2021年が無事明けました。新年あけましておめでとうございます!
待望のお正月とはいえコロナ禍ですので、皆様それぞれの方針で過ごされるのでしょうが、僕はせっかくなので何もしない。という理想の正月を実行しようと思っています。餅、眠り、餅、眠り、散歩。
思えば僕が子供の頃のお正月といえば、どこに行っても人気のないがらーんとした街並みこそが、お正月の街でした。
ほぼ全てのお店は営業していませんので、やることのない人たちは親戚の家に集まってカラオケ大会をしたり、河川敷に行って凧揚げをしたり、近所の神社に行って新年のご挨拶をしたり。僕はそんな静かな東京の街が大好きでした。
時代を逆行させるのは難しいとは思いますが、コロナウィルスを鎮める為にも、せめてお正月だけでも日本中を休みにする。という事を政府主導で行うのはどうなのかな?と思っていましたが、中々そういう訳にはいかないのかなぁ。チャンスだと思うんだけどな。
ともかく、2021年がいい年になると嬉しいです。世界が平和でありますように。そして、今年も良い仕事に巡り会えますように。
僕の事務所には、様々なアーティストさんや作家さんの作品を飾らせて頂いていまして、毎月一点づつその紹介をさせて頂いています。
我が事務所に入ると、まず目につく場所に鎮座するこの作品は、日本画家「原島洋二郎」さんの作品です。
事務所に来た方は皆この作品を絶賛して帰られます。また、事務所の雰囲気にも合っているので、うちで個展を開いたらいいんじゃないだろうか。と思っています。
冗談はさておき、この作品は事務所がオープンする前に事務所の顔として購入させて頂きました。事務所の顔なので真っ先に紹介するべきでしたが、紹介するのにはとても時間がかかりました。芸術作品、特に絵は繊細な色がその絵のアイデンティティーになり得るものですし、それを写真で正確に表現するのが非常に難しいからです。できる限り実物に近いように心がけて撮影しましたが、やはり実物とは異なる。という事だけはご理解ください。
岩絵具と銀箔で表現されたこの絵は、2年間変わらずに壁にかかっていますが、何度見ても見飽きることがありません。空とか雲とかを眺めている感じというか、壁に広がる自然を楽しむような気持ちで毎日眺めています。
ちなみに、額縁も原島さんご自身が事務所に合わせて製作して下さいましたので、本当に事務所にピッタリきています。
作者の原島洋二郎さんは、描く絵の素晴らしさは見ての通りですが、uoriという素敵なギャラリースペースを運営されていて、そこで出会える作品も毎回とても素晴らしいのです。機会があれば是非、どちらもご覧ください。
フォント紹介と言うと偉そうなんですが、自分の勉強の為に毎月書かせて頂いています。意見も個人的な意見となりますが、良かったら読んでみて下さい。
今回紹介するフォントはその名も“modernline”。本当にモダンのかどうかは人それぞれの感じ方になると思いますが、僕はあまりモダンだとは思いませんでした。ぃゃ、貶している訳ではありません。とっても素敵なフォントです。
見てみましょう。
サラサラっと万年筆で走り書きしたような書体でとってもかっこいいですね。筆の動きがわかるようなリアルさがあります。また、この書体には、下のように装飾をつけることができます。
foxの“x”と最後のdogの“g”に装飾をつけてみました。使い方は、装飾したい文字だけ“modernline tail”というフォントにすると、装飾された文字となります。これを入れることで、少しリズムを変えたりする事が出来るようになっています。恐らく文の最後の文字に使用する為にあるのだと思います。フォント名に“tail”がつくし。
このように、サラサラっと書いたようなフォントは、主に装飾というかアクセントのように使う事が多いのですが、この書体もその一つとしてストックしておくと、大変役に立つと思います。モダンなサンセリフ体やローマン体との組み合わせで、スッキリとした中にも人間味や暖かさを加える事が出来て素敵です。
Creative MARKETで購入する事ができます。
さてさて。2021年が始まりました。今年もまだまだ先が読めない状況ではありますが、どんな未来だったとしても、楽しく過ごしていけるようにしたいですね。それには、コツコツと努力を重ねる事が大事なので、さぼらず頑張りたいと思います。
今年も1年間、EMDesignsをよろしくお願いいたします!
あ!そういえば今年は11月で10周年を迎える年でした。なので11月には何かするかもしれませんので、乞うご期待!ではでは。
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