早い。本当に早い。もうこんな事ばっかり言っている気がするのですが、本当に時が経つのは早い。もう5月です。準備は出来ていますか?(なんの?)
それにしても、またしても緊急事態宣言が発令されましたね。ここまで沢山あるともはや緊急じゃないような気がするんですけど、ともかく大変な事が起こり続けている事は間違いないです(やっぱり緊急か)。色んなことに対して思うことはあると思いますが、やはり大事なことは感染しない。させない。という心づもりでの行動をコツコツするしかないんだと思います。自分の責任の範囲内で判断し、行動していくことでしょうかね。その結果感染するのは仕方ない。ワクチンの接種も始まりましたので、その効果も出ると良いですね。
そんな緊急事態宣言に入る直前、僕は北海道に行ってきました。北海道といっても函館ですので、いわゆる北海道!という雄大な景色とは違うのですが、港町特有の洒落た雰囲気のある素敵な街でした。坂も多いのですが、雨の石畳の急坂で、レンタカーのタイヤが滑って登れないというアクシデントがあったりしましたが、それも旅行中の出来事ということで楽しい記憶となっています。
上の写真は大沼公園という所で撮影したものです。やはり北海道の気候ですので、まだまだ寒く4月に撮った写真には見えませんね。雨の景色でしたが(旅行中ほとんど雨でした)、それぞれの境目が溶け合うように美しかったのが印象的でした。
それはそうと、うちの事務所に内見に来ていたツバメさん。今年はうちの事務所には営巣せず、他の軒先を選ばれました。寂しいけど立派なヒナを育てておくれ。
フォント紹介と言うと偉そうなんですが、自分の勉強の為に毎月書かせて頂いています。意見も個人的な意見となりますが、良かったら読んでみて下さい。
今回紹介するのは“Bilo”。Adobeから発表されているモダンサンセリフ書体です。この書体は「WEBフォントとして使える良いフォントないかな?」と探していて見つけました。
まずは見てみましょう。
うわぁ。沢山。
続いてイタリックです。
ウェイトが8種類ずつと豊富で、こう並べるとグラデーションが見事で圧巻ですね。
モダンでシンプルな線を持つサンセリフ書体で、どちらかというと可愛いらしい部類になります。画像で表示するとRetinaディスプレイじゃないとかすれてしまうぐらい、超極細のHairlineが入っているのが現代的なポイントですね。また、そのHairlineですが、Webサイトで使用した際にも極細の線が綺麗に出ることも大変嬉しいポイントです。そこら辺はさすがAdobe様。無料のウェブフォントを使うと、デザインで綺麗な線でも、コーディングしてブラウザで表示したら線が汚い。なんて事もしばしばですから大助かりです。
イタリック体は、fの下線が大胆にズボッと下へ突き出ているのが良いですね。「可愛いだけじゃないんです」と言わんばかりです。
また、この書体はまだまだ隠し持っているものがあります。
文字バリエーション違いが入っているのですが、yのディセンダー(ベースラインより下の部分)が、明らかに変です。左の線から伸びてますよね、これ。
その他にはfやtの左線がなくなっていたりしますが、ともかくyに個性が強く出ていて、読んでいて「ん?」と思うくらいの個性となっています。
それだけではありません。
何故か犬のグラフィックが入っています。中にはウンチしているものもあったり、かなり遊んでいますね。これは実は作者の飼っている犬のようで、書体名の“Bilo”は犬の名前のようです。とても微笑ましくて、それを知ると少し書体の可愛さとかを含めて愛おしく感じますね。yの個性も犬の性格なのかな?とか尻尾なのかな?とか、また別の楽しみ方が出来ちゃいます。
自分がこの書体を知ったのは、単純にWEBフォントとしての使い勝手を優先して、求めている雰囲気に近かったからでしたが、調べていくうちにワンちゃんの話を知ることが出来たりしたので、より愛着を持って使う事ができるようになった気がします。良かった。
さて、今日はこの辺で書体の紹介は終わりー。
緊急事態宣言でどこにも行けなくなってしまった方も多いかと思いますが、映画を見たり読書をしたり、自分の興味のある事を調べてみたり、いつもは出来ない部分を掃除したりしても有意義に過ごせそうですね。
僕はゴールデンウィークもほぼいつもと変わらずに仕事をしております。案件の相談もいつでもどうぞ〜。
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