暑い暑い夏となりました。
僕の住む青梅では40℃を超え、東京都内における最高気温を塗り替える記録となったようです。そんな中、僕はもちろんエアコン無しの部屋で仕事をしています。ちゃんと生きてます。
それでもやっぱり熱中症は気になりますので、そろそろエアコンを導入しなくてはならないかもしれません。
何よりも暑すぎるとまずMacが動かなくなるのです。
自分は、基本的に暑さには強い方なのですが、歳を重ねるごとに暑さに負ける事も多くなってきました。
というか、だいたい自然に勝とうとしても無駄だな。と思う出来事が多い今日この頃です。
災害にあわれた方、ならびにご家族の方々に対しまして、心よりお見舞い申し上げます。
さて、今月の稼働率です。
稼働率は、月の稼働日数(今月だと23日)×8時間を100%として、その月に決まっている合計工数を割る事で算出しています。参考程度に考えてください。大体150%を超えると、少し慌ただしくなってくる感じです。
今月の稼働率ですが、120%前後となっています。
どちらかというと落ち着いて作業をしています。どしどしご相談ください。
あ、お盆休みのことを忘れていました。稼働日数23日を見ていただければわかるとは思いますが、、
特に決まったお休みを取る予定はございません。
フォント紹介と言うと偉そうなんですが、自分の勉強の為に毎月書かせて頂いています。意見も個人的な意見となりますが、良かったら読んでみて下さい。
「光朝」です。
グラフィックデザイナーの田中一光さんのBodoni愛が高じて、「Bodoniに合う日本語書体が欲しい」と作られた書体だそうです。
さて、どんな書体かを見てみましょう。
光朝
なるほどー。という感じですね。縦横の線のコントラストが確かに「Bodoni」っぽいです。
わかりやすいように、参考にされている「Bodoni」を見てみましょう。
Bauer Bodoni
ちなみに「光朝」の欧文。
うんうん。よく似てます。
まぁ当たり前です。参考にしたんですもの。細かい作りの違いに関しては、派生フォントの多いBodoniが元なので、あまりここでは言及しません。
次は、この書体の真価となる、日欧の混植です。
少し調整したい部分はありますが、とても良くまとまっています。
使い道としては、やはり見出しで大きく使うのが良いと思いますので、好みの調整をしつつ使うのが正しい使い方です。
最上部の見出し画像内の使用例は、字間をたっぷり目にとって組みました。そうする事で、この書体の持つ繊細さが出てきます。
この書体の特徴を活かすには、大きめの文字で大胆にデザインするのが良いと思います。
また、Bodoniのイメージで使うなら、やはり字間をたっぷりめに組み、文字数を削るよう心がける事が大事だと思います。
一方、Bodoniのファッショナブルなイメージではなく、日本語の持つエモーショナルな雰囲気を求める場合、詰め気味で使うととてもカッコ良い堂々とした雰囲気が出せます。(僕がこの書体を使うときは、こっちの使い方が断然多いです。)
さすがは日本のグラフィックデザインの一時代を築いた田中一光さんが作られたフォントだなぁ。と思います。とても魅力的です。
基本的にはBodoniの延長で考えずに、これはこれ。と考えて使うのが正しいような気がしますが、Bodoniに合わせてもしっかり使えちゃう。というすごい書体だと思います。
「光朝」はMORISAWA PASSPORTに入っていますので、是非チェックしてみてください。
ではでは。今月も良いフォント生活(?)をお過ごしください。
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