6月。2017年も半分が過ぎようとしています。ひー。
時の流れの早さに圧倒されますね。
小学生の頃の「あと一ヶ月先」なんていうのは、永遠に来ないような遠い日に思えたものですが。
その頃と比較すると10倍くらい時の流れが早く感じます。
人生の限られた時間。僕はあとどれくらいのデザインを出来るんだろう?と愛おしみつつ、日々仕事をしています。
さて、今月の稼働率ですが、もうなんだか良くわからなくなって来ています。
150%〜200%の間をユラユラしてるんだと思います。が、頑張ります。
先月同様、新規案件は急ぎでなければなんとか受けられるかと思いますが、緊急の案件はお受けできません。
「Palatino」は大層有名なフォントですので、僕が紹介する必要なんてないんじゃないかと思いますが、紹介いたします。
ヘルマン・ツァップさんによって1950年に発表されたフォントです。えっ!1950年!びっくり。
しかし、現代にも通用する、すごく洒落たフォントです。シックでお洒落。
素敵ですよね。紳士っぽいお洒落さを感じます。
kの踵がキュッと上がった感じとか、hとかnとかmの、一番右側のセリフが片方しか出ない「紳士の足」みたいな感じがお洒落です。
THEの合字もお洒落。(TとHがくっついてます)。ただ、同じ“Palatino”という名前のフォントでも、合字が使えるのと使えないのがありますのでご注意ください。全てを把握している訳ではないのですが、少なくとも「Palatino Linotype」は使えます。
ちなみに、上の例文は未調整です。これでもいいですが、見出しに使う場合なんかは少し字間を空けて組むと優美さが増して、高級なロゴのような雰囲気が出てかっこいいと思います。
そしてイタリックも見てください。
これまたお洒落。キュっと引き締まった優美な曲線が素敵です。イタリックで見出しにしても高級感が出てカッコ良さそうです。
最近の流れで言うと、モダンなサンセリフ体を使う感じが好まれるのですが、流行り廃りを乗り越えて1950年から活躍し続けている“Palatino”は、間違いなくこのフォントでしか出せない雰囲気を持っています。
クライアントさんに「明朝体じゃなく、ゴシック体でお願いします」と言われてもめげずに魅力を教えてあげてください。そして「これは明朝体ではなく、ローマン体(セリフ体)です。そして、あなたが“ゴシック体”と読んでいるものは、本来サンセリフ体と言います」と教えてあげてください。(多分嫌われますからね)
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