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ヒラギノ角ゴの安心感・不安感2017.9.1

2017年9月

八月の三分の二が雨降りでした。
水不足はとっくに解消され、庭の苔が美しく生えそろいました。
冷房の無い僕の仕事部屋は快適で、仕事はしやすかったような気がします。

でも、さすがに太陽の光をこれだけ浴びていないと、心にくるものがありました。
「心というものは一体なんなのでしょう?」とかおじさんが思春期みたいな事を考え始めてしまうくらい、太陽が恋しかった八月。さて、九月はどうなるでしょう?

今月の稼働率

さて、今月の稼働率です。
稼働率は、月の稼働日数(今月だと20日)×8時間を100%として、その月に決まっている合計工数を割る事で算出します。

今月の稼働率は140%となっております。
まずまず埋まっておりますが、200%までは何とか耐えられますので、急ぎの案件でなければ問題ございません。お問い合わせください。

今月のFONT紹介は「ヒラギノ角ゴシック」

超ポピュラーな書体で、デザインをやっている方なら知らない人の方が少ないかと思います。言わずと知れたMacに標準装備されていて、CSSのフォントファミリーでも真っ先に書かれる事が多いフォントです。

「そんなフォントを今更紹介する意味あるんですか?」と言われるかもしれません。うーん。
でも、デザイナーとして活動していると、たまーに「ヒラギノ角ゴなんて使いやがって。手抜きか?」みたいな声を聞く事があったりします。
特に「俺は少しデザインをやっていた事があるんだぜ」という人がそういう傾向があります。そういう人に読んでほしいと思って、書かせていただきます。

テーマはタイトルにもあるように「ヒラギノ角ゴの安心感・不安感」です。

ヒラギノ角ゴ Std W0

ヒラギノ角ゴ Std W0

ヒラギノ角ゴ Std W3

ヒラギノ角ゴ Std W3

ヒラギノ角ゴ Std W6

ヒラギノ角ゴ Std W6

ヒラギノ角ゴ Std W9

ヒラギノ角ゴ Std W9

キッチリ、カッチリしてますね。一言で言うと「真面目な書体」だと思います。

隙が無いというか、どんな文章を打ってもカッチリと見えます。「この形、変だよな」というのが本当に無いです。
今回のタイトルの「ヒラギノ角ゴの安心感・不安感」の“安心感”はまさにそれです。しっかりとした安心感のある印象にしたければこのフォントを使えば間違いない。

ウェイトも増え続け、W0〜W9まで揃っていて、非常に使いやすいです。
W0を見出しで使えばとてもモダンなイメージになりますし、W9を使えば真面目なイメージを保ちつつインパクトのあるイメージにすることも可能です。

しっかりとした印象を求められている場合、この書体を使っておけば間違いないです。まさに安心。どんどん使うべき書体です。

では、“不安感”って?

それは、このフォントが優秀すぎたり、有名すぎたりするからなのか、使いたがらない人(使ってはいけないと思い込んでいる人)が一定数います。(使ったら怒鳴られた事があります)

こんなに素晴らしいフォントなのに勿体ないですよね。
どうしても「メジャー嫌い」という人は一定数いますので、そういう人がクライアントさんだった場合は、仕方がないので早々と他の書体を探した方が良いとは思います。

でも「有名過ぎて使うのが恥ずかしい」みたいに遠慮していると勿体無いですよ。という話です。
全然恥ずかしくないです。むしろ、そういう思い込みの方が恥ずかしい。

僕は原則「ダメな書体などない」と思っています。“ダサい書体”もありません。そう見える場合、使い方がダサいだけです。
使い所があるかないか?使いやすいか使いにくいか?ということはあると思いますが。

適材適所で書体を活かして使う事は、デザイナーの大事な仕事です。
変な偏見に囚われずに、書体の持つ特徴を最大限に活かしていけるようになりたいですね。
偉そうに書いている僕もまだまだ未熟ですし、これから覚えなきゃいけないことも沢山ありますが、皆様の不安感を少しでも払拭したり、偏見を少しでも解消できたら。と思い書かせて頂きました。

もう一度言います「ダメな書体などない」

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