本のタイトルが長くて、入りきりません。。。しかも、タイトルだけを見ると僕が言っているよう(偉そう)に見えますね。まぁいいか。
今回紹介する本は“デザイナーとして企業した(い)君へ。成功する為のアドバイス”です。
この本は、David Aireyという方の著書になります。
とても面白く読めましたので、紹介させて頂きます。
この本は、タイトルの通りフリーのデザイナーに向けて書かれています。
現在フリーでデザイナーをしている人。そしてこれからフリーでやって行きたい。というデザイナーの方は勿論ですが、会社員としてデザイナーをやっている方にも読んでもらいたい一冊だと思いました。
僕は、現在はフリーでWEB/グラフィックデザイナーとして活動しています。
だけど、会社員時代から今の意識を持って仕事をしていたら、もっと違っただろうな。と思います。
もちろん会社員の時も、僕なりに一生懸命やっていました。
でも、根本的に“独立すると、こういう所が会社と違う”という事を知っているのといないのとでは、雲泥の差があると思っています。
読んでいると、僕も味わった事のあるようなシチュエーションがとにかく沢山出て来ます。
「皆一緒なんだなぁー」と、納得したり安心したり。うなずきまくりでした。
本の帯に書いてありますが、
等々・・・これから起業したい人が聞きたい事が、フリーでやっている人にしかわからない視点で親切に書かれています。
ただし、この方は日本の方ではありませんので、文化の違いもありますので、実際に日本で同じやり方は無理だろうな。という事も多少あります。
それでも、基本的な考え方に違いはありませんので、大いに役立つと思います。
これは、この本の第十七章のタイトルですが、個人的に非常に共感しました。
自分も色々なクライアントさんと仕事をさせて頂いて、大変な目に合った事があります。
ギャラを未払いなんていうのは序の口です。
デザインを制作し納品したら、その作品が詐欺の道具にされる。なんて言う事もありました。
勿論デザイナーの立場では、本当に何に使うか?という事まではわからない事はあります。
それでも、知らなかったから罪にならないか?というと、そんな事は無いと思います。※犯罪にはならないかもしれませんが。
自分のした仕事に責任を持つ為にも、クライアント様の事は十分に知る必要があります。
そして、フリーランスの場合、自分を守れるのは自分しかいませんし。
そして、クライアント云々というよりも、第一に自分自身がフリーのデザイナーとして、“どんな仕事がしたいか?”という事を考えるのが一番だと、より強く思いました。
クライアント様とのやり取りは、実例の数だけ学びがありますが、経験者が実例を挙げて語ってくれる事はとても貴重な事だと思います。
この本を読んでも、自分の経験からも、一番重要なのは「自分の方針」なんじゃないかと、あらためて思いました。
デザイナーと一言で言っても、色々なタイプがいますよね。
その全ての人に当てはまるやり方はきっとありませんし、それは自分で探さないといけません。
この本を読むと、きっと何かのヒントが得られるのではないかと思いました。
僕もまだまだこれから頑張って行かないといけないのですが、これからフリーでやって行こう!という方には本当に頑張って欲しいです。
一緒に頑張りましょう!
オススメの一冊です。
デザイナーとして起業した(い)君へ。成功するためのアドバイス – Work for Money, Design for Love
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