凍てつくような寒さが続く中、かねてより噂されていた第六波がやってきましたね。感染者の数が多いのは、今回(オミクロン株)の特徴のようですが、反面、重症化しにくいという噂もあります。実際の所はどうなっているんでしょうか?殆ど人と会わず、一人で仕事をしていると、社会の動きに疎くなりがちです。
そういう時に情報源となるメディアに注視していても、どの情報が正しくて、どの情報が誤っているのか?がはっきりせず、結局よくわからないままコロナ禍の2年余りを過ごしています。よくわからない。という事は問題ないとも捉えられますが、やはり少し気持ちが悪いなぁ。なんて思ったりしているのですが、恐らく誰しもがそう感じていて、多分どこにもはっきりとした情報がないんだろうなぁ。と思っています。これだけ情報の溢れる社会なのに……
段々と状況は良くなって来ているはずなのですが、社会全体が少し疲弊しているように感じたり、意見の違いによって分断が起こっていたり。やはりコロナ禍の悪い影響は散見されます。
でも、結局のところ我々が出来ることというのは、いつもそんなに違いがなくて、コツコツと自分がすべきことを各自がやっていく。ということに尽きるんだと思います。意見の違いを言い争っている程無駄なことはなくて、せめて歩み寄って、自身の活動に支障がないようにしていく。つまりはそれぞれの立ち位置での努力に帰結して行くのだと思っています。
自分の意見は自分が信じていれば良い訳で、それ以外の考え方に対する理解も出来れば、仲良くならなくとも、少なくとも共存は出来るよなぁ。と思うんです。平和が一番ですからね。
あ、いよいよイベントは今月です。是非お越しくださいー。
フォント紹介と言うと偉そうなんですが、自分の勉強の為に毎月書かせて頂いています。意見も個人的な意見となりますが、良かったら読んでみて下さい。
先月に引き続きの日本語ゴシックを紹介します。先月“あおとゴシック”を紹介していて、ふと「日本語ゴシック体を明確に使い分けるのって難しいかも」と思いました。日本語ゴシック体を使用する機会は多いのですが、そこまで明確に使い分けられていなくて、使い慣れているものを使いがちなので、少し掘ってみたいなと思いました。暫く日本語ゴシックが続くかも(続かないかも)。今月は“筑紫ゴシック”をご紹介します。
“筑紫ゴシック”は、L,R,M,D,B,E,H,Uの8ウェイト構成となっています。8種類もウェイトがありますから、様々な箇所に使用可能です。自分は何故かUは持っておりませんでした……
柔らかな曲線が特徴的で、温かな人間味や筆使いを感じさせるフォントです。日本語ゴシック体は主にはモダンでシンプルな雰囲気を目指したものが多い中、あえて人間味を加えて作ったような印象を感じさせます。
“匂”の巻き込むようなカーヴ、前屈みの人を連想させる“る”、反対に腰をそらしているような“そ”とか、人体の動きをみているような面白みもあります。“む”なんかも、人体の動きにとらえると、とても面白くないですか?カーヴの張り出し方や巻き込み方、文字のバランスが特徴的です。かなが魅力的だなぁ。
今度は、他の日本語ゴシックフォントと比較してみます。上から“筑紫ゴシック”,“新ゴ”、“中ゴシック BBB”です
文字のバランスはクラシカルなタイプで、漢字が大きくてかなが小さく、文字によって幅も様々で、自然なリズムが生まれて読みやすいと思います。欧文フォントも下記の通り、綺麗にまとまります。
うーん。素敵なフォントでしたね。
なんとなく日本語ゴシック体はモダンなものを。と言う先入観があって、そういうものばかりを使いがちだったのですが、ここ最近になって、ようやくこういう味のあるフォントの良さがわかってきました(遅い)。
それぞれのフォントの適切な使い方ができるように、違いを日頃から意識しておくのはすごく大切なことだなぁと思いますし、慣れたフォントしか使わないのは勿体無い(まさに僕)ので、こうして毎月一回でも強制的にフォントを調べる事が、役に立っているなぁ。と思います。皆様も是非。
こういう文章を書いている僕が言うのもなんですが、文章を読むよりも、自分で調べたほうが100倍役に立ちます。
しかし、今年ももう一ヶ月が過ぎてしまいましたね。本当に早いー。去年から着々と準備をしていたイベントもいよいよ今月から始まります。皆様。見られるチャンスは10日間しかありません。東京西部に現れるイーハトーブに、ぜひお越しくださいませ。
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