程度埋まっている。という状況です。
つまり、まだ少し余裕がありますので、ご用命の方はドシドシご連絡を下さい。

ゴールデンウィーク空けは特に、五月病にならないように頑張りましょう。
今月もよろしくお願い致します。

2014年4月の稼働状況

2014.04.03

EMDesigns4月の稼働状況

あっという間に。春です。
梅の花が咲いたと思ったらすぐに桜が咲き、外に出ると春の香りが漂って来ます。

暖かくて朝起きるのがとても楽になりました。
すっかり夜型になった生活を改め、朝方に変えるチャンスが到来しました。

現在の稼働状況

4月も3月に続き100%を超えている状況です。
本当に感謝しています。
そして、やればやる程デザインの仕事は楽しく、愛すべき仕事だという想いが増して行きます。

しかし、勤務時間をもう少し考えないと身体が持たない。
と思っております。
夜型生活も含め、少しずつちゃんとした勤務体制を整えて行きたいと思っています。

今は自宅作業ですので、いくらでも仕事が出来る事と自己管理が出来ていないという理由から、寝ている間以外は仕事をしている。という状況となっております。

この先も長く働けるように、勤務時間を固定しよう。と思っております。
事務所を借り、勤務時間を決めた方がいいかな?と検討中の今日この頃です。

2014年2月の稼働状況

2014.02.24

雪

先日の大雪。凄かったですねぇ。
僕の住む青梅でも記録的な大雪となり、2月8日は50センチ。2月15日は70センチも積もったようです。

外には全く出られる状態ではなく、道路は写真のようにどっちが車道でどっちが歩道なんだか一見わからない位に積もりました。
お陰で週末は2週連続で雪かきを強いられ、筋肉痛の週末となりました。

そして、筋肉と言えばソチオリンピックも面白かったです。
テレビは基本的にそこまで熱心に見る方ではないのですが、世界のトップの人達の技を見る事ができるスポーツ観戦は大好きです。
期待通りメダルを取れた人も、メダルには届かなかった人も皆素晴らしくかっこ良かったです。

まぁ。世間話はこれくらいにして、ひさしぶりの“現在の稼働状況”をお知らせいたします。

現在の稼働状況

2月一杯〜3月前半までは100%超えとなっております。
その為、新たな案件は少々お待たせしてしまう事になってしまいそうです。
しかし、稼働率が100%を超えてからが勝負だ。と思っておりますので、気軽にご相談下さい。

そして、週に一冊は本を読んで書評を載せる。という目標を立てましたので、そちらも地味に頑張って行こうと思っています。

リニューアルしました!(2014)

2014.01.19

EMDesignsホームページリニューアル

2014年が無事スタートしましたが、実に寒いですね。
この寒さに滝も凍っていました。

そんな凍てつく寒さの中、約2年程使用していたポートフォリオをリニューアルしました。

前回作ったポートフォリオは割としっくり来ていたのですが、どうも新しい事がしたくなり、お正月休みを利用してコツコツと新たにデザインをしていました。

リニューアルのポイント

今回のポイントは、なんと言っても「ウェブフォント」です。
見出しをいちいち画像にするのも手間だし、なんと言っても本文も含めて全て美しいフォントが使用出来るので、早く使いたかったのですが、Windowsでの表示(汚いのです)の問題があり、導入を踏みとどまっていました。

今でも問題は無くはないのですが、以前に比べると大分問題が解消されている事もあり、いつまでも古い環境に合わせているのも嫌なので、導入に踏み切りました。※MORISAWAのタイプスクウェアのWEBフォントサービスを使用しました。
ちなみに、今回使用したフォントは「MB 101 ゴシック」です。
自分が加入しているプランですと、1書体しか使用出来ない為、太字はデフォルトのフォント。
英文は画像となっています。(フォントはDidot現在はGaramond)

