
全国各地でゲリラ豪雨が猛威を振るっており、もちろん自分の住む東京都青梅市においても「こ これは」と言う豪雨が降ったりしていますが、今のところは無事に過ごせています。
以前から、何度か「豪雨や台風時に、外に出て雨を体感したがる」と言う謎の癖がある。と言うことを書かせていただいていましたが、ここ最近「そんなことをしていると、本当に危ないな」と思う体験がいくつかありましたし、ニュースでの各地の状況を見るにつけ「そろそろ考えないといけない時期が来ている(遅)」と、思う次第です。
この度、被災された方や、いまだに避難を余儀なくされている方々もいらっしゃると思いますが、一日も早く平穏な生活ができるよう、お祈りしております。
年々、災害規模が大きくなり、「想定外」や「未曾有」と言う言葉を多く耳にするようになったような気がしてしまい、ついつい“世界の終末”のような、ムー世界に心を持っていかれそうになってしまいますが、冷静になりましょう。
※「ムー」とは、主に日本のオカルト情報誌『月刊ムー』、またはオカルトや古代伝承で語られる伝説上の「ムー大陸」を指す言葉です
実際に調べてみると、日本では地震や大雨による、自然災害は常にあった。と言うことがわかります。以下は、1923年の関東大震災から2011年の東日本大震災までに発生した、死者・行方不明者の合計が1,000人以上となった主な自然災害です。
1923年 関東大震災:約10万5,000人
1927年 北丹後地震:2,912人
1933年 昭和三陸地震・津波:3,064人
1934年 室戸台風:3,036人
1942年 周防灘台風:1,158人
1943年 鳥取地震:1,083人
1944年 東南海地震:1,183人
1945年 三河地震:2,306人
1945年 枕崎台風:3,756人
1946年 南海地震:1,443人
1947年 カスリーン台風:1,930人
1948年 福井地震:3,769人
1953年 西日本の大雨:1,013人
1953年 南紀豪雨:1,124人
1954年 洞爺丸台風:1,761人
1958年 狩野川台風:1,269人
1959年 伊勢湾台風:5,098人
1995年 阪神・淡路大震災:6,437人
2011年 東日本大震災:2万2,332人
これをみると、びっくりするくらいの頻度で、大規模災害が起こっていることがわかります。ただし、1960年〜1994年までの34年間に、空白の期間があり、「最近は大規模災害が多い・・・」という印象は、その間に生まれた人が抱くであろう印象である。と言うことがわかります。自分もその口です。
つまり、空白の34年間がたまたまボーナス的に平和だっただけで、それ以外の期間は、常に災害と隣り合わせだった訳で、世界が終末に向かっている訳ではなく、日本に住む我々は、こうした災害がいつ起こってもおかしくない環境に住んでいる。と認識することが重要だと思いました。
もちろん、治水の技術や環境の変化等、その他の変数も加味して考える必要があるとは思いますが。
具体的な対策等は、色々なところで調べることができますし、対策グッズ等も多く売られていますので、備えておけば、安心して楽しく過ごすことができるかもしれません。とりあえず、世界が終末に向かっている訳ではない。と言う認識は、世に蔓延るムー世界の方々に、お伝えしたいと思います。
※「ムー」とは、主に日本のオカルト情報誌『月刊ムー』、またはオカルトや古代伝承で語られる伝説上の「ムー大陸」を指す言葉です
フォント紹介と言うと偉そうなんですが、自分の勉強の為に毎月書いています。意見も個人的な意見となりますが、良かったら読んでみて下さい。
今回紹介するのは、“Sabon Next”です。伝統的なローマン体、Garamondから派生したフォントです。Sabonという名前から、石鹸を連想される方もいらっしゃるかもしれませんが、全く関係ありません。
まずは見てみましょう。

上からDisplay,Regular,Demi,Bold,Extra Bold,Blackという、豊富なウェイト構成となっていますが、元々このフォントが作られた1967年にはRoman,Boldという2ウェイトで、完全に本文用のフォントとして作られていました。その後、Linotype社より“Sabon Next”として発売された際に、ウェイトが足され、現在のウェイト構成となりました。
伝統的で人気のある書体には、金属活字から、各社がこぞって作り直す。という現象が起こりがちです。このフォントも同様に、Garamondからの派生フォントです。ただ、コピーを目指して変わってしまった。という良くある話ではなく、Garamondの使い勝手を、その時代に合わせた改善を目指し、目的を持って作られたものです。
具体的には、インクの使用量を減らす(コストダウン)為に、文字の幅を縮めたり、ラインにカーヴをつけて、削ったりしてあって、それがグラフィックの美しさにつながっていたりもしますので、改良であると言えます。
続いて、イタリック体です。

ローマン体のイタリック体は、とても美しく見応えがありますね。
こちらもウェイトが6種類揃っています。ちなみに、ウェイトが太くなるにつれて、文字幅が広がっていますが、元々のSabonを作るときの要件の一つに「ウェイトが変わっても、文字幅が広がらないように」という、日本語の等幅のような考え方で作られていましたが、“Sabon Next”になる際に、その要件は無視して作られています。
さて次は、本文です。

とっても読みやすいですね。ちなみにこちらは一番細いDisplayではなく、Regularです。後述しますが、DisplayはRegularより若干細く、より細かく調整され、見出し用に作られたものなので、本文にはRegular以降を使うと、より安定感のある本文となります。
クラシックなローマン体は、アセンダーやディセンダーが長く、小文字を形で認識しやすいことから、とても読みやすく、また、その優雅な見た目が、ゆったりとした印象で読み進めさせてくれます。
ちなみに、こちらが前述の“Display”です。一応ファミリーの中の一つのウェイト。という並べられ方をされていますが、正確にはウェイトではなく、ディスプレイ用の単体。と、捉える方がしっくり来ます。

“Regular”と比較すると、細い部分はより細く調整されていて、シャープさが増してキリッとした印象となります。
下は、もう少し太いウェイトの“Demi”を同じように見出しに見立ててみました。より堂々とした印象となり、これはこれでかっこいいですが、欲を言えばもう少しいじりたいな。という感じもしなくはないです。そこは見出し用の調整をされたDisplayに軍配が上がります。というか、役割に沿った使い方をすべき。というだけの話ですが。

さて、“Sabon Next”はいかがだったでしょうか?個人的には、Garamondの改良版ということもあり、使い勝手を考えると、これからはこっちを使ってしまいそうなぐらい、魅力のあるフォントだと感じました。ローマン体で、豊富なウェイト構成があるのは、何しろありがたいのです。
今回、前半に災害の頻度について言及してみましたが、その際に調べ物をしていて「つくづく現代は、調べ物が楽になった」と思いました。インターネットやAIの発達があるからです。もちろん、そこの落とし穴も認識した上ではありますが、活用しない手はないと思います。
我々人間が持つ「印象」というのは厄介なもので、簡単に操作されたり、事実誤認してしまいがちです。特に●●大学の教授。とか、●●機関の方。とかにもっともらしく言われてしまうと、無条件に信じてしまったり。
そういう時に、幅広い情報から情報にアクセスできる方法を持っていると、デマや印象操作に惑わされずにいられます。なんでこんな話をしているのか、自分でも良くわかりませんが、と、ともかく、皆さまの安全を心からお祈りしています。
働ける人は、働いて社会を支えましょう。
それでは、今月もよろしくお願いします。
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