暑さMaax！

毎日異常な暑さが続いいておりますが、いかがお過ごしでしょうか。僕はというと、先月に検討していた日傘を購入し、その恩恵にあずかり、快適な通勤をしています。本当に直射日光が当たらないだけで大分いいです。美白とか日焼け対策のアイテムというよりも、生きるためのアイテムだと思いました。

そしてもう一つ、先月のコラムからの続きで、「人間のグラデーションをどう表すか？」問題ですが、必要ならば自分が提案すべきだ。ということで、少し考えてみました。

先月のコラムを読んでいない方に少し説明しますと、人と話してる時に誰かを「良い人」とか「悪い人」とか、表現することがありますが、完全な善も悪も存在しないので、その表現には誤解が生じることから、より包括的に人間のグラデーションを表現する言語の開発が必要なんじゃないのか？といった提言をさせていただきました。はい。くだらないですね（苦笑）

まぁ、まじでくだらないのですが、思い付いてしまったので、発表させていただきます。

人間評価の為のグラデーション表現システム

まず、これを行うにあたっては、以下の共通認識が必要となります。

• 当言語システムは、悪口を言うためではなく、その人を正確に把握することを目的としている。
• 完全な善人も、完全な悪人も存在しない
• ゆえに、人間にはグラデーションがある
• 相対する人によって、人は変わるものであることから、その人の評価はその人にとっての評価にすぎない。

ということです。「まずここの共通認識へのハードルが高い」と言われると確かにそうなのですが、、、無理かしら。無理な場合は、「それもわからない人とは、話さない」という方法しかないと思っています（性格悪）。というか、これがわかる人なら、そもそもグラデーション表現を開発しなくても、一発で話がわかるのかも（撃沈）。ということで、あまり意味がない僕の真夏の夜の考察は、闇に葬るべきなのかもしれませんが、まぁよしとします。

ごほごほ。発表します。ごほごほ。

当システムでは、他人の説明をする際に、以下のそれぞれの評価を10段階で行います。

A（平時の硬度）+B（非常時の硬度）+（Bの内容）

まずは “A”、平時の硬度。これは通常時のその人の態度の柔らかさの説明です。悪口っぽくなるのを避けるために、硬い（きつい）方をTen。柔らかい方をZeroとします。表記も英語でクールっぽくしているのもポイントです。

そして “B”、非常時の硬度。これも硬い（きつい）方がTen。柔らかい方がZero。そして、人によって非常時というのは異なります。運転時に態度が急変する方や、読書しているときに話しかけられると不機嫌になる方とかもいますので、これが最後の（Bの内容）となります。

例えばですが、「AさんはFive、Eight、Workです。」という場合、平常時は平均的な態度で、仕事時には少しピリッとする、真面目な方だということがわかります。「BさんはZero,Ten,Driveなんだよなー」という場合は、解離性同一症が疑われるほど、普段は温厚なのに、自動車の運転時にやばい人です。はたまた「CさんはZero、Zero、All」というと、仏のような方だということがわかります。勿論、それは言っているその人にとっては。という共通認識下においてですが。

いや、自分で言ってて何がなんだかわからなくなってきました（汗）。というか、人が人を評価しようとすると、どうしても悪口みたいになってしまう（汗）。何故なら、完璧な人などいないからです。ただ、これは真面目な話なのですが、数値化するということ自体は半分冗談（半分かよ）ですが、その人の地雷をポイントとして把握しておく事は、大事なことのように思います。その上で、その人の良い部分を見てお付き合いが出来たら、不要な争いはなくなりそうな気がします。

そして、最初の方に言及した「共通認識」を持つことが大事なんじゃないかな。と思う次第です。若干ネガティブに感じるかもしれませんが、「人は愚かな存在である」という事をスタートとすると、自分に対しても、人に対しても腹が立つことも減るんじゃないかな。そして、皆の心に平和が訪れると良いな。と思います。

今月のFONT紹介は“Maax”です

フォント紹介と言うと偉そうなんですが、自分の勉強の為に毎月書かせて頂いています。意見も個人的な意見となりますが、良かったら読んでみて下さい。

今月紹介するのは、久しぶりのジオメトリック・サンセリフ体です。「人気者を紹介しても仕方ない」と捻くれた自分は、紹介するのを避けていましたが、なんだかんだ使えるのがジオメトリック・サンセリフ。しかも、今回のはフリーフォントです。まずは見てみましょう。

上からLight、Regular、Medium、Bold、Blackです。イタリックはLightとBlackのものは無し。という構成です。文字の幅がわかりやすいように、端で揃えないように一つの画像にしています。

面白いのが、普通は細い→太いウェイトに行く程に幅が広くなるのが普通ですが、Light、Regularにかけて幅が広くなりますが、Mediumで一旦幅が狭くなることです。恐らくこれは、Light、Regularまでが本文用で、Mediumからは見出し用なんだろうと思います。本文はゆったりと組んで黒みを抑え、見出し用には幅を若干抑えて、黒みを強くしてインパクトを出す。というのは僕の個人的な推測ですが、どうなんでしょうか。

調べてみても、ほぼ情報が出てこないので、どんな人が作ったかがわからないのですが、文字を見る限りはすごく真面目に綺麗に作られています。しかもFreeです（ライセンスは確認していませんので、使用される方はご自身で調べてください）。最初に見た印象だとAvenirに似ているな。と思いましたが、大文字や数字が異なり、組んでみると全く違う印象となります。

なんにしても、これが無料でダウンロード出来る。と言うのは一体どう言うことなんだろう？と思うぐらいよく出来ていると思いました。見出し画像でも使いましたが「8」の形とか可愛いですよね。
Googleのフォントとか、無料で使えるフォントが沢山あると、「本業ではないけど良いフォントが使いたい」という方なんかに大変嬉しいですね。気になる方はダウンロードしてみてください。

さて、今月はこの辺で。

今月は、あまりの暑さからか、全体的におかしなコラムとなりました。反省しつつ１ヶ月間を過ごしたいと思います。愚かな人間による、愚かなコラムだと一笑していただければ本望です。それにしても本当に暑いので、皆様もお身体に気を付けつつ、夏を楽しんでください。今月も頑張るぞー。