絵になるフォント。Diotima Classic

2018.04.01

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長い冬の終わりが見えたと思ったら、一気に春が来ました。家の庭に数年前に植えたのに、中々出て来てくれなかったフキノトウが顔を出し、小躍りしながら収穫したその手に移った香りをかいだ瞬間の幸せったらないですね。多分こういう種類の幸せは長生きしないと味わえない気がします。

タイトル画像に使用した“Spring is here again”は、Nirvanaという僕が大好きだったバンドの「In bloom」という曲の歌詞の一部なのですが、それを書いたカート・コバーンは27歳で亡くなってしまったので「こういう幸せは知らなかったかもなぁ」と春になるとよく思い出したりします。(4月に亡くなってしまったのです)

若かりし頃は「長生きなんてクソだ」なんて本気で考えていたのですが、ここまで生きると「なかなか良いものだなぁ」と思います。若い子に伝えたい「長く生きることはとても楽しい」と。本当ですよ。

今月の稼働率

さて、今月の稼働率です。
稼働率は、月の稼働日数(今月だと20日)×8時間を100%として、その月に決まっている合計工数を割る事で算出しています。参考程度に考えてください。大体150%を超えると、少し慌ただしくなってくる感じです。

今月の稼働率は、120%となっております。
余裕がありそうですので、しばらく出来なかった勉強をしたりしつつご依頼をお待ちしております。

今月のFONT紹介は「Diotima Classic」

フォント紹介と言うと偉そうなんですが、自分の勉強の為に毎月書かせて頂いています。意見も個人的な意見となりますが、良かったら読んでみて下さい。

タイトル画像に使用したフォントが「Diotima Classic」です。
なんどか紹介しているフォントデザイナーHermann Zapfさんの奥さん、Gudrun Zapf von Hesseさんが作った書体で、1950年代に作ったものです(Diotima)。そして2009年に小林 章さんと共にリメイクし、太いウェイトを追加したのが今回紹介する「Diotima Classic」です。

さて、どんな書体かを見てみましょう。

Diotima Classic LT Pro Light

Diotima Classic LT Pro Light

Diotima Classic LT Pro Regular

Diotima Classic LT Pro Regular

Diotima Classic LT Pro Bold

Diotima Classic LT Pro Bold

Diotima Classic LT Pro Heavy

Diotima Classic LT Pro Heavy

Diotima Classic LT Pro Light Italic

Diotima Classic LT Pro Light italic

Diotima Classic LT Pro Regular Italic

Diotima Classic LT Pro Regular italic

Diotima Classic LT Pro Bold Italic

Diotima Classic LT Pro Bold italic

Diotima Classic LT Pro Heavy Italic

Diotima Classic LT Pro Heavy italic

こうしてウェイトを並べてみると、すごく繊細なLightと大胆に太いHeavyとの幅がすごいですね。カウンターが広く、上品なカーブが柔らかい雰囲気を感じさせ、とても美しい書体です。文章を組んでみると、躍動感というか生命力を感じさせます。

個人的には“Heavy”ウェイトが気に入っています。タイトル画像に使ったのも“Heavy”です。見出しなんかに使うととってもお洒落です。そして、太くて目立つのに大味ではなく繊細で、色々使えると思います。特に女性向けのファッション系のデザインには使いやすそう。
BodoniとかDidotよりも少しクラシックな雰囲気も出したい場合とかにどうでしょうか?

全てのウェイトに共通して美しく、細かい部分がとても繊細な作りになっていて、すごく絵になるフォントとなっています。人物に例えるなら、柔らかい雰囲気を感じさせながら知性のある凛とした女性のイメージが思い浮かびます。

今月は「Diotima Classic」の紹介でした。
それではまたー。

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