仕組みとしては、javascriptでMORISAWAのサーバーから読み込みを行う為、一瞬表示が遅れるようです。
リロードをしてみると「標準フォント」→「Webフォント」と切り替わるのがわかります。

デザインテーマ

デザインのテーマは「自分らしさ」です。
前回も同じテーマで作っているので、基本的には踏襲し、より自分らしさを追求したデザインとなっています。

よりシンプルに、文字の美しさや一本の線が奇麗に出るよう心がけました。
ロゴ周りのデザインも変更し、ロゴマークには齋藤家の家紋である“梅に丸鉢”を使用しました。

“和風”という言葉に対する反抗心あらわる

日本では、和洋折衷の文化がいつの間にか馴染んだのか。“和風”とか”洋風”とか、和モダン。なんて言う言葉があります。

いちいちそうした言葉に噛み付いても全然仕方ないのですが、基本的に日本に住んでいながら“和風”と言う時に少し奇妙な気分になります。感覚としては“和モダン”の方が今回のデザインの方向性に近いのですが、なんだか自分たちの文化を他所から見ているような不思議な言葉だなぁ。と思ったりしてます。

新デザインをよろしくお願いします

EMDesignsは今年で3年目に入ります。
この新たなポートフォリオと共に頑張って行きます。

2014年の新デザインのポートフォリオとEMDesignsを、よろしくお願い致します。

新年明けましておめでとうございます(2014)

2014.01.01

明けましておめでとうございます

2014年が無事明けました。
あらためて、明けましておめでとうございます。
 
旧年中は大変皆様のお世話になり、ありがとうございました。
2014年が皆様にとって素晴らしい一年になりますよう、お祈りしております。
 
2013年は沢山のご縁を頂き、毎日忙しくも楽しい日々でした。
10月には盲腸炎を患い、入院するというハプニングも含め、毎日が充実していました。
仕事に加え、2012年から参加している市民活動「百年市」では3回イベントを行い、沢山の良縁に恵まれました。
 
EMDesignsとしての3年目は、どんな一年になるのか?
とても楽しみです。
 
色んな方と仕事をさせて頂き、少しでも世の中が良い方向へ向うよう最大限の努力をしたいと思っております。
今後とも宜しくお願い致します。

年末年始の営業について(2013)

2013.11.28

年末年始の営業

今年も残り僅かとなり、年末年始の事を考える時期になりました。

僕は一年の行事の中ではダントツでお正月が好きです。
車の走っていない街の静けさ。年越しの瞬間のソワソワ感。初詣に向う心境。
子供の頃は唯一、夜中に徘徊する事が許された日でもありました。
正月の事を考えると心暖まります。

しかししかし、まだまだそんな先の事に心捕われている訳にはいきません。
残り一ヶ月とちょっと。油断せずにしっかりと頑張ります。

年末の営業

2013.12.27(金)の20:00まで

年始の営業

2014.1.6(月)の10:00から

とさせて頂きます。

お正月休みの間はお正月を堪能しようと思っておりますが、
万が一、緊急の要件等ございましたら、いつでもご連絡下さい。
可能な限り対応させて頂きます。

EMDesignsの2周年!

2013.11.21

EMDesigns2周年

2年前の今日。
僕はフリーランスのウェブ/グラフィックデザイナーとしてEMDesignsを立ち上げました。
制作会社で8年程の経験があるものの、フリーランスとしてはほぼゼロからの立ち上げとなりました。
そんなEMDesignsですが、今日で2周年を迎える事が出来ました。
 
開業してから今日までの2年間は、振り返るととても短くもあり、また、とても内容の詰まった2年間でありました。
何度も「もう駄目かも」と思ったりする事もありました。しかし、ここまでやって来れたのは、本当に皆様のお陰だと感謝しております。
言葉にするととても月並みですが、本当に感謝の一言に尽きます。
 

僕の仕事は、お客様がいて初めて成り立つ仕事です。
お客様の希望や方向性を可視化し、伝える事が仕事になります。
基本的に2年間。その仕事をやり続けた事になりますが、開業したての頃と今とでは、出来る事、考える事が大きく変わったような気がしています。

