世界ではショッキングなニュースが続々と届き続け、国内も自粛要請に揺れ続けています。
オリンピックは延期となりましたが、コロナウィルスの先行きの不透明感に反してすぐに「2021年の7月23日に開催します」と発表され、違和感を感じずにはいられませんでしたが、「本当に開催できたらいいな」と、願いとも取れる受け止め方ぐらいしか出来ませんでした。。
そう。世界は冗談にならないくらい暗く沈んでいます。誰も先が読めない状況です。
でも、考えてみると、先を読める状況の方が実は少ないですし、大抵はなんとかなってきたのです。
もちろん、ウィルスを甘く見てはいけないのですが、現代の医学であれば克服できない病気じゃないと信じています。
でも、今、一番怖いと思うのが、人同士がいがみ合うことです。
自粛要請という幅のある解釈を巡って争ったり(両論存在することが当たり前なのです)、特定の国に対して非難の言葉を浴びせたりしているのを見聞きすると、悲しいですね。
こういう時こそ、自分を見つめ直す良いチャンスです。普段は出来ない勉強をしたり、この先の事を考えてみるのも良いと思います。
季節は春です。燕が新しく巣を作り始めたり、山では新緑が眩しく生命力に溢れ始めるのです。
気休めかもしれませんが、少しでも明るくなれる事を考えたり、自分の好きな事をしたりして、乗り切りましょう!ちなみに僕は、最近ムシャクシャするとドライフルーツのみかんをムシャムシャ食べています。とても美味しいですが、甘いので食べ過ぎると太りそうです。
今月の稼働率です。
稼働率は、月の稼働日数(今月だと21日)×8時間を100%として、その月に決まっている合計工数を割る事で算出しています。参考程度に考えてください。大体150%を超えると、少し慌ただしくなってくる感じです。
今月の稼働率は90%程度です。
大きな案件が終わり、久しぶりに100%を切ったので、どこかに出かけたりしたいと思っていましたが、そんなに甘くありませんでした。
最近勉強も出来ていなかったので、新たな技術を覚えたり出来ればと思っています。
フォント紹介と言うと偉そうなんですが、自分の勉強の為に毎月書かせて頂いています。意見も個人的な意見となりますが、良かったら読んでみて下さい。
大人気の書体“Futura”です。今更感はありますが。。
幾何学的なサンセリフ書体の代表格とも言える“Futura”ですが、その誕生は1922年。なんと約100年前に作られたものです。書体名の“Futura”は「未来」を意味し、現在はもちろん作った当時からしたら「未来」となる訳ですが、ちゃんとその「未来」まで残っていた。というのはとっても凄いですね。
見てみましょう。
無駄な装飾を廃し、幾何学的な表現を追い求めて作られているようです。人間的な曲線はなく、ツンツンしていて、僕は何故かこの書体を見ると「レニングラード・カウボーイズ」を思い出してしまいます。
文字の機能性はとても優れていて、クッキリとしていて読みやすいです。ただ「これを使えば簡単にカッコ良くなるか?」というと、そんなことはありません。造形の美しい書体ですし、有名な書体なのでいろいろなところで使用されていますが、適当に使ってしまうと、この書体特有のツンツンしている所がうるさく感じてしまいます。
綺麗に組むには、字詰めに気を使う必要がありますし、文字の余白を理解して組むことが大事になってくると思います。開けたり詰めたり色々と調整してみると、この書体の魅力が沢山ある事に気づくと思いますし、色んな場所で使用できる優秀な書体であることは間違いないと思います。
自分が紹介している“Futura”は、Macに同梱されているものですが、探してみると色んなメーカーから発売されていて、中には変な合字があるものとかもあって面白いです。興味のある方は調べてみてください(紹介しないのかよ)。
それでは今月はこのへんで。
今は頑張ろう!というよりも、ウィルスの感染を防ぐ為に、じっとしているのが良さそうですね。心がクサクサしてしまいがちですが、そんな時には自分の好きな事をしたり、息抜きを上手にしつつ楽しく過ごしましょう。トンネルの先にはきっと光が見えてきます。
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