無事に新年を迎えられたことを嬉しく思います。
嬉しいお正月。皆様はどのようにお過ごしでしょうか?
自分は、毎年恒例の書き初めをしたり、お餅を食べたりしています。太ってきています。
さて、2017年。
今年も色々な方と出会い、良い仕事をたくさんしたいです。
ここ最近のウェブ環境は目まぐるしく進化しておりまして、出来る事もすごく増えてきています。
喜ばしい反面、自分の仕事がデジタルに偏りすぎてしまったりしている事に思い当たり、意識して「手描き」を増やしていきたい。と思うようになりました。
仕事で必ず手描きのものが使えるとは限らないのですが、まずは自分の為のストックとして、少しずつイラストを描きためて行こうかな。と思っています。
なぜなら、やっぱり暖かい。「デジタルにも出来るだけ体温を感じさせられたらなー」と思い今回の写真は鶏のイラストを描いてみました。
色んなものに、出来る限り手しごとを増やしていきたいな。と思う2017年です。
2017年のお正月に紹介されるフォントは「Between」。
小林章さんの作ったフォントです。
Betweenは、Between1〜3まで三種類の字体があり、それぞれThin〜Blackまでの8ウェイト(イタリックも8ウェイト揃っているので、合わせると16ウェイト)が揃えられています。
今回の見出し画像で使用したのはbetween3のBlack Italicです。
小文字「e」が最高に可愛いですよね。
では、文章で見てみましょう。
3つ比べてみると、それぞれに個性があって、色々なところで活躍してくれそうです。
モダンだけど、暖かみを感じる書体です。
oとかbとかのカーブが角っぽいのですが、カーブが絶妙に柔らかいから、優しくて可愛い印象です。
Between2は三つの中では一番しっかり者。という感じです。でもカッチリしすぎない絶妙なバランスです。
gはクラシックな二階建てです。
カーブの食い込み具合がとてもキュートです。Theのバランスも最高です。
三書体の中では、一番特徴がはっきりと出ていて、元気が良さそうな雰囲気です。
Betweenを並べて眺めていると、それぞれ性格が違うけど、雰囲気の似ている兄弟のように見えてきませんか?
書体選びをする際に「声のトーンや大きさ」を意識して選んだりしますが、この三兄弟の声ははっきりとした違いが聞こえて来る感じがします。
この書体はlinotypeで購入できます。
linotypeでは、自分の試したい文字でフォントを見られたりしますので、色々試してみて下さい。(別に社員でもなんでもありませんが)
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