2年間を振り返って

毎日デザインの事を考え続け、学び続ける事によって、当然2年前よりもデザインの幅は広がったと思っています。
未だに未熟ではありますが、まだまだ良くなって行けるという実感があります。
 
僕が制作会社にいた際に、一番デザインを指導して下さった恩師の言葉なんですが、
「面接に来た人に「一番自信のあるデザインを見せて下さい」と聞いた時に、何年も前のデザインを見せて来る人は採用しない事が多い。」
と言っていましたが、とても賛同できる言葉です。
 
1つ良いデザインをしたら、次は必ずもっと良くする。という意識がとても大事だと思うからです。
デザインというのは、所謂芸術作品とは異なりますので、クライアントさんに要求された内容によって出来るデザインが変化する事も多いです。
その為、技術的に一歩古い事をしないといけない。という事もあります。
その為、技術的な部分やトレンド的な面を毎回100%更新する。という意味とは異なりますが、デザイナーの本分として「クライアントさんと、そのお客さんを繋げる。」という点においては、毎回更新する必要があると思っています。
 

これからウェブデザイナーを目指す方や、これからフリーランスとしてウェブデザイナーになりたい。という方は参考にしてみて下さい。
善し悪しの基準をクライアント様に任せるだけでなく、自分の中に基準を高く設けていると良いと思います。

制作費のコスト

そのように仕事をすると、どうしても工数がかかる為、コストが嵩む事が出て来ます。
開業した当初は、コストを気にし過ぎていた為、予算に合わない事は一切しない。という事もありました。
しかし、今は多少コストが予算を超えてしまっても、出来る限りの事をする事にしています。
 
それは、勿論お客様に喜んで頂ける。という事が一番ですが、
もうひとつ大事なのが、「恥ずかしい仕事をしない」という事だと思っています。
 
振り返ってみて、反省する仕事もありますが、そういったものを目にする度、とても嫌な気持ちになりますし、そういう仕事は次に繋がらない。と思っています。
ただ、バランスというものがありますので、1万円の仕事で一年間働き続ける。とかは勿論避けないといけません。
そこは、お客様に説明した上で「ここは、こういう理由で多少制作費が増えてしまいますが、こういう効果があります」と説明した上で行うと良いと思います。
 

前述した事と重なりますが、クライアント様が気づかない事をアドバイス出来ないと、プロとしては物足りないかな。と思います。

フリーランスでやる意味

僕が二年間やって来て一番感じたのは、自分の方針を持つ事だと思いました。
「ただひたすらお金の為、生活する為に仕事をこなす。」という働き方の場合、会社で働いていた方が良いと思います。
 
確かに、制作会社での仕事に比べると、制作費がダイレクトに頂けるので、貰えるお金の額はアップする事もあります。
ただ、その中から税金を計算し、経費を支払い、営業を行い、交渉を行う。というコストも含めて考えると、そこまで大差ありません。
向き不向きは当然あると思いますので絶対ではありませんが、会社でデザイナーとして働くのとは全く違う事が沢山あります。
それも含めて経験として捉えるならやってみて悪い事はありませんが、お金の為だけにやるのはお勧めはしません。
 
僕は、開業した当初は「自分の信じる正しい事で生計を立てる」という目標がありました。
ただ、方針を持っていなかった為、ひたすら試行錯誤しつつ営業を行い、来た仕事は受ける。という事をやり続けていました。
デザイン、コーディングは当然ながら、Flash制作、ライティング、映像制作のディレクション、等々…
そうすると、段々と自分が何をしたいのか?という事が分からなくなって来ました。
 
そして、「これなら何とか出来るかも」というレベルの仕事は、プロとしてお金を頂いてやるには、どうしても足りなくなりがちです。
そしてすごく苦しくなります。
そんな事を繰り返す内に、段々と自分のやっている事に自信が無くなって来た時期がありました。
 

