inter a winter

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2021.12.01

2021年12月

師走がやって来ましたね。いよいよ恐怖の冬の到来です。僕はとにかく毎年、この12月の寒さが一番辛いと感じます。体が追いついていなかったり、色んな習慣を冬仕様に整えるのが追いつかなかったり。あーブルブル。ぶるっちゃう。
そして最近はあれなんだ?オミクロン?もうすぐお正月だからオミクジとややこしい(くない)ですね。ブルブル。気をつけて大事なお正月をちゃんと過ごしたいですね。

しかし、今年はそのオミクロンもありますし、そこまで忘年会のラッシュということもないでしょうから、落ち着いた年末を過ごせるのかもしれませんね。あれ?去年ってどうだったっけな?なんとなくですが、今よりは不安な気持ちの方が多かったような気がしますので、徐々にコロナウィルスに関しては好転しているのかもしれません(そうだといいな)。

話は全然変わるんですが、最近、事務所の植物の葉を湿らせるために使っていた霧吹きが壊れてしまいました。あー困った。ということで、霧吹きを物色していたのですが、びっくりしたことに今はスイッチひとつで「シューーーーーー」と霧が出続けてくれるすごい霧吹きが売られています。しかも2,000円ぐらいで。充電式です。こりゃー便利だ。増え続ける植物の世話に手を焼いておりました(楽しいけど)が、これでだいぶ楽になりました。

今月のFONT紹介は“inter”

フォント紹介と言うと偉そうなんですが、自分の勉強の為に毎月書かせて頂いています。意見も個人的な意見となりますが、良かったら読んでみて下さい。

今月は、久しぶりの欧文書体をご紹介します。しかもみんなに優しいGoogleフォントからのご紹介!とはいえ、僕もこのフォントは、他のデザイナーさんから教えて頂きました(ありがとうございました!)。なので、自分も使ったことがないフォントを調べながらのご紹介となります。

では早速みてみましょう。interは”thin”から“black”までの9ウェイトがあります。

inter thin

inter ExtraLight

inter Light

inter Regular

inter Medium

inter SemiBold

inter Bold

inter ExtraBold

inter Black

わーお。過不足ない。Helveticaにとても近い汎用性の高いサンセリフ体となっています。このフォントを作った方は、元々、同じGoogleフォントの“Roboto”を使用していたそうなのですが、使い勝手の悪さを感じ、使いやすいフォントを作ろう!と、仕事の空き時間を利用して作ったそうです。すごいなぁ。

小さいサイズでも可読性にこだわって調整してあり、文字のバリエーションもいくつか用意されています。

interデザインのバリエーション

数字は1,3,4,6,9に別バリエーションがあり、小文字のrとaもそれぞれ()の中が、別バージョンです。rは分かりにくいのですが、僅かに横線が長くなっていて、小さいフォントサイズにした際の可読性に違いが出てくると思います。

inter 大文字

大文字も大変カッコ良いですね。RがHelveticaとは違い、足がまっすぐになっていますが、今はHelveticaでもまっすぐな足のRが入っていますので、なかなか見分けるのが難しいですね。大文字のGの右側が下に飛び出していないのが、見分けやすいポイントです。また、小文字もよーく比較してみると、Helvetica nowよりもふところ(文字内の隙間)が狭く、字の幅も若干コンパクトで、昔のHelveticaに近い形をしています。
なんにせよ、無料で使用できるフォントが、これだけレベルが高いことはありがたいですね。

そして、Googleフォントという事は、無料でウェブサイトにも使用できる。という事で大変ありがたいですね。今はまだ、ウェブサイト上での自動の文字詰めに対応していないのが残念ですが、いつかは対応してくださいますよね?google様。いやぁ有難いです。(いつか有料になったりするのかな)

さてさて、いかがだったでしょうか?
今回は自分が紹介されつつ紹介を行う。というか調べた事をそのまま書いた勉強ノート的な感じで、いつもながらとても勉強になりました。ウェブフォント界隈は、まだまだこれから良くなっていくのだろうな。という感じがヒシヒシと感じられてワクワクしましたし、こういうフォントが増えていくと、更に美しいウェブサイトが増えていくので、とても良い事だと感じます。

いよいよ残すところ一ヶ月となりましたが、オミクロンにかからないように気をつけて過ごしましょう。では、良いお年をー!ってまだ早いか。頑張りましょう!!

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