
連続降雨記録から一転、10月に入ると気持ちの良い天気が続くようになりました。一瞬でいなくなってしまった金木犀のことを考えると、少し残念ではありますが「晴れたし、まぁいいか」と言う気分にさせてくれます。
10月は暑い日もありましたが、それ以上に晴れた喜びが感じられる、良い残暑だったように思います。
さて、巷ではPHPの脆弱性についての話題がちらほらと出ています。僕のお仕事でもPHPは大いに関係するので、もちろん無関係ではありませんし、対応に時間を割くことになりました。
ここ最近は、WordPressでの緊急アップデートも多く、悪意を持った人の扱うAIによる悪さが目立ってきているように感じます。良し悪しに関係なくひたすら作業をするAIに、自分のように手作業で対応する人間が太刀打ちできないのは当たり前で、今までとは異なる対策が必要になっていくであろうことは明白です。
多分この流れはきっと止まらないですし、なんだか今まで起きてきた「これはまずいなぁ」という事柄とは、レベルが全く違う脅威なのでは?と思うのですが、、、どうなんでしょうね。
日本は島国ですので、インターネット鎖国をして、外国とのやりとりは、書簡のみで行う。なんていうのも、風情があっていいですね。というのは半分冗談ですが、EMDesignsでは、ハッキングに強いウェブサイトを作るために、新しい技術を取り入れていきたいと思っています。まずは勉強をしないといけませんが、皆様のウェブサイトの安全を守れるように、努めてまいります。
フォント紹介と言うと偉そうなんですが、自分の勉強の為に毎月書いています。意見も個人的な意見となりますが、良かったら読んでみて下さい。
今月ご紹介するフォントは“築野蘭”です。Morisawa Fontsの2026年度新書体として、2026年10月14日より提供が開始されたフォントで、元々は写研によって作られた写真植字の書体です。まずは見てみましょう。

筆文字のような流暢なカナ文字が美しい明朝体です。シャープで繊細、そしてなめらかな曲線が素敵ですね。写研のサイトを見てみると、4ウェイト発表されておりますが、今回Morisawa Fontsから発表されたのは、Mのみとなります。


アルファベットは、ローマン体ですがxハイト(小文字の「x」の文字高さを基準とした基本の高さのこと)が高めです。小文字「g」の下の輪っかが潰れていたり、個性的な形状をしています。そういえばカナが若干腰高な気もしますので、それに合わせた形状ということなのでしょうか。なかなか面白いです。

いいですね。縦書き。流れるようなカナ文字が、読みたい気持ちを呼び起こしてくれ、すらすらと読み進めることができる気がしませんか?
次は少し長い文章を見てみましょう。

クラシックな形状が、この少し昔の文体にも良く馴染んでいて、気分が盛り上がります。懐かしい感じや、伝統や格調を感じさせる雰囲気の文章にぴったりだと思いました。
日本語は縦書きでも横書きでも問題なく読める、不思議な言語ですね。というか日本の文字には、外国の文化を受け入れるのが得意な、感性が詰まっているのかもしれません。
この“築野蘭”のカナ文字も、右に下に左にと、あらゆる方向へ文字の最後の線が流れますが、ちゃんと文章としてまとまるのは、きっとフォントデザイナーさまの努力の賜物なんだろうと思いました。
さて、今月はこの辺で。
2026年も残すところ2ヶ月となりました。変わりゆく時代の潮流を感じる昨今、なんだか思い返すと昔は、色んなことがもう少しのんびりしていたような気がします。
別に昔は良かった。なんていう気はありませんし、昔は昔で将来に対する漠然とした不安や、迫ってくる終末期的圧迫感は、大差なく存在しました。
先のことはわかりませんが、明るい希望を持ち、自分のすべきことを淡々とやっていけたら。きっと良いことが待ち受けていると信じて、まずはお正月にお餅を食べることを目標に、やっていきたいと思います。
今月もよろしくお願いします!!
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