そして、「自分には方針が必要だ」という事に気付きました。
当然、起業した時点で、なんとなく方針的なものは持っていたはずなんですが、それより更に一歩踏み込んで、言葉に出来る方針。それを見つける事にしました。

人の役に立つ仕事をする

結果、僕は「人の役に立つ仕事をする」という方針を立てました。
僕が住んでいる東京都青梅市は、東京でありながら自然の多く残る場所です。
その場所柄か、物作りをする作家さんが沢山いる場所でありました。
 
皆、個人でモノを作りながら、マーケット等で販売されています。
そんな方々と話したりしている内に、環境に対する意識や、物作りに対する意識というものを考えるようになりました。
 
僕はここ青梅市に来るまでは、大量生産、大量消費の生活に何の疑問も持たず暮らして来ました。
「何故こんなに安く出来るのか?」という事を考えるには至らなかったのです。
勿論、大量生産は悪。という事ではりません。
沢山の雇用を産み出しますし、買い物をする人は安く買えます。
ただ、それがいつまで続くのか?と、考えると、長くは続かないと思っています。
 
あ、少し話がそれました。
とにかく、僕は「誰かが搾取されているかもしれない事よりも、応援し甲斐のある仕事をしたい。」と思いました。
きちんと仕事をしている人に、きちんとお金が入って来る世の中になる為の応援。とも言えるかもしれません。
そしてそれは、全て百年後、二百年後の日本に役立つ事だ。と思いました。
 
そうして立てた「人の役に立つ仕事をする」という方針ですが、当然思ってすぐ出来る。という事はありません。
長い年月をかけて、一つ一つ重ねて行くしかないと思っています。
ただ、方針という軸が出来た事により、選ぶ仕事、そしてその仕事に向う気持ちが変わって来ました。
そしてそれは、苦しい時に自分の支えとなります。
 

それがこの2年間で学んだ、最も大事な事でした。

最後に

長い文章を最後まで読んで頂いてありがとうございます。
 
なんだか、最後の方は誰に向けた文章なのかよくわからなくなりましたが、
2年間を総括して思った事を書かせて頂きました。
また3年目に読み返してみたら「こんな未熟な事言ってー」と、恥ずかしくなりそうな気がしています。
 
更に書かせて頂くと、関わって頂いた全ての方に感謝しています。皆様のお陰でここまでやって来れました。
これからも、一生懸命皆様のお役に立てるように努力してまいります。
 
2013年11月21日
齋藤貴志

もう11月!!!(2013)

2013.11.05

EMDesigns

盲腸炎を患ったりなんだりしているうちに、10月はあっという間に過ぎ、気づけば11月になりました。
現在は大分調子を取り戻し、傷も癒えてきて小走りぐらいは出来るようになりました。
健康って本当に大事ですね。
 
入院中には、タイポグラフィの勉強をしたりしていました。
書籍を読み漁り、練習を繰り返し(休めよ)
仕事が出来ない病院の中で、仕事をしたい気持ちがムクムクと湧いて来ました。
退院出来た今は、学んだ事を仕事に活かすべくガツガツとデザインと向き合っております。
毎日デザイン(仕事)が出来るよろこびを感じつつ、これからも学ぶ心を忘れず、お仕事をしていけたらと思っています。
 
さて、11月の稼働状況です。
有り難い事に、退院してすぐに仕事が山ほどありますが、まだまだお仕事を受ける事は可能です。
どしどしご依頼下さい。

営業再開いたしました

2013.10.17

P9193400

長いお休みを頂き、大変ご迷惑をおかけしました事をお詫びいたします。
本日から、営業を再開させて頂きます。
 
病気による療養という不慮の事態でしたが、色々な事を冷静に考える大事な時間になりました。
自分のやるべき事、仕事のペース、等々。これから先を考え、今までを振り返りました。
 
今回のように、「お客様にご迷惑をかけてしまう事が二度とないように」と新たな誓いをたて、より一層お客様の役に立てるように、より良いデザインをしていけたらと思っております。
 
今後も変わらぬご愛顧をお願い致します。

入院中でございます

2013.10.10

病院からの夕日

こんにちは。
 
先日、盲腸炎になった旨お伝えしておりました。
その際は抗生剤でなんとか凌ぎながら、仕事を続けていたのですが、
休まずに治る訳ない。という訳で、この度入院する事となりました。。。
 
前から「盲腸の手術なんて楽だから、切っちゃいなよ」と言われていたのですが、
再発する度(合計6回程再発してます)に薬で散らす作戦を取っていました。
そして、今回手術する事になり、初めて知ったのですが、
「再発を繰り返していると、手術が大変になる」という事でした。。。
 

薬で散らすと、その時は炎症は引くのですが、どんどん患部に石のような固まりが出来てくるそうです。
そして、大腸におまけのようにぶら下がっている盲腸の中で固まりが育っていき盲腸内を塞いでいきます。
そしてその先に入ってしまったものが炎症を引き起こしていく。という事で、再発のペースが早くなり、
今回も「完治しきっていないな」という実感がありつつも、仕事を優先にして、体の事を疎かにしてしまいました。
その代償はなかなかのものでした。

体を労らなかった代償

いざ手術にはいりました。
今回の手術は、下半身麻酔でした。ですので、手術中も当然意識はハッキリとあります。
切られても痛くはないものの、腸が引っ張りだされる感触や、いじくり回される感触はあります。
そして手術が進みます。
しかし、どうにも終わらない。。。
 
先生達も「なんだこれは?」みたいな発言が多く、終わりがいっこうに見えて来ないまま時間が過ぎていました。
すると、だんだんと感覚が戻って来ました。そう、麻酔の有効期限が切れ、通常の感覚に戻って来ました。
始めはなんとなく「あれ?触られている感覚が強くなって来たな」という感じだったのですが、
どんどん痛みは増し、すぐにそれは激痛に変わっていきました。
 
先生に「痛いんです」と訴えても、すぐにどうなる訳でもないので、麻酔の先生の応援を呼んだりなんだりして頂きましたが、
すぐに麻酔が効く訳でもなく、その間も手術は続いていく訳です。。。
 
本当に貴重な体験となりました。
その痛みは、“言葉で表現するのは不可能な痛み”としか表現できません。
無理に表現するとすれば“純粋な悪意”という言葉がしっくり来るかもしれません。※先生達に悪意がない事は重々承知しています。
 
自分の撒いた種ですが、本当に恐ろしい体験でした。
その後は、全身麻酔が段々と効いて来て、気づいた時には手術は終わっておりました。
 
通常、盲腸の手術ですと1時間程度で終わるそうですが、3時間程かかったようです。
そして、無事終了して一安心。ではなく、痛みはその後も延々と続きました。モルヒネを打ってもらっても、痛みが消える事無く、殆ど眠れず、ひたすら痛みとの戦いが続きました。
 

この記事を書いている今は、大分痛みも治まり、リハビリをしながら普段は出来ないデザインの勉強をする等、有意義に過ごしています。

最後に

今回の一件。
本当に悪いのは自分一人で、あまりにも仕事中心に考え過ぎ、自らの健康を考えずにしていたツケでした。
結果、仕事でもクライアント様にご迷惑をかけてしまいました。
 
今後はこの経験を活かして、余裕のある生活を心がけつつ、より良いデザインで皆様の力になりたいと考えています。
 
長くなってしまいましたが、今後とも宜しくお願いいたします。
あ、もし盲腸になってしまった方がいらっしゃいましたら、是非一回目で手術をした方が良いと思います。
 
復帰ですが、10/16から業務開始を目標に頑張っております。
営業再開の際にはご案内をさせて頂きます